備忘録

書きたいことや思ったことの殴り書き。

トルコ旅行後編 -イスタンブール-


kerompa-tokyo.hatenablog.com

前編に続き、後編です。

おもにイスタンブールですが、イスタンブールにつく前の話から。

この日も前日同様にバルーンを眺めてから空港へ。

空港まではまたもやシャトルバスで。帰りはネヴシェヒル空港からの便だったので、こちらまで40分ほどかけて移動。

ネヴシェヒル空港は実質カッパドキアの観光のためだけの空港なので、一日の就航便は3便とかでした。

f:id:kerompa-tokyo:20180313074224j:image

チェックインは済ませてあったので飛行機をロビーで待ってると2時間の遅延の報が。これは1日観光者にとってはつらいなー、と思いつつも、代替の飛行機があるわけでもないのでしかたなく2時間待機。これが大きな空港だったら商品券的なのもらえるんだろうけれど、空港が空港だけにもらえたのは水、ジュース、お菓子のみ。まあもらえただけよしとしよう

2時間は睡眠不足の解消なり課題の消化なりをしていたら案外あっという間で、ほどなくしてボーディング。そして1時間後の13時半にイスタンブールアタテュルク国際空港着。

アタテュルクから市街地まではだいたい1時間ほど。今回はSIMカードWifiもないので、ひたすら車窓を眺めていたけれど、とても不思議な町だなーと。

全体の砂っぽさは中東感があるんだけど、ビルやカラフルな家々からは西欧の都市、集合住宅からは中国、ふとした緑からは日本と、さまざまな情景を切り取って見てみると、いろんなところに似ている。逆に言うと、都市全体を見たときに、「あーここもこんなかんじだったよね」っていう例が思いつかなかった。アジアとヨーロッパが交差する街、という言葉は土地的な意味合い以上のパワーを持っているなと実感した市街地までの1時間でした。

ホテルは新市街にとっていたので、とっとと荷物を置いて観光へ。なにせこの時点で3時、サッカーの試合が7時からだったので時間がないのです。

とりあえず新市街→ガラタ橋→旧市街→スルタンアフメト、といった流れで観光することに。要するに徒歩です。

f:id:kerompa-tokyo:20180313074259j:image

f:id:kerompa-tokyo:20180313074344j:image

新市街のメインストリートに出た瞬間におもったことは、「人が多い!」なんというか、渋谷センター街だったり、大阪の道頓堀付近だったり、上海の人民広場だったり、アジア的な人の多さ。正直こういった景色が久しぶり過ぎて人の多さにむしろ感動していました。

f:id:kerompa-tokyo:20180313074328j:image

市街地が丘の上にあるのはベオグラードとかを思い出す

 

f:id:kerompa-tokyo:20180313074435j:image

ガラタ橋ではみんな釣りをしていて、釣れ具合は人によってまちまちですがそれなりに釣れるそう。橋もとにかく人が多い。

f:id:kerompa-tokyo:20180313074502j:image

そしてバザールを抜けてスルタンアフメトへ。この間も人がとにかく多かったです。

f:id:kerompa-tokyo:20180313074516j:image

旧市街は新市街よりかは中東の空気が強いかな、といった印象。観光客受けはこっちのほうがしそうだなーと。近代的なバザールなどもあっていい雰囲気。

f:id:kerompa-tokyo:20180313074546j:image

こんなカラフルなところも。

そして歩くこと約1時間、やっとスルタンアフメト広場につきました。左にはアヤソフィア、右にはブルーモスク。

f:id:kerompa-tokyo:20180313074716j:image

アヤソフィア

f:id:kerompa-tokyo:20180313074735j:image

ブルーモスク

本当だったらここに2年前に最初の国としてきてたはずなんだけれど、2年後に、30カ国くらい回った上で来ることになるとは。ここでテロが起きたのはえぐいなーって思いつつも、イスタンブールがテロの標的になるのは致し方ないのかな、と思ったりもしました。こんだけ人がいるもんね。

