備忘録

書きたいことや思ったことの殴り書き。

コペンハーゲンの一年間

早いもんでもう帰ってきて2ヶ月くらい経つことにさっき気づいて、つい先日まで「先月の中旬帰ってきたよー」って言ってたわけですが、先月の中旬って8月中旬じゃん。

 

んで、コペンハーゲンでの一年間はブログを見てもらえれば大体雰囲気がつかめるとは思うんですが、せっかくだしもう少し簡潔に、季節感とか含めてプレイバックしてみようかと。

 

9月

もうこの頃から既に寒い。ほぼ半袖しか持っていなかったので日中はなんとかなっても夜は寒い。

9月下旬には紅葉した葉が徐々に落ち始めます。早い。

 

コペンハーゲン大学は(というか学校機関全てなのかな)10月中旬に休みがあったので、9月には飛行機とか手配しとかないと、な感じ。とにかく高騰します。

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10月

10月のメインイベントはカルチャーナイトなのかな?100Kr弱でめっちゃ遊べるし交通機関タダになるし。ローゼンボーの城に夜は入れたりもしますが、予約が必要だったりします。夜の動物園もめっちゃおすすめ。

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個人的にはアイスランドに行ってました。これくらいの時期がオーロラ見れるタイムリミット。見れなかったけど。

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11月

寒さは正直日本と同じくらい、だとは思うのですがここら辺から日がどんどん短くなってきて、気付いたら夜。やっぱりこれは日本人的には慣れないし、一番寂しい、というか日本が恋しくなった季節だった気がします。留学生は皆同じ思いをしていると思うので、みんなで集まって強く生きましょう。

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影が常に長い。

12月

冬至。8時半くらいに日が昇って15時にはもう夕暮れとかもはや意味はわからないんですが、徐々に日も短くなってくるわけで正直慣れます。

文系はレポート地獄に苛まれているでしょうが理系は基本的に1月テストのものが多いのでそんなに忙しくない。自分はなんかたまたま理系の授業が12月終わりだったので下旬から1ヶ月半の冬休み突入。

 

この時期のメインイベントと言えばクリスマスと大晦日

クリスマスはチボリに行きましょう。多分それが一番楽しい。それ以外のお店とかは全く空いてないのでキリスト教徒以外を見つけて遊ぶのが吉。23くらいから店が閉まり始めるので25とかに営業しているスーパーを探すのは結構大変。なのである程度食材買っておいたほうがいいなと思いました。困ったときのケバブ屋さんは大体ムスリム経営のお店なので営業しています。

 

晦日はめっちゃ楽しい。デンマーク流の大晦日は日本では絶対に経験できないものなので、市庁舎前に行くのが良いかと思われます。

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あとはアジアンスーパーでもち米買えば餅つきも出来る。

 

1月

自分がコペンハーゲンにいるあいだは一回も晴れなかった月。一日だけ晴れたらしいのですがその時僕は絶賛ベオグラードの空港で身体検査を受けておりました。

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イスラエルはまあめっちゃ良かった。

 

まあそれくらい晴れないです。今年は雪が降るというわけでもなかったしめちゃくちゃ寒いわけでもなかったけれど、それでもやっぱり晴れないのは精神的に来る。晴天率3%ですよ

 

そんな時を楽しめたとしたら、多分それがHyggeだと思われます。

自分の場合は友達とひたすらボードゲームカフェに行ってボードゲームしてました。コペンハーゲンのBastard Cafeっていうところが超絶おすすめなので別に天気のいい日でも行ってみてください。サイコーです。

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あとはここらへんで前期仲良くなった外国人留学生が軒並み帰国してしまったので結構寂しかった。

2月

多くの人の新学期が始まる時期。また友達作るのかーって思ったけれど、なんやかんやこの時期に出来た友達とは最後まで仲良かった気がする

 

天候としてはシベリアの寒波のせいで1-2週間ありえないくらい寒かった。実気温-14度体感-27度みたいな。まあここまで来ると正直もうよくわからないんで、ヒートテック+厚手のセーター+ダウンくらいきてれば意外と十分だなと。手とか顔が凍てつくのでこの時期だけは自転車通学を断念。ちなみに水場が凍るので普通に湖とかの上を歩くことができます。ただはしゃぎすぎるとたまに割れるので気をつけるべし。

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3月

3月も寒かったしなんなら3月が一番雪降ってた気がする。例年なのか知らないけど2018年は日本人の感覚よりも遅く冬が来ました。

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ここらへんになるとだいぶ日が長くなってきたなと実感するはず。

あとはイースター休暇があります。こちらも飛行機が高騰するのでとっとと予約しましょう。飛行機高すぎて、コペンハーゲンからリュブリャナに行くのにコペンハーゲンイェーテボリザルツブルクリュブリャナってやったのを思い出した。

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ボスニアモスタル。東欧は最高。

4月

めっちゃ晴れだした。異常なレベルの晴天率で街歩きすると「あれ、こんなに人いたっけ」ってくらい人がいるのでございます。

でもデンマーク人に聞いたら「いつもは曇りばっかりで、今年が異常なだけ」って言われたんで過度な期待は禁物。

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日本人的にはカステレットで行われるSakura Festivalが一番のメインイベントなのかな?

