FCコペンハーゲン 2-1 カラバフFK
試合に勝ったが、負けた。ある意味1年間を左右しうる重要な試合だっただけに、観戦2試合目とはいえ酷く落胆している。
まあつまりどういうことかというと、CLプレーオフのホームアンドアウェーの第2戦目で、1戦目を0-1で落としていたので、なんとしてでも2点差以上での勝利をもぎ取らねばならなかった。
しかし相手の固いブロックになすすべもなく、後半終盤は決定機もなく試合終了。
土曜18時キックオフの試合に7000人しか集まらないのに、水曜20:45キックオフの今日の試合には2万人以上が集まる、ということからしても、このゲーム、いやCLという大会の重要性が伺えた。それだけに本戦に出れなかったのが悔しくてたまらない。
前回の試合はどんなチームか、どんな選手がいるのかを知るためにバックスタンドでじっくり観戦したが今日は日本と同じような位置で応援。
メインスタンドから向かって左側のゴール裏、通称Sektion12ではURBAN CREWというサポーターズグループが応援を仕切っていて、それに周りが乗っかる、というスタイルなので割と馴染みやすい。
前節のゴール裏。
ちなみに余談ではあるが、向かい側のゴール裏はファミリーシートとなっており、バックスタンドよりは安価でかつ子連れがのんびりと観れる仕組みになっている。
歌詞は分からないが、とりあえずノリで歌い、肩を組み、拍手、ブーイングをする。応援における意思表示が基本的に世界共通なのは当たり前だけどありがたいよね。
ゴールが決まれば見知らぬ人と熱い抱擁を交わし、ビールが飛び交う。
負けたことは悔しいが、リーグ戦は始まったばかり。まだ始まっていない国内カップ戦と、リーグ戦を制すための戦いはまだまだここからなのである。
いずれにせよ、試合前にちょこっとビールを飲んで、煙と酒の匂いが充満した空間の中で喜怒哀楽を前面に押し出す90分間が日本から数千キロ離れたここコペンハーゲンでも味わえてよかった。心からそう思う。これだよこれ、フットボールジャンキーの週末はこうじゃなきゃ!