備忘録

書きたいことや思ったことの殴り書き。

盗難に遭いました。

こんばんは。試験二日前です。

やばさを感じているのか、というとそんなこともなく、とりあえず出題範囲の一通りの復習を前々日までに終わらせたのでいうてなんとかなるでしょう位の気持ち。

ちなみにテストは20分の口頭試問だそうで、これはデンマークのスタンダード。とくに理系だとほとんどの授業がこのテスト形式をとっているように思えます。

とにかく20分間質問をされては答えるというのを繰り返すらしい。実際この試験形式が一番不安ではある。

 

で、そんな不安をよそにダービーマッチを見に行ったわけですがそれも正直どうでもよくて(首都クラブの試合内容はどうしてこうなんだろうか)

 

えーっと昨日盗難にあいました。

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TEBIRKESとかいうめちゃくちゃ美味いパン

さてさてここに来て早2ヶ月半。外食はクソ高いからしないにしても、なんだかんだほぼ毎日インスタントを使わずに自炊しているのは、日本で全くしていなかった身としては少し意外である。

自炊の時に気をつけているのは、野菜と肉と主食をきちんと取ること、微妙な量が残らないよう、一食食べ切りの量にするか、めっちゃたくさん作るかのどっちかにすることくらいで、朝飯は作るのがめんどくさいので大抵夜ご飯を多めに作ることにしている。

ただ、ここに来て朝飯を作るのがめんどくさい→ご飯を多めに作ろう、ではなく、朝飯作るのがめんどくさい→パン買えばいいじゃん、に切り替わりつつある。

というのも、外で既製品を買うのは基本的には高いのだけれど、FaktaやNetto、Lidlなどの庶民派スーパーには基本的にパンが5~10Krという極めて経済的な値段で売っているし、FaktaとNettoなら20時以降(場所によっては19時以降)ならパンが半額。つまり3つほど買っても10Krとかいう超経済的な値段で購入できる。朝ごはんを作り、洗い物をするコスト、時間を考えるとパン買うのも悪くないなと思い始めてしまったのである。

しかしながらそれ以上に、友人に教えてもらったTebirkesとかいうデンマーク特有のパンを知ってしまったことが大きすぎる。

honestcooking.com

こいつね、マジおいしい。焼いた方が無論美味しいのだろうけど焼かなくても十分いける。デニッシュ生地の中にアーモンド系のペーストが入ってて、上にけしの実がかかってるパン。どこのスーパーにも売ってて、最寄りのFaktaのは少し甘ったるいから敬遠してたのだけれどLidlのは甘さ控えめでめっちゃ美味しい。友達によるとNettoのもいいらしい。

余談ですがデニッシュはDanish(Denmarkの形容詞形)から来てるらしいですね、発祥はオーストリアとかいう話もありますが。

結果としてここ最近はTebirkesを毎日買ってしまっているし、なんなら明日の朝食は残った回鍋肉とTebirkesとかいう意味のわからない組み合わせだったりします。

デンマークに来た際はTebirkesを食べてみてはいかがでしょう?

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デンマークの菓子パン系は全体的に甘めですがLIDLのパンは割と甘さ控えめで日本人向き、だと個人的には思う。

 

コペンハーゲンで髪を切る

※下にちょっと有益な情報を追記

海外で髪を切るのは2回目なんですが、コペンハーゲンでは初。

普通の美容院は日本と同じかそれより高いくらい。移民系のやってる床屋が100kr前後なので安め。あとは理髪専門学校の生徒が切ってくれるところが多分最安だけど出来の保証はなし。

 

というわけで髪を切ってきました。

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転機

最近はApple Musicに入ったのでいろんな音楽を聞いてます。日本の音楽ももちろんながら、友達の国の流行ってる音楽とかを教えてもらって聞いてたり。ドイツのロックはすげえドイツっぽくて好き

 

日本の音楽だとこれが個人的に一番きてる

最初から最後までけっこう普通に居そうなバンドなんだけどアボカドのインパクトが強すぎるんだよな。アボカドぶん投げたんだな。

 

