備忘録

書きたいことや思ったことの殴り書き。

春学期の始まり。

気づいたら新学期。

なんやかんやいいつつ始まってみると次々と押し寄せてくる課題に辟易するものである。

 

ケニアに行く授業を取るつもりだったのだけれど、春学期後半に取ろうと思っていた授業がキャンセルになってしまったことや、その他いろいろな懸念事項があったために断念しました。

春学期の前半にとっている授業は二つ。East Africaっていう授業とAcademic Englishという授業。

East Africaというのは文字通り東アフリカと呼ばれる地域についての授業。生物学の授業なのだけれど、7週間、週9時間で東アフリカの考古学から生態系、民族・政治・宗教・考え方などあらゆる分野について勉強するという授業。終盤にやるべきことがとても多そうで辛そうだけれど、東アフリカについては小学生の頃から憧れを抱いていて、今でもアフリカ、とくにこの地域への興味は薄れていない自分にとっては良い授業。

アフリカ相手の開発案件ではしばしばお互いの意思疎通が取れない(宗教などが絡んでくる思想の違い)とも聞くので、そういった面でも役に立ちそうかなと思う。

 

もう一個のAcademic Englishも自分にとってはいい授業かなと思う。Speaking力はまあ足りないんで適度にディスカッションの機会を設けてくれるのはありがたい。でもやっぱりWritingの部分が一番期待大。ライティングに関しては一番自分ではどうしようもないというか、文法が正しい正しくないというよりも、どういった英語が学術的なのかが分かっていないので、それをレクチャーやエクササイズ交えて教われるのは良い。

 

IELTSとかのWritingのセクションのコツみたいなのを本で見てみると、「簡単な単語ではなく難しい単語なども使ってみましょう」みたいなことが書いてあったりするんだけれども、実際にAcademic Word Listなるものがあることをこの授業を通して初めて知った。

www.oxfordlearnersdictionaries.com

たとえばこれとか。

Academic Phrasebank

こんなのもあるらしくて、これはツイッターで回ってきてた。

意識的にこういった中から単語やフレーズを使っていけば段々とライティングのスキルも上がるのかなぁと思ったりしている。

 

あとはこんなテストもやったり。

www.surveymonkey.com

日本語版はなかったので英語版。ハニーさんとマンフォードさんが考案したアンケートで、80問に答えると自分の学習スタイルがわかるというもの。Yes/Noのアンケートなので答えやすいとは思う。たまにどっちとも言えない質問あって困るけれど。

結果は現実主義者にやや強い嗜好、次に活動家、といった感じでまあなんとなくあたってはいるかなーという感じだった。たしかにいろんなことに手を出してみるけどわりと飽きっぽい、という点では活動家にピッタリ。現実主義者なのかどうかはわからないけれども、実現性(Feasibility)を問うことは多いかなと思うし、実際の用途とかがわかっている方が興味が沸くな、とも。

これの結果を元に自分の強み弱みみたいなのが可視化されるので、もし興味があったらやってみるといいかもしれません。

 

授業はまだまだ苦痛を伴うなと思うけれど、それでも知らないことを知れるというのは楽しいし、それが自分の興味のあることであればなおさら。今学期もやっぱり勉強メインで頑張ってみようかなって思いました。

Ærø(エーア)島旅行

kerompa-tokyo.hatenablog.com

こんなことを書きましたが、結局いろいろ予定が立て込んで来たりで、確保できたのは1日だけだったので、その1日でフュン島の南部に位置するスヴェンボーという都市からさらに船で1時間いったところにあるエーア島という島へ日帰り旅行してきました。

目的という目的はないんですが、この島のÆrøskøbingという村がデンマークのなかでも特に美しい小さな村といわれていたので、せっかくなら訪れてみようと。

この島へ行くにはスヴェンボーというフュン島南部の都市まで電車orバスで行ったあと、さらにそこから1時間に1本の船に乗る必要があります。

ということでまずはスヴェンボーという都市まで。行きは安い電車がなかったのでフリックスバスでここまで。都心部で降ろされると思ったら高速の脇で降ろされるトラップ。まあそんなに遠くなかったのでよかったですが。

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スヴェンボーという町は聞いたことはなかったものの、ここら辺の街の中では結構大きいようで、土曜日ということでショッピングを楽しむ地元の人でにぎわっていました。よさげなお店も多かったのですが、船の時刻が差し迫っているということで急いでフェリーターミナルへ。フェリーターミナルにはチケット売り場のようなものはなく、かといって乗客専用の乗り場も見つからなかった*1ので途方に暮れてると、車のところから入っていいよと(笑)

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そんなこんなで何とか船に乗り込む。車が載るサイズなので比較的船は大きく、この船にも一応食堂がついていました。味はイマイチ。

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小さい会社だとこんなもん。Scandlinesとかだとかなり豪華。

スヴェンボーからエーアスコビングまでは往復で80クローナ。船の中で往復チケットを買うことになります。

 

船に揺られて70分、やっとエーアスコビングへ到着。ついた時点ではそれなりの雪。雪の粒自体は小さいんだけれど、あられのような粒で、しかも強風なんで痛い。

エーアスコビングに着くや否や、目に入るのはカラフルな家々。ほとんどが普通の住居だというのだからすごい。逆に言うと、ほとんどが普通の住居なのでショッピングとかご飯とかはあまり期待しないほうがいいかもなと思いました。でも歩いてるだけで意匠を凝らした様々な家が次々と現れるのでとても楽しい。

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1時間ほどエーアスコビングの街を散策した後は、これまたカラフルな家々が立ち並ぶVesterstrandというところへ。ここは砂嘴のような出っ張った部分にカラフルな家々が等間隔で立ち並んでいる不思議な場所。夏はビーチになるようなので、たぶん家は夏限定で個人で使われている、という感じなんでしょう。

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遠景

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近づくと

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曇ってても十分絵になる。

ここに行くには海岸沿いを歩いていくしかないのですが、湿地になっているので歩道があるとはいえ結構つらい。

とはいえ苦労してでも行く価値あるくらいにはきれいでした。天気よかったら、ここから見る日没は最高なんだろうなーって思ったりも。

ただ雪がどんどん強くなってきていたので、ささっと見たら退散。しかも船の時間もいがいとギリギリだということでスヴェンボーへ戻ることに。

滞在時間はおよそ2時間くらいでしたが、町を見て回るだけならこれくらいで十分かなーと。夏だと1日いても十分楽しめそう。

そんなこんなでスヴェンボーへそそくさと戻ってみると、昼のにぎやかさが嘘のようにしーんとしている。まさかと思うと、どうやらスヴェンボーの店は日曜は15時とかで閉まるようで、、

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スヴェンボーについたのが16時、電車の時間が18時ということでどこかでめちゃめちゃ時間が余ってしまったので街をあるくものの本当にやってない。まあ土曜日なんてみんな働きたくないし、首都みたいな経済規模の大きさじゃないから仕方ないか。

 

くそアニメを見ようとするもののVPNが止まってしまい断念。結局駅舎でネットサーフィンをして18時まで時間をつぶし、そこからコペンハーゲンまではずーっと爆睡してました。

 

エーアスコビングまでは片道4時間、2500円ほど。行きやすいかというとそういうわけでもないけれど、もしこじんまりとしたきれいな村に行きたい、とかだったらかなりおすすめできる村でした!