ブルーモスクに行った時はちょうどお祈りの時間。でも今現在ブルーモスクの中のメインのお祈りの場所は改修中らしく、ムスリムですら入れないそうで。

反対側のアヤソフィアにいったら、こっちもなんでか閉まってました。

変な時間にばっかごはんを食べていたため、同行者含め17時の時点で空腹で死にそう、ということでスルタンアフメトをあとにし、スレイマンモスクの方面へ歩きつつケバブを食する事に。

f:id:kerompa-tokyo:20180313074810j:image

f:id:kerompa-tokyo:20180313074833j:image

適当に入った店の適当に頼んだケバブでしたが、想像以上にうまい。というか一旦これを食べると、コペンハーゲンケバブは一体何なんだ?ってなってしまう。

ケバブを食べたあとは、友達はベリーダンスへと向かったので、僕はガラタサライの試合へと向かいました。

ちなみに僕はホテルの横がスタジアムだと思ってたんですがどうやらそれはクラブハウスらしい、ということはホテルの最寄りで誰ひとり降りないどころかガラタサライサポーターが乗ってくることで気付くという、、

そんなこんなで意外とスタジアムは遠くにあり、19時の5分前ほどにスタジアムに到着。

トルコリーグのチケットのオフィシャルの取り方は本当にくっそめんどくさくて、Passoというカードを発行した上でそれにお金をいれてオンラインで買う必要があるという。しかもそのシステム、外国人には優しくないというか、チケット購入段階でのSMSが送られてこなかったりとかして、携帯番号を連打してたら携帯番号がブロックされて一生PassoからSMSがおくられて来なくなってしまったので、チケットを当日手に入れるしかないのでした。スタジアムでPassoのカードを受け取れるって言われてたんですが、

ぼく「ここでカードを受け取れるって聞いたんだけど」

スタッフ「なんか無理だわー、なんでかしらないけど。試合見たいなら300TL(9000円)はらってね」

ぼく「いやカード上にすでに175TL課金してるんですがそれはどうなるの」

スタッフ「しらんがな、はい次の人ー」

みたいな感じで、さすがに糞すぎて久しぶりにブチギレた気がする。そしたらスタッフもマジギレしてきてちょっとやべぇなって思ったので一旦そこで買うのは諦めて、ほかのブースへ。そこでもカードの受け取りはなんでかしらないけどできない、って言われたけどまだ親切だったのでよかった。帰ることも考えたけど、冷静に300TL払えば長友が見れるのかー。ここまできて見ないのもなぁ、って思ったので見ることに。バイバイ貯金。

こんだけ高いカネ払ったんだから当然メインだろうっておもったらそんなこともなくてなんかVIPとかが使う用の接待席でした。なのでゴール裏。まじかよーこれに300TLかよーと思いましたが、、

後半30分頃の同点弾、長友アシストからの決勝弾をベストポジションから見れたので結果めっちゃ満足!!

 f:id:kerompa-tokyo:20180313074911j:image

ちなみにガラタサライの応援はほぼどの席もオールスタンディング。メインですらです。サッカーの応援で鳥肌が立ったのは多分ブラジル対デンマークサルヴァドール以来。それくらいすごかった。

トルコ人の反応をみるに、「300TLは払い過ぎ!ダフ屋つかえばもっと安く買えるよ」とのことだったので、やっぱりちょっと悔しいけど、300TL分くらいの試合はしてくれたかな、と。

試合は結局後半の二点で逆転勝利。かなりいい試合でした。

試合後スタジアムを出ると、ナガトモ、ナガトモと声をかけられます。そこまで想定した上でのFC東京のジャージでスタジアムに行っていたので、「長友はうちのチーム出身なんだよー」って会話を広げたりしつつルンルンで地下鉄駅へ。地下鉄駅でもとにかくめちゃくちゃ声をかけられるので、これなら行ける、と思い意を決して長友のFC東京時代の応援歌を歌ってみんなついてこようとしてくれるものの、意外とみんな音程が合わない

新しいチャントが生まれました。完。

 

そんなこんなで鬼のようなホスピタリティを周りから受けながらホテルへ帰還。同じくベリーダンスから帰還した友達と再合流してシーシャを吸いに再びホテルを出発。ヨーロッパとは違って、夜11時すぎでも街はうるさいしなんならすぐちかくのカフェがやってたのでそこでシーシャ、ターキッシュコーヒーをいただくことに。結局2時間くらい二人で吸いつつ、たまに店員との雑談をはさんで楽しいひと時を過ごしました。1時とかでも一通りはそれなりにあるし、久々の眠らない街を経験。ヨーロッパは深夜になると地上は静かだからなあ。アジアノスタルジーを半端なく感じました。

 f:id:kerompa-tokyo:20180313074937j:image

イスタンブール、というかトルコは間違いなく好きな国の一つになりました。今回は明らかに時間が足りなかったのでまた来たいなぁと。

結論としては、週末トルコは確かに可能。ただ時間は結構キツめになるので体に若干負荷がかかる。以上です!