去年はコペンハーゲン大学に留学してる日本人有志でフリーハグやってたりしました。日本と違って勝手になんかやって怒られるとかはないと思うので、思い思いに日本アピールしちゃっていいのかなって思います。みんなで盆踊りしたり、すごい楽しかった。

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5月

自分的なメインイベントは扁桃炎でした。デンマークの医療、許すまじ。

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5月下旬から6月にかけてはDistortionというお祭りがあります。街全体で行われる音楽祭で、一帯が歩行者天国となりそこらじゅうで色んなジャンルの音楽が爆音で流れています。高校の卒業シーズンと重なるのでもうめちゃくちゃ。それを笑って許すデンマーク人の寛容さも素敵(嫌いって言ってる人もいたけど笑)

最初の2日間とかがフリーで楽しめるので是非。めちゃくちゃ楽しいです

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あとはコペンハーゲン大学でもそこそこな規模のミュージックフェスがあるのでこれもおすすめ。Von duを聴くのだ

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個人的にはあとはパーティーバス(パーティー用に改造されたバス。コペンハーゲンではよく見かける)を借りてドンチャンやったりしました。

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6月

もう授業も終わり、別れの季節。どんどんみんなが帰っていくのを見送るのは少々さみしかったです。毎日のようにパーティーというか、ご飯会をやってた気がする。

 

個人的にはロシアに行ったりデンマークを回ったりいろいろしてました。デンマーク回るのは、デンマーク留学してるならやっぱりすべきなんじゃないかなぁって思います。

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7月

そんなこんなで一瞬で帰国ですよね。7月にはロスキレでフェスがあり、北欧最大ということもあってBruno Marsとかも来たりするレベルです。

ロシアでバカ騒ぎした後帰ってきて速攻支度して帰宅でした。

 

ちなみに買った物を売ろうとしてもなかなか売れなかったりするので、売る時期は結構大事です。チャリは物にもよるけど需要が多いので結構すぐ売れた

帰る頃の気候は最高なので、この時期にはすっかり「まだデンマークにいたい!!」ってなってます。この時期があるなら一年も乗り切れるかもって思えちゃう。

ちなみにデンマーク、というかヨーロッパでは基本的にフェイスブックの利用がかなり盛んなので、大きなイベントを探すにはフェイスブックのカレンダー機能が優秀です。イベントの規模と参加人数はだいたい比例するので。

 

そんなこんなで一年間はあっという間でした。皆様良きコペンハーゲンライフを。

フォトブック作成がとても良いというお話

こんばんは。留学から帰ってきて一ヶ月な訳ですが、思い出がありすぎてありすぎて、何とかして整理したいな、って思ってて。

特にデンマークは写真映えする場所が多いので、デジカメを頻繁に持ち歩いて散歩してたこともあって結構な枚数の写真を撮ってたんですね。iPhoneの容量はもういっぱいだからハードディスクにバックアップを取った上で写真の取捨選択はするとして、それでも限界はあるし、なによりハードディスクにとったバックアップなんて今までに見返したことない。

どういう形で残そうかなって考えた時に、周りでフォトブックを作ってる人を見たことがあって、これはいい思い出の保存方法だな、と。んで調べてみたら、クオリティによって値段はまちまちなんですが安いのはすごい安いんですよ。で、この値段ならクオリティが多少落ちても全然いいか、と思いフォトブックを作ることにしました。

 

 

使ったのはしまうまプリントという会社。クオリティは他のとこに劣るらしいですがそれでも業界最安値なのは間違いないらしい

大きさは文庫本サイズからA5まで、ページ数は32-144まで選べて、ページ数とサイズが大きいほど入れられる写真の枚数も多くなります。

今回はA5、144ページを選びましたがそれでも1000円ほど。安い。

 

写真の選定だとかページのレイアウトだとかはウェブサイト上で出来て、保存とかもできるので便利。

携帯アプリからもできるそうなんですが使い勝手がウェブサイトのがいいと以前使った人に言われたのでそちらを選択。

 

 