*1:早めに波止場につくと乗客専用のところから乗れるらしい

ノーレポルト駅の謎

コペンハーゲン市内の看板が、日本人界隈の中でちょっと話題に。

なんと地下鉄の表示に日本語・中国語が追加されたのである。

そんなに多くもないだろう日本人のために、こんな標識を作ってくれるだなんてなんて親切なデンマーク人。

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しかし、である。その親切心があだとなってしまっているのである。

なんですか「ノーレポルト」って。日本語は発音が少ないがため、どうしてもカタカナ表記にするといろんな表記が生じてしまうのは仕方ないにしても、Nørreportを日本語に直すならば「ノアポート」である。øは「お」にも「う」にも聞こえるような音なのでここで意見が割れるならまだしも。

参考までに「ノアポート」「ヌアポート」そして「ノーレポルト」の検索結果

①ノアポート

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ノアポート、と打つと予測まで出てくる。どうやら佐賀にNorreportという名前の北欧雑貨屋があるようだけれど、これを差し引いても依然ノアポートが優勢なのには変わりはない。

②ヌアポート

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検索結果、2件。

③ノーレポルト

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ノーレポルトに一致する結果は見つかりませんでした

そりゃそうよ聞いたことないものノーレポルトなんて。これ、かりに大使館に聞いたんだとしたら大使館ポンコツすぎるでしょ、あなたたち何年デンマークに住んでるのってことになるしさすがに違うだろうし、、

ということで少し検証してみた

①グーグル翻訳を試してみる

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発音ボタンおしたらノエールポートって言ってました。

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Nørreport Stationで調べるとノレポートに。字面的にはノーレポルトに少し近い。けどそんなでもない。

②アを分解すると「ー」と「レ」になってしまう説。

シとツの間違い的なやつなのか、と思ったものの、だとするとノーレポルトポルトはどうしたって感じなので違う。

ということでおそらくメトロの職員が独断と偏見で作ったんでしょう。でもフレゼレクスベアとコンゲンス・ニュートー広場が正しく書かれているのはGoogle Mapのおかげなんだろうか。

にしても、なぜデンマークのメトロはノアポートという少し調べればデンマーク人でも調べられそうなカタカナ表記におけるマジョリティに一石を投じて「ノーレポルト」とかいう発音的にも全く近くない奇抜な表記にしてしまったんだろうか。

 

日本語しか読めない人、っていうのは旅行者でも案外いるしこういうのを作るのはとてもいいと思うんだけど、日本語しか読めない人が「ノーレポルト」ってみたらむしろ混乱すると思うんですよ。だって日本語のガイドとかには「ノアポート」って書いてあるし。

まあなんか「ケルン」と「Cologne」、「ベニス」と「ベネチア」みたいな地名の差異もこんな感じで生まれたんかなーと思ったり。100年後にはノーレポルトになってたりして。

まあとにかく、ノーレポルト=ノアポートです。

 

池原綾香選手の応援をしてきたの巻

グータラしてたらもう1月も終盤、、

デンマークの旅もなんとなくの構想はあるものの結局まだなんの手配もしておりません。まずいまずい。

 

さて、今日はハンドボールを見にNæstvedという小都市に行ってきました。本当はデンマーク旅行と組み合わせるつもりでしたが結局そうも行かず、単独の小旅行に。

目的はデンマーク・女子ハンドボールリーグのチャンピオンチーム、Nykøbing Falster(ニューコビン・ファルスター)で活躍する日本人選手、池原綾香選手の応援です。

こっちに来るまではサッカーしか眼中になかったので、「日本人選手応援しに行くならドイツとか行くしかないなー」って思っていたところ、「デンマークハンドボールリーグでプレーする日本人がいるよ」と知り合いの方が教えて下さって、調べてみたらなるほど凄そうだと。

 

sportiva.shueisha.co.jp

思えばデンマークではサッカーも盛んですがハンドボールも人気。当然リーグのレベルも高いそうで、その中で日本人選手が頑張ってる、これは応援しに行くしかないなと。

 

チケットはオンラインで購入しました。チケットは120-220kr。120krのは立ち見で座席はないですが、十分近いしなんならゴール裏よりも見やすい。一番前の席とかを取るとめちゃくちゃ近いです。

 

まずは最寄駅からNæstvedへ。デンマークの鉄道会社であるDSBのチケットは結構値段が張りますがOrange Ticketという割引チケットを買うと結構安く行けます。日にちが近くなるにつれ高くなってくるので、あらかじめ取っておくとかなり安く乗れます。今回は前日夜に予約したので片道30krの割引。

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コペンハーゲンからNæstvedまでは1時間強。

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駅前。最近この規模でさえ驚かなくなってきた、というか「お、栄えてる」って思うくらいにはデンマークに慣れてきました。多分今東京に帰ってきたら腰抜かしますね。

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小都市かつ日曜日ということで人は少ないですが、綺麗な街。何があるってわけでもないけれどね。

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会場のArena Næstvedまでは歩いて15分ほど。本当にこんなところで試合やるの?くらい周りは人がいなかったですが付近にはそれなりに人がいました。

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入り口には池原選手の等身大のポスターが。

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チャンピオンズリーグということで、隣町でやってるにもかかわらずかなり人が入ってました。

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変なマスコットと応援団。サッカーみたいな応援ではないけれど、これだけ立派な応援団があるあたりやっぱりかなり人気なんだなーと。

 

せっかくなので日本国旗を持って行って掲げたんですけど、ファンの方がすごい歓迎してくれました笑

たぶんNaestvedまで見に来るような日本人がそんなにいないのかな、と思います。池原選手が気づいてるかどうかはわからないけれど、、

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池原選手はフル出場。ヨーロッパってなると女子選手もみんなクッソでかいんですが、体格差を物ともせずプレーしてるのはすごいなと。

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試合は25-29で敗北。相手にリードを常に奪われているような展開の中、ギリギリまで食らいついていたんですが最後に離されてしまいました。

思った以上に楽しかったので、次の試合も授業の様子を見つつではありますが見に行こうかなーと思います!

デンマークの電車の切符を安く買う方法

デンマークの主な移動手段といえばDSBことデンマーク国鉄

しかしこのデンマーク国鉄、採算が取れていないのか、だいたいどの路線も30分に1本とか1時間に1本とかなのに、定価で乗るとかなり高いのです。

コペンハーゲンからオーデンセまで行くのに片道270クローナ(約5000円)。ユトランド半島まで行ってしまえばだいたい360クローナとかするので、まあ高いです。

幸いにもFlixbusが結構な範囲をカバーしていてこっちのほうが安いのですが、とはいえやっぱり本数も少ないし場所も限られてくる。

しかしDSBも条件さえ合えば割引、なんと最大60%以上も割り引かれるので、うまく利用すればコペンハーゲンからオーデンセまで70クローナとかで行けてしまいます。

安く乗る方法

格安で乗る方法、それはOrange Ticketなるものを購入することです。

これはDSBの割引チケットで、乗る列車が決まっている代わりに*1値段が安くなる、というもの。

これを買うにはいくつか方法があって①アプリで買う②ホームページで買うが主です。おそらく券売機では売ってない。

アプリで買うほうは、クレジットカードのセキュリティ認証以降の動作がうまくいかず買えなかったので、ここではウェブでの買い方を書いておこうと思います。

買い方

非常に簡単で、DSBの公式サイトにアクセスして、検索する際に「Show me cheap DSB orange tickets」をクリックして検索します。

そうするとどの便がどれくらいの値段で買えるか、の一覧が表示されます。

あとはそのまま購入画面へ行くだけ。日本のクレジットカードで難なく支払えます。Selv IDが云々、を聞かれますが、要するにケータイの画面でチケットを係員に見せる際の本人確認だそうで、クレジットカードやRejsekortなどを選択することができます。選択したものは乗車時に見せる必要があるので、忘れないようにしましょう。

ちなみに、Orangeチケットは需要が少ない便ほど割引率が高くなり、直前になるとさほど割引率がよくない、といった感じになってしまいます。

例えば先日行ったNaestvedという都市。

コペンハーゲンからNaestvedまで、通常料金が124クローナ。2週間先の列車を選択すると32クローナで買うことができる一方、翌日の列車は90クローナとなっていました。依然として割り引かれていることには変わりはありませんが、行く、と決めているのであれば早めにとるに越したことはなさそうです。

デンマーク旅行ではDSBを如何に格安で使いこなすか、が旅費を抑えるカギになりそうです。

*1:DSBは基本的にどの電車に乗ろうが自由

デンマークのいいところを発見する旅(序章)

11日間の旅から帰ってきて、数日は部屋も散らかったままでグダグダしながら過ごしたんですけど、だいぶまともな生活になってきました。

まともな生活っていったって3食自炊して、起きてる間はトランプの暴露本読むかやろうと思ってできていなかったことをするかアメリカのYoutuberの動画を見てるかの三択なんですが、それだときっと飽きが来るなって思って、もう一回くらい下旬にフラッと旅したいなって思ってたんですね。お金もそんなにないから低予算で。

最初に考えたのはSkyscannerで調べて安いところに行く、ということ。相変わらずイギリスとリトアニアがくっそ安くて、Ryanairの仕業だと一瞬で気づくわけですが、いまいち惹かれない。

次に考えたのはドイツにサッカーを見に行くの旅。見たいチームとしてはよっちの所属するマインツだったり、比較的すぐ見に行けるザンクトパウリハンブルグとかも見たい。けど、これは日程的にイマイチで断念。

じゃあどうしようかなーってなった時に、ひらめきました。デンマークのいいところを探そうじゃないか、と。

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ギリシャでもEU学生証が強かった件

ブダペストからベオグラードを経由してイスラエルまでが書くことが多すぎたので、アテネについてはあのテンションじゃあ書けないなって思うので、ちょっとした耳寄り情報を。

アテネといえばアクロポリスなどの史跡が非常に有名なのは皆さんご存知だと思いますが、ここでもパリ同様、EU圏内在住の学生、というステータスでいろいろ無料になったので書いておきます。

kerompa-tokyo.hatenablog.com

パリは「25歳以下のEU在住者」という区分なのに対して、アテネは「EU内の学生」という区分。ちなみにただただ学生ってだけでもある程度割り引かれるので学生証は忘れないように。確かこれはチェコでもそうだったはず。

で、どうなるかというと、史跡の入場料がすべて無料でした。

普通にアクロポリスの丘に入場しようとすると、20ユーロ。その周りの古代アゴラなどの広場との共通券で30ユーロします。学生にとってはまあまあするなぁって思いながらいろいろ調べてたらこれが無料になるらしい、という情報を見つけて、チケットを購入する際に学生証を見せると本当に無料でチケットをもらえました。

パルテノン神殿。これ自体は実はそんなに感動しなかった、というかなんでしょう、ギリシャについた時から体調が最悪で、しかもアテネってプラカ地区以外は素っ気ない街並みなんで、これを見た時も「まあこんなもんかー」くらいにしか思いませんでした、、

ただこうやって丘からアテネ市街を見渡すと壮観。ほとんどの家が白~ベージュの色で統一されてるのはいいなって思いましたし、伝統的な家屋を歴史都市に期待してしまうのは観光客のエゴなわけで。これはこれで首都としてのあるべき姿だよなぁと思わされました。

アクロポリス自体も、「これはいつこういう目的で作られて~」と言われても昔過ぎて実感がわかないんだけど、このくっそデカい丘だったり城壁を作った昔の人マジすごいなってそっちの方向で感動しました。

 

ちなみにアクロポリスの丘の共通入場券だけでなく、アクロポリス美術館にも無料で入ることができます。今回は時間がなくて行けなかったけど考古学博物館とかもいけそうな気がする。学術関連の施設が無料で入れたりするのはうれしいしありがたいですね。

 

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プラカ地区。カラフルでよい。

 

アテネもなんだかんだ言いながら結構楽しんだ気がします。今度来るとしたら夏だなーリゾート地を楽しみたいですね。