 

トルコ旅行前編 -カッパドキア-

週末弾丸でトルコに行ってきました。
留学先の中東に興味がある友達に誘われて、せっかく飛行機も安いし(往復3万円以下でいける)、1月末の航空券トラブルでの返金で儲かった分もあるし、行ってみるか、となったのが事の発端。果たして週末トルコ旅行なんてものは可能なのでしょうか?

 

トルコは2年前に一人旅最初の入国先になるはずだったんだけれど、旅行2日前にスルタンアフメト広場で大規模なテロがあったため断念したという事があったので、2度目の正直。
まずは人気観光地、カッパドキアへと向かいました。
イスタンブールからカッパドキアまではバスも出ていますが、恐らく空路の方が便利。ネヴシェヒルまたはカイセリ空港まで5000円弱で飛ぶ事ができます。今回は行きはカイセリ空港、帰りはネヴシェヒル空港を利用。

行きはコペンハーゲンからカイセリまでアトラスグローバル航空を利用。LCCだと思ってたら機内食も出るしそれなりに席も広いしでびっくり。カイセリに着いたのが23:45で、そこからはシャトルバスでホテルへ。
ホテルはFairy Chimney Innという、カッパドキアの伝統的な家屋を模倣したユニークなホテルを取ってたけれど、行ってみたら「実はここは夏季用のホテルで、冬は別のホテルを使ってるんだ」と衝撃のカミングアウト。まあでもかなりグレードの高いホテルに泊まらせてもらったのでいいんですが。

カッパドキアといえばご存知の方も多い通り、自然が生み出したユニークな地形と日の出の時刻に一斉に上がる数えきれないくらいの気球が有名。日の出が7時、ということで6時起床で日の出と気球の観測をスタンバイしました。
気球は色んな場所から上がってくるので、ギョレメの街中であればまず間違いなく写真スポットは見つかります。多分日の出1時間前に起床する必要もないです笑
ただ高さのあるところの方が見応えはあるので、近くのそういう場所を探しておくといいかも。

f:id:kerompa-tokyo:20180313025244j:image

f:id:kerompa-tokyo:20180313025312j:image

日の出、色とりどりの気球、カッパドキアの地形のトリプルコンボは本当に壮観でした。気球に乗るのは値段が張るので諦めたけど、乗らなくても十分楽しめました。

この日、3時寝6時起きとかで結構きつかったため一旦宿に帰って仮眠を取ってから昼のギョレメを散策。

f:id:kerompa-tokyo:20180313025348j:image
観光地なのでたくさんの人で賑わってると思っていたらその逆でとてものんびりとした雰囲気。客引きも全然しつこくなく、「ニホンジン?ゲンキデスカ〜」と笑顔で声をかけてくれるくらいなのでビックリ。トルコというと少し危険なイメージを持つ人も多いけれど、地方都市には外務省の注意喚起は出ておらず、実際に行ってみるとわかる通りびっくりするくらい平和。

f:id:kerompa-tokyo:20180313025444j:image

丘を登ればまた絶景。自然ってすげーなあーってなります。

ギョレメを一通り散策した後、16時から参加する予定だったサンセットツアーまで時間があったので隣町のアヴァノスへ。ちなみにカッパドキアってのはギョレメあたりを中心とした一帯を指すそうで、アヴァノスもカッパドキアの一部。アヴァノスまではギョレメから4リラ(120円)で行くことができます。

f:id:kerompa-tokyo:20180313025545j:image

f:id:kerompa-tokyo:20180313025604j:image
アヴァノスには大きい川が流れていて、横の河川敷に柳やら桜が植わってるもんで、日本にいるような錯覚を起こすくらい。アヴァノスの方がギョレメに比べてローカルな街なので、個人的には好きでした。

f:id:kerompa-tokyo:20180313025647j:image
アヴァノスを観光し終えた後はサンセットツアー。ATV(バギー)を借りて、オフロードを走りつつラブバレーやローズバレーなどを周り、サンセットポイントを目指すツアー。

f:id:kerompa-tokyo:20180313025709j:image

ラブバレー。

f:id:kerompa-tokyo:20180313030033j:image

サンセットポイントにつくと、トルコ国旗をバックに沈んで行く夕日を皆で眺めながら写真撮影をしたり、カップルはロマンチックな雰囲気を楽しんだり。僕は相変わらずの中東の美しい夕日にしみじみしてました。
中東の夕日、アザーンの響き、砂っぽい街、懐っこい人々、癖のある英語…
思い出補正もあるんだろうけど、やっぱり中東地域は好きな場所の一つだなと。

そんなことを思っていたら陽が沈んで、そこからは一直線で旅行代理店まで帰ってきました。
このツアー、2人で1台120リラだったのでかなり安いなーと思いました。ちなみに免許なしで借りられます(年齢制限はありそうでしたが)
バギーの運転も思ったより楽しかったし、効率よく見所を回ってくれるので時間のない人にもおすすめ。

ツアー後は近くのレストランでご飯。ツアーで知り合った日本人何人かとで行ったら店内全員日本人でウケた。

f:id:kerompa-tokyo:20180313030059j:image

カッパドキアではアヴァノスの陶器を使った壺ケバブが有名だそうで、壺の中に肉や野菜を詰めて似た後に壺を割って食べるという斬新なケバブ。ちなみにケバブっていうのは肉を焼いたものを指すので、我々がケバブだと思ってるものは基本的にドネルケバブまたはシュワルマです。この件に関してはまた後日ブログに書きたい

後編は翌日のイスタンブール観光について書こうと思います。ではでは。

トルコ旅行後編 -イスタンブール- - 備忘録

かきました。

ハンブルク旅行

f:id:kerompa-tokyo:20180305083716j:image

こんばんは。ヨーロッパは相変わらず激しい寒波に見舞われています、、
今週末はコペンハーゲンから比較的に簡単に行ける都市の一つであるドイツ・ハンブルクに小旅行
理由はいつもどおりサッカー。ハンブルグにはハンブルガーSV(通称HSV)というチームとザンクトパウリという、サッカーファンにはなじみの深い2チームが存在している。
ハンブルガーSVといえば未だに2部に降格してことのない古豪(とはいえ今年は流石に落ちそう)で、過去には高原、現在は酒井高徳がキャプテンを務めるチーム。
一方のザンクトパウリ宮市亮が所属しているけれど、それよりもなによりも反体制的なチーム、熱狂的なファンを持つチームとして有名。本拠地は名前のと おりザンクトパウリ地区で、ここはレーパーバーンなどを含む繁華街。

本当はザンクトパウリの試合とハンブルガーSVの試合を一緒に見たかったんだけれどもどうやら2チームがどっちもホームゲームの週は存在しないため、どちらかの試合を選ぶ必要がある。今回はよっちの所属するマインツがハンブルガーと試合をするということだったので、そっちを見ることに。ザンクトパウリは次回にお預け。

そんなこんなで3回目のドイツ。3回目だけど、3回とも滞在時間は24時間未満とかいうめちゃくちゃな旅。今回も夜行でハンブルクに入って、夜行でコペンハーゲンに帰るというハードな日程。お金を浮かせたかったのが一つ、課題が忙しそうだったのが一つ。

コペンハーゲンからの行きはDBというドイツ国鉄が運営してるバスで。これが面白くて、途中船にバスごと乗って、その間はバスから降りて船旅を満喫。ドイツについたら再びバスに乗る、といった感じである。んだけれど、正直よる10時に出発するバスで、所要時間6時間弱のあいだにバスの乗り降りを強要されたら寝れたもんじゃない。というわけで寝不足のままハンブルクに到着。
バスターミナルから駅まではすぐ、駅に24時間のマックがあることはリサーチ済みだったのでマックに入って暖を取る。
けれどそもそも外気温がマイナス11度だったので、マックが外より暖かいといえどじわじわと体温を奪われる。しかもWIFIもコンセントもないので仙台戦も見れなさそう、ってことで仮眠をとっ て7時くらいにほかのカフェへ。
ここのカフェは意外と当たりで美味しかった。Wifiがないのが残念だけれど、ハンブルクはどうやらフリーWifiがあまりないらしい。

観光については何も考えてなかったのだけれど、とにかく寒いのでインドア観光したいなー、と思ってミニチュアワールドへ。ここはヨーロッパを中心としたいろんな都市のミニチュアが集まる世界最大級のミニチュアワールド。

f:id:kerompa-tokyo:20180305082955j:image
街の設計がどれくらい精密か、はわからないけれどとにかく芸が細かい。めちゃくちゃ細かい。

f:id:kerompa-tokyo:20180305083047j:image

f:id:kerompa-tokyo:20180305083107j:image

ミニチュア人形はいろんなところでストーリー性溢れる寸劇を行ってるし、鉄道や車はコンピューターを使ってコントロールしてるらしい。

f:id:kerompa-tokyo:20180305083018j:image
期待値以上に楽しかったし、13ユーロ(学生11ユ ーロ)払って入る価値は普通にあるかなーと。特に男性にはめっちゃおすすめ。きっと惹かれるはず。

f:id:kerompa-tokyo:20180305083133j:image

世界遺産にもなってるレンガ地区の一角にあります。

そのあとはザンクトパウリのショップに行きたかったのでレーパーバーンへ。レーパーバーンはドイツ最大級の歓楽街で、歌舞伎町をもう少しストレートにきつくした感じ。風俗の隣にオフィシャルショップを構えるチームなんてザンクトパウリのほかにあるんだろうか笑

f:id:kerompa-tokyo:20180305083205j:image
ザンクトパウリのグッズの多くにスカルが描かれているので全然オフィシャル感がないのがすごい。アンダーアーマーのアパレルがありえない安さになっていて激しく惹かれたけど、冷静に同類のジャージたくさん持ってるな、っていうことで「You'll Never Walk Alone」Tシャツ購入。まるでオフィシャル感がない笑

f:id:kerompa-tokyo:20180305083247j:image

ザンクトパウリのウルトラスのグラフィティ
そんなこんなで時計の針は12時を回っていたので、評判のそこそこ良いハンバーガー屋さんでハンバーガーを食べてからスタジアムへ。

f:id:kerompa-tokyo:20180305083323j:image
HSVのスタジアムは郊外にあって、最寄り駅から20分くらい歩くかシャトルバスか。多分シャトルバスの方がこの時期はいいかなと。
チケットは直前にオンライン で取るとチケットオフィスで取り置いてくれることは確認済みだったので、チケットをもらいにまずはチケットオフィスへ。
チケットオフィスへいった後に向かうはゲート、だったのだけれど、ゲートに行くと「リュックは大きすぎるからだめ。預かり所にあずけてきて」と言われたので預かり所へ。テロの対策なのかかなりチェックが厳しくて、預け場所へ向かってから再びゲートへ。預けるのは無料です。にしても持ち込めるものの規制も多く、結構不便。

スタジアムはホーム側とアウェイ側は完全隔離。ホーム側は、入るゲートの指定こそあるものの一周することができます。
朝見た予報だと試合が始まる頃は3℃とかだったはずなのに、蓋を開けてみるとマイナス8℃。カイロは持っていたもののマイナス8℃は座って大人しく 見る気温じゃねぇよって思いつつも着席。
席は一番安いところをとった割にはかなり見やすかったです。なんで一番安かったんだろうといった感じ。

f:id:kerompa-tokyo:20180305083412j:image

f:id:kerompa-tokyo:20180305083428j:image

ハンブルクのサポーターグループはメイン寄りコーナー二階に位置取る。タイとか中国みたいにサポーターグループが乱立してるならまだしも、メインのグループでこんな位置にいるのは初めて見たなー。なんでなんだろう。

肝心の試合は、というと、マイナス8℃で見る試合じゃなかったです。まさに17位vs16位、といった内容だなと。高徳もよっちもスタメンで、二人共ほぼフル出場だったのでそれは良かったけれど。HSVはVARでゴールを取り消されたり、PK外したりとか、もうとことん付いてねぇなって感じで、そりゃ17位だわと。マインツマインツで、この中で結果を出さなきゃなよっちは相当大変だなと。前半の決定機は自分で行って欲しかったけど。
試合後によっちに向けて東京の旗を掲げたらしっかり反応してくれました。それだけで来た甲斐あった。
くっそ寒くて腹痛にやられたり、足の感覚なくなるわ腰が痛くなるわで散々ではありましたが、最後のでだいぶ報われた感。
にしても寒かった!ほんとに!来週は長友さんを見に行きますが、ここまで寒くないことを願いたい次第です。
今後のFC東京関係のサッカー観戦予定は
ガラタサライ(長友)
②ヴァイレBK(ウタカ)
③Saint Joseph Tournament(U-18)
④代表orポルティモネンセ(中島翔哉)
⑤イェルヴァガ(中野遼太郎)
といったところを目標に見ていこかなと。時間があるかどうかは不明。

愛着

f:id:kerompa-tokyo:20180228192942j:image

こんにちは。2月ももう終わりで明日からは3月。

それなのにコペンハーゲンシベリアからの寒波のせいでめちゃくちゃ寒いです。間違いなくこの冬一番寒い。

今朝の気温は-7℃、体感気温は-24℃、風速は平均10m/s、最大17m/sとかで尋常じゃない寒さ。

友達が来るたびに「コペンハーゲン、思ったより寒くないよねー」って言われてたけど、その人らにこの寒さを体感して欲しいくらい。

手袋も防風のそれなりにいいものを使ってるのでそれで風は防げるけど、-7℃という絶対的な寒さのせいで10分も自転車を漕いでるとかじかむのを通り越して痛くなってくる。

 

そんなコペンハーゲンの冬にやられてはいますが、この寒さを体感して、コペンハーゲンという街に対してなんとなく愛着が沸いてきているなということを逆説的に感じました。

なんか今まで6ヶ月住んでたけれど、なんというかずっと外様のような気がしてたというか、住んではいるけれどもそれ以上でもそれ以下でもないといった感情を持ってて。綺麗な街だし安全だしいいところだとは思うけど、、みたいな。

それが最近何があったかしらんけど、やっと自分の第2の故郷になりつつあって、同時に好きな街になってきたな、と。上で思っていた事とは対照的で、物価が高いとか、営業時間が短いとか、そういうところもひっくるめて心地が良くなってきたなと。

 

これはサッカーでも感じていて、自分の場合FC東京にしても日本代表にしても、自身のアイデンティティだったり自身の愛着のある土地のチームだからこそこれだけのめり込めているわけで。FCコペンハーゲンについても、最近やっとFC東京や日本代表に肩を並べていいかな、位になってきたし。

 

いつも試合前にはこのアンセムが流れるんだけど、このアンセムを聞くと気持ちが高揚するし、ゴールが決まったら周りの知らない男たちと抱き合うし、そういう熱狂、もとい日常がこの街でも味わえるのは素直に嬉しいです。

 

どうでもいいけどこういう感じのビデオ、東京も作ればいいのになーって思う。City bred two coloursは昔はそういうスタイルのビデオだった気がするけれど。熱狂とかがダイレクトに伝わるビデオって日本だと少ない気がする。

 

しかし愛着を感じてきたと思えば残りは4ヶ月。きっと一瞬で終わってしまうのだろうと思うと時間の無さ具合に焦燥感を感じる感じる。残りの4ヶ月でこの街をもっと感じ取ることはできるのだろうか。。

英語関連のこと

わりとただの備忘録、というか日記

出発時の英語力のスペック

IELTS6.0(R7.0W6.0L6.0S5.0)

一応受験戦争をくぐり抜けて来たのでまあまあはやっているが、「英語は伸びねえなー」って思ったので他の人に比べたら絶対半分もやってない。

大学入ってからも英語系の授業は軒並み楽そうなの選んでは誤魔化してたので英語力なんてほんとないに等しい、そんな感じ。

続きを読む

ヘルシンボリの愛のトンネルに行ってきた話

愛のトンネル、というとウクライナのリヴネという都市のものが有名です。とても有名です。

その割にはGoogle Mapで「愛のトンネル」とか、「Tunnel of Love」とかで調べてもヒットしなかったりします。なんなら「Tunnel of Love」で調べたらスウェーデンヘルシンボリのものがヒットしてしまう。

 

 

スウェーデンヘルシンボリといえばコペンハーゲンから1時間ほどで行けてしまう都市です。この愛のトンネル、観光地化は全くしていないようでクチコミ7件の評価4.0というすごい微妙な具合だし、そんなに近くにあるならいっそのことどんなもんか確認してみよう、ということで行ってきました。

 

場所はというとヘルシンボリから北に4キロほどいったところにあるので、バスで行くのが得策。3,6,8番線のどれでも行けますが、海岸沿いを走る8番線が個人的にはおすすめ。

f:id:kerompa-tokyo:20180225052632j:image

8番には市庁舎の前とか駅から乗れる。

 

ちなみにスウェーデンデンマーク以上にキャッシュレス化が進んでいるのでバスはクレジットカードか交通カードでしか乗れないです。現金下ろしても無駄になることが多いので、基本的には下ろさなくてもいいかも。

Palsjo Krogあたりのバス停で降りてそこから丘を15分ほど登ったところにあります。

ちなみにこのバス停のあたりにはサッカー選手の像があって、もしやとおもったら

 f:id:kerompa-tokyo:20180225052727j:image

やっぱりそう。スウェーデンの英雄でありヘルシンボリ出身の選手でもあるヘンリック・ラーションの像でした。もうちょっと街中に建ててあげればいいのにって思ったり(笑)

ズラタンの像とかはマルメにはなかったけど、現役引退したら作られるのだろうか。

 

丘を登る途中の道での景色も綺麗。行った時はちょうど日没前だったので、対岸のデンマークに沈む夕日を見ることができました。

 f:id:kerompa-tokyo:20180225052829j:image

f:id:kerompa-tokyo:20180225052843j:image

丘を登りきるとそこには確かにトンネルのようなものが。

 f:id:kerompa-tokyo:20180225052912j:image

トンネルの長さはおよそ100メートルほど。本家より短いけれどもちゃんとトンネル。トンネルを抜けた先には屋敷。葉が落ちていてスッカスカなトンネルだったので夏の方がもっと幻想的なのかなーとも思ったりしました。ただわざわざこれを求めてヘルシンボリに行く価値があるか?というと微妙。ヘルシンボリに行く機会があったら行ったほうがいいと思うくらいかな?といったかんじで4.0という評価には納得。

コペンハーゲン在住の方はヘルシンボリに行く機会もあると思うし是非おすすめしたいといったところです!

 

ちなみにほかのヘルシンボリスポットを紹介すると

こことか。ここら辺一帯が高台になってるので、ヘルシンボリの街越しに海が眺められて気持ちが良いです。

f:id:kerompa-tokyo:20180225053101j:image 

あとはVäla Centrumというショッピングモールにも行きました。ここはヘルシンボリのスポーツチームのグッズが手に入る以外特段何もなかった気がする。(ヘルシンボリIFは青赤のチームです)

 

めっちゃ大きいというわけではないけど、マルメ同様こじんまりとしてていい町だと思います。一日~半日で十分だけれどおすすめの訪問都市です!

f:id:kerompa-tokyo:20180225053326j:image

CULTURE NIGHTとかいう神イベント

コペンハーゲンでは年に一回、10月ごろにCULTURE NIGHTという何とも堅苦しい名前のイベントが行われています。

堅苦しい名前ですが、要するに企業・団体による文化祭です。こういうとがぜん興味がわくことでしょう。というかどこの国でも文化祭は文化祭なんですね。

で、このイベントが結論から言うと非常に良かったので紹介しておこうと思います。まじでコペンハーゲンにおいて一番良いイベントなんじゃないか。

Kulturnatten

プログラム自体は本当にいろいろあります。このプログラムに参加するにはカルチャーパスというのを95クローナ(1800円くらい)を購入する必要があって、これを持っていると

①ほぼ全てのイベントに無料で参加できる

コペンハーゲンとその都市圏の交通機関が17時から翌日5時まで無料で乗れる

というメリットが。

①については、場所によっては予約が必要だったりします。ローゼンボー城のナイトツアーだったりはこの日しかやっていないためかなり人気だそうで。

 

回った場所を例として挙げてみたいと思います。

オペラハウス

オペラハウスはニューハウンの向かい側にある建物で、全面ガラス張りなのが特徴。コンセプトは内と外の融和だそうで。そういう建物がコペンハーゲンには多い。

カルチャーナイトの日に何ができるかというと、オペラの特別公演の鑑賞が無料で出来たり、特別に内部見学ツアーに参加できたりします。今回は後者の内部見学を行いました。

小道具をしまっている部屋や、実際の舞台と同じスケールのリハーサル室など、普段見れない場所を見れて満足。

f:id:kerompa-tokyo:20180221074152j:image

小道具を置いたりしてる倉庫

f:id:kerompa-tokyo:20180221074232j:image

コペンハーゲン動物園

夜の動物園って響きだけですごいテンション上がります。ただホームページ上にも一切の詳細の記載がなかったので、何やってるのかわからないまま動物園へ。

オペラハウスから動物園へは、水上バスでニューハウンまで出てそこから地下鉄、バスと乗り継いで行くことができます。コペンハーゲンにしては珍しく乗り換えが多い。

普段は180クローナもかかる入場料がこの日は無料。

入ってみると、ごくごく普通に真っ暗な中展示されていました。真っ暗な中で動き回る夜行性の動物や影だけ見えるトラやライオン、ホッキョクグマなどはかなり見ごたえありました。そのほかにも熱帯園やキリン、カバなどとにかく盛り沢山。

f:id:kerompa-tokyo:20180221074352j:image

トラ。

昼行性の動物は寝てるし、夜行性の動物は活発に動いてるし、ということで普段は見れない動物の姿が見れてとても面白かったです。これは大当たり。

カールスバーグ工場

デンマーク一のビール会社ことカールスバーグは、コペンハーゲン南部に強大な帝国のような感じで工場とかを集めています。駅の名前もカールスバーグ

それはさておきカールスバーグの工場へと行ってみたものの、ショップが夜遅くなのにも関わらずやっている以外はそこまで何もなかったです。目玉であるフリービールは一瞬でなくなったそうで。ただビール博物館は動物園同様に入場無料でした。ありがたい。

f:id:kerompa-tokyo:20180221074434j:image

世界中のいろんな銘柄が飾ってあるビール博物館

ブラックダイヤモンド

動物園に2時間以上いたため、なんだかんだカールスバーグを見終えたあたりですでに23時半。ほとんどのイベントは24時に終わるので、なにか見ようということで、急いでライトアップを見にブラックダイヤモンドへ。

ミラーボールが回ってるだけでこんなに綺麗なのかーってびっくりしました。正しくブラックダイヤモンドと言いたくなるような感じ。

f:id:kerompa-tokyo:20180221074530j:image

24時以降

24時以降、イベントはほとんど終わると言いましたが、カルチャーパスの有効期限は5時まで。しかもありがたいことにコペンハーゲン交通機関は24時間運行です。

せっかくだし、ということで行けるところまで行ってみようじゃないかということになりました。完全に正しい使い方ではないものの、問題はないです。

copenhagen area zone map

このマップ上のエリアまでは行ける、といった感じです。空港側だとそんなに先まで行けないので、折角なら西側の全く聞いたことないところに行ってみよう、ということで目指したのはBorup。完全に語感の良さで選んでます。

午前1時にコペンハーゲンを出て2時頃にBorupへ。しかしここで、乗り継ぎのバスが1分後or2時間後という衝撃の事実に気づいた我々は、2時間も絶対やることないだろ、ということでバスにかけ乗り1分でBorupをあとにしたのでした、、

バスが向かう先はOlbyという海沿いの都市。ここまでたどり着ければあとはS-togがコペンハーゲンまで運んでいってくれます。

Olbyももちろん何一つ店がやっていなかったので、突発的な腹痛に耐えながら椅子に座って待つのみでした。結局BorupでもOlbyでも何一つ成果は得られなかったです。そういうこともありますね。

まあ普通に考えてこの国で深夜に田舎に行くのは得策じゃあないです。寒いだけですね。

 

とはいえカルチャーナイト自体はこれ以外にもめちゃくちゃいっぱいイベントがあるので、この時期にコペンハーゲンにいる人は是非参加してみてください!

f:id:kerompa-tokyo:20180221074707j:image