この前2018年に行われるU23アジアカップの予選組み合わせが発表されて、2年前の同大会を思い出す。ある意味では今の自分の原点のような日々であり、どう考えても自分の大学生プランが大きく変わった1ヶ月だった。

自動代替テキストはありません。

 

大学1年生、部活に入っていたためほとんどサッカーは行けずじまいだったけれど1月にオフがあると知って、初めてのバイト代で21日間のひとり旅を決意。カタールというよくわからない地への航空券を衝動買いしたのが2015年の夏。

今でこそめちゃくちゃ気軽に海外に行っているけれどこの時点ではまだ一人旅などしたこともなく、海外のホテルってどうすればいいの?トランジットってどうするの?何持っていけばいいの?状態で今思えば「航空券とっちゃえばなんとかなるやろ!」ってなかなか思い切ったなぁと。

で、出発。出発前日に経由地のトルコで大規模な爆破テロが起きてビビリまくりながらもなんとかカタールに到着。世界一つまらない国と称された国は予想通り観光面ではあまり面白い国ではなかった。というか、一人旅1発目にはあまりにも強烈すぎた。まず徒歩移動というものが致命的に向いてない国。そしてバス移動。これは現地の労働者しか使ってないのでよくわからない。慣れないイスラム圏。アラビア語の羅列。薄汚い街。そして最も苦労したのがとにかくぼったくりまくってくるタクシー。

ホテルに泊まるお金もなかったためCouchsurfingで見つけたカナダ人のおじさんの家に居候していたものの、ここが辺鄙な場所だったこともあって最初の数日でかなりカタールに懲り懲りしたというか、疲弊して早く帰りたいって思ったのが正直な感想。しかも一人できているので試合の日以外は暇。ショッピングモールはたくさんあるからいろいろ回ってみるも、入ってる資本は皆同じ。入口の近くにはだいたいコールドストーンクリーマリーがある。

んで、前述したとおり困ったのがぼったくりタクシーだったのである。なにが困るって、白タク(違法タクシー)はもちろん、Karwaっていうちゃんとした会社の運転手でさえ余裕でぼったくってくる。遠回りはするし、メーターは止めるし。動かせっていったら逆上するし、わざわざいきたいところじゃない場所に連れて行かれるし。そんなのが着いて初日から何回も続いたので「んだよカタールなんて大っきらいだしこの南アジア系の運転手も揃いも揃ってぼったくるし性格悪すぎだろ」くらいに思っていたのだけれど、

ある日のタクシーにて、いつものように勝手に途中でほかの客を乗せ始め(かといってひとりあたりが安くなるわけではない)、彼らを降ろしたあとに、「どこから来たんだ」「仕事か?」と聞かれる。東アジア系がめずらしいのでわりとよくある質問なのだが、その際に「日本からサッカー見に来たよ」っていったら「日本人は金持ってるでしょ、だから多く払うべき」とかいうまあタクシーのメーターなんてなかったかのようなことを堂々と主張しだしてそのときは「はぁ?」ってなったんだけれど、多分ぼったくってきた運転手みんなの思っていることだったんだろうなって今は思うし、旅の21日間でいろんなひとからカタールという国の闇深さを聞いているうちに、彼ら運転手のことを悪く言うのはやめにしようと思った。そんなカタールでの初めての気づきは、退屈で、不便な国だったからこそ生まれた発見だったと思うし、世界には自分の知らないこと、ネットからは得られないことがたくさんあるということを自覚させられたものだった。

 

で、目的のサッカーも、日本代表の優勝で締めくくり。このチームは、このチームを見ているサポーター、プレイしている選手、そしてスタッフの全員が、「どんなにチームが窮地に立たされようとも、絶対にまだ行ける」と思ってた、本当に諦めない集団だったと今でも思う。そしてなにより手倉森さんの采配が痛快だった。意図してることはよくわからなくても、ぴたりと当たる、競馬で1000万円賭けて全部スる勝負師ならではの采配だったと思う。そんな魅力的なチームが優勝した瞬間、それまで考えもしなかったリオデジャネイロ行きを本気で考え始め、仲間に声をかけ。

 

結局部活は辞め、ブラジルへ行き、「いつか留学できればいいかなー」くらいに思っていた考えはブラジルをとおして「今申し込むしかないな」という思いに変わり、今に至る。リオ五輪デング熱で40度の高熱出したりカード止まったり飛行機飛ばなかったりいろいろ大変だったけど間違いなくあの30日間は人生で一番濃い1ヶ月だったなと。

衝動買いした航空券が、インド人の運転手の嫌味が、手倉森監督の采配が、ブラジルであった人の一言が、自分の人生をすこしずつ動かしていて今に至ると思うと面白いなぁと感じるわけです。で、全てのことの背景にあるフットボールとかいう最高のスポーツ、最高。

10月下旬。

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7:30なのにまだ暗闇で北欧の脅威を感じつつある10月下旬。

 

この時間に登校しなきゃならないのもキャンパスがコペンハーゲンから20キロ西のTaastrupという田舎町で行われるからなのですが、そんな授業も今日合わせて残り3回。2週間後には完全におさらば。

冷静に考えると日本での通学距離とさほど変わらないし中高は5時起きで1時間半かけて通っていたはずなんだけれど、やっぱり本来のキャンパスがチャリ15分で着く場所にあるのに1時間以上かかる場所で授業受けるってのは精神的にきつい

 

この「北欧の冬」が近づいていることを実感するたびに、オリエンテーションで言われた、一般的な留学生の精神状態の推移を思い出す。

まずはじめに「ハネムーン期」といって何もかもが目新しくてハッピーな時期がしばらく続く、と。

で、しばらくすると倦怠期ではないけれど、ホームシックになったり精神的にきつい時期が続き(さらに北欧はじめヨーロッパだとその期間太陽をほとんど見れない)、

徐々に回復していった頃には帰国が近づき、留学先から帰りたくない!となっているというもの。

 

2ヶ月が経ってさて自分はどうかというと、太陽が見えないのはウンザリだけれどそこに関しては9月から既に気が滅入ってるし、地元に対する思いも留学した時から一定の値を保っている気がする(むしろ前に比べて落ち着いたかもしれない)

少なくともホームシックにはなってない。

今思えば小学生の頃は3泊のキャンプとかですらホームシックになっていたのだから、人間って成長するもんだなあと笑 

 

あとは授業に慣れてきたのがとても大きい。最初は5人だけの授業だわ、試験は口頭だわ、グループで実験してレポート6個書くわ、若干興味のある部分から逸れているわ、で場所以外にも絶望的な要素はたくさんあったけれども、今はいい意味でリラックスして授業に臨めている。

というわけで、自分的には最初にどん底が来てて、2ヶ月かけて復活したという感じ。ここからどうなるかはいさ知らず。

 

アイスランドを車で旅してきた

スマホだと写真が見れないらしいので写真を見たい方はPC版で見てください

1週間の秋休みを利用して、同じ大学から留学に来ている7人でアイスランドに行ってきました。アイスランドといえば氷河やフィヨルド・火山などの大自然に加えて、温泉や野生動物など、様々な魅力があります。しかし、今回の旅の最大の目的はオーロラを見ること。旅の期間は10月17日から10月21日までの5日間。最終日は早朝便で帰るので実質4日間。はたしてオーロラは見れるのか…!?

  • 旅の概要
  • 1日目:ケフラヴィーク→レイキャビク(136Km)・オーロラ予報(Level2)
    • Iceland Phallological Museum
  • 2日目:レイキャビク→シンクヴェトリル→フラトレイリ(606Km)・オーロラ予報(Level4?)
    • シンクヴェトリル
  • 3日目:フラトレイリ→ディンヤンディ→アルナルスタピ(648Km)・オーロラ予報(Level4)
    • ディンヤンディ滝
  • 4日目:アルナルスタピ→スナイフェルスヨークトル→レイキャビクブルーラグーン→ケフラヴィーク国際空港(348km)・オーロラ予報(Level2)
  • まとめ
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いろいろな目線

あま
将来やりたいことは一体どうアプローチすればいいのだろうか、と思っていたところで自分のやりたいことにとても近いTEDの動画がアップロードされていました