レイアウトの変更であったり写真のアップロードとかは至って簡単です。説明不要。

 

一番大変だったのは写真を選ぶのと、その写真をどういう順で載せるか。

1年間で4000枚以上撮ってたので(もちろんどうでもいい写真も多い)、どの写真をどう載せるか、を考えるところでしばらく止まっていました。ここが一番時間かかったしきっと他の人もそうなるはず。

ちなみに時系列で適当で良いのなら勝手に配置してくれます。ただせっかく作るんだし凝りたいじゃないですか。ってなって凝るとなかなか大変になる。

 

結局今回は

て感じで分けたらいい感じにまとまりました。

 

ここまで構想を練れるとあとはそこまで時間はかからない。とはいえまあ144ページあるので、数日に分けて一日30ページくらいずつ進めてやりました。

 

で、出来上がったら発注して完了。メール便だと送料90円で、だいたい注文から1週間で届きます。

で、届いたのがこんな感じ

 

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これで1000円は安すぎじゃない?くらい個人的には満足の出来でございました。画質はそれなりに綺麗だし、製本もしっかりされてる。紙の質感はツヤはないので、イメージことりっぷに乗ってる写真みたいな感じになるのかな。でも個人で作成することを考えるととても良い。

ただ、フォトブックの中のキャプションの文体を写真集とかに乗ってるような感じのものに寄せたら「硬すぎだろ」って色々な人から突っ込まれたのが笑

まあでも、これは継続的に利用だなーってなりました。とても良かったです。

数週間の旅行とかだったら1000円もかからずに思い出が整理できていつでも簡単に見返せる(というか積極的に見返したくなる)ものが出来るので、フォトブック、激しくおすすめです。

Tシャツ作ります

 

宣伝もあるけど、自分のアンオフィシャルグッズに対しての思いとかも含めて。

 

これまでにも東京関連のいろんなTシャツを作って来た訳ですが、今回もその一環として。

今までに作ったものとしては

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こんなのとか

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こんなのとか。

これから作ろうと思ってるのは

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こんなのとか。

 

いつも案が思いついたらとりあえず作ってみて、いい感じだと思ったら業者にデータ持って行ってTシャツ作ってもらってます。個人的には渋谷のARTONってところがオススメ。

 

デザインをする際に用いてるイラストやフォントとかがどの程度フリーなのか、などを気にかけるのが面倒くさいので基本的には商売をしようって気もないし、だいたい自分だけのためにいつも作ってるのですが、今回のデザインは紺色に白で昇華プリントが不可能なデザインで、一枚だけ頼むと意味わからない値段になるので、欲しい人を募って何枚も発注する、という形を取ることにしました。予想以上に買ってくれる人がいたので、実際の料金はもう少し安くすると思います。

 

とにかく東京のオフィシャルのものは普段着れるもの、身につけられるものが少なすぎると感じるので、こうやって自分で作ってると言った感じです。

 

非公式グッズについての個人的見解

エンブレムをまるまる使ってしまうとか完全なパチモンを作るとかでなければ個人的には全然ありだと思います。

 

アンオフィシャルなものが世の中に流通しようがしまいが、オフィシャルの売り上げにはそんな影響出ないと思うんですよね。そもそもオフィシャルのグッズが「うーん…」てなるのが多すぎるのが原因だと思ってるので。

なので、オフィシャルでクールなものが出ていればオフィシャル/アンオフィシャルを着ている人の購入基準の差が明確に現れるんじゃないかなと。

FC東京に関して言えばTのマークをエンブレムに変えるだけで劇的に売り上げは変わると思うんだけど、どうなんでしょう。制約がいろいろあるのか単にセンスの問題なのかは分からないけど。

 

どうやってもオフィシャルでは出せないけど、、みたいなTシャツはアンオフィシャルが補っていくべきだと思うし、そこにおいてオフィシャルとの競争は起きないかなと。オフィシャルには「エンブレムを使用する」っていうオフィシャルでしか出来ない強みがあるんだから、そこをもっと活かしていけばいいんでないのって思います。

 

あとはちょっと前にやってたサポーターの発案したTシャツをオフィシャルとして売り出してた企画、あれは結構良かったんじゃないの?って思う。オフィシャルのグッズがダサい問題が、センスの問題なのであればこれで解決されるはずだし。ある程度のインセンティブを与えた上でサポーターとコラボレーションするのはみんなハッピーになるんじゃないかなって思います。

 

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例えばこれはFCコペンハーゲンのTシャツですが、ダービーに合わせてサポーターグループとの共同で作られたシャツ。まさしくアンオフィシャルとオフィシャルの中間のTシャツです。ちなみにめちゃくちゃ売れてたし、サポーター団体も一般のサポーターもみんなこれを着てて一体感も出てたし。こういうのはどんどんJでもやっていっていいんじゃない?って思います(このチームはゴール裏にアンオフィシャルのショップがあり少し事情は違いますが)

 

 

強いからかっこいいのか、かっこいいから強いのか——。 "弱い"と"ダサい"の因果関係|河内一馬|note

この記事にあるよう、サッカーのユニフォームであったりシャツとかはスタジアムを飛び出してストリートに進出してるわけであって、東京にもこう、「スタジアムの外でも普通に身につけることができるようなもの」を作って欲しいなって思います。やっぱり趣味の範囲で自分で作るのには限界があるからね。

 

なんとも締まりのない文章ではありますが、個人的にはもっとオフィシャルにかっこいいTシャツやらなんやらを出して欲しい。けど、公式がいくらセンスが良くても大人の事情とかで作れないようなグッズもまた沢山あると思うので、そう言ったものはアンオフィシャルが補っていけば良いと思う、というのが個人的な見解です。

ロシアW杯遠征記

日本代表としてのロシアW杯はここロストフで幕を閉じたわけで、個人としてのW杯を振り返ってみたいと思います

原口、乾のゴールが決まった後の狂喜乱舞はサッカー観戦の醍醐味だなって思うし、あの瞬間は歴史が変わる瞬間が見れるかもしれないって本当に期待したし、ロスタイムに決まった瞬間の向こう側のゴール裏の狂喜乱舞も脳裏に焼き付いてます。

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感覚としては2016年ACL決勝トーナメント1回戦のアウェイ上海上港戦と近いなあって。

不思議かな、涙が出てくるとかは全くなくて、「ああ、負けてしまったんだ」ってスッと入ってくるんですね。悔しいような、悲しいような、虚無感のような、それでいて少しの前向きな感情も混ざっている不思議な感じ。

 

そんでもってこの感情は「四年後絶対に晴らそう」という感情に昇華しつつあります。W杯が人生狂わす、ってのが少し理解出来たかもしれない。「次のW杯順調に行ったら新卒1年目じゃんどうしよ」って考えてしまってるし…

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まあ試合のことはこの辺にして、ロシア旅行をぼちぼち振り返って行こうかと。

旅の行程

まずはこの旅の行程。今大会は都市間の鉄道移動が無料ということで積極的にこれを使って行った結果身体と精神が破滅寸前まで行きました。

実に3泊13日。

いやまじできつい。陸路移動総距離6100キロ。移動時間120時間。新幹線みたいなのならいいけど速さ中央特快くらいですからね。中央特快で東京からインドの首都デリーに行くようなもん。最後の方は「21時間余裕じゃん?」みたいな感じで感覚バグってた。

 

多分周りにはもっと鉄道猛者がいるのだろうなとは思うけれど。

まあただこれのおかげでだいぶお金は節約できたなと。車内だと必然的に使うお金は減るし、ご飯も質素なものになるし。

車内の感じはまちまちで、こんな感じの冷房なしシャワーなしの木製の内装やら、

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冷房ついてるこんな感じの車両まで。

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肌感覚的に今は前者の木製のは圧倒的にレアなのかなと

 

しかしまあ一生分くらいの寝台列車に乗った気がする。もうしばらく乗りたくない。これからロストフ→モスクワの21時間の旅が待っているわけですが…

 

ロシアの印象

街並みとかはすごい印象通りというか、東欧と中国混ぜて割った感じだなーって思いました。

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あとはデカい像がそこら中にあったり、鎌とハンマーがいたるところにあったりして、意外とソ連の雰囲気はまだまだ残ってるなあと。

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ヴォルゴグラードのトラム

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モスクワ・ヴェルニサージュ市場

 

一番びっくりしたのが人柄。第一印象は無愛想で英語も通じない、怒ってるような感じ。これは割と東欧でも同じような感じだったから想定内ではあった。で、その後感じたのは、みんなびっくりするくらい親切。向こうはロシア語しか喋れないし、こっちはスパシーバしか言えないくらいロシア語分からないんで正直言ってることの2割も読み取れてないんですが、みんなGoogle翻訳を使ったり、身振り手振りで色々教えてくれようとしたり。その心意気がすごく嬉しかったなーと思いました。

こんなことならもう少しお返しの品なにか持っていけばよかった、、

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郊外のアパートメントから中心までどう移動しようか迷ってたら「乗りなよ」って言って送ってくれた若者2人

 

 

あとなぜだかロシアにはコイン収集家がめちゃくちゃ多いです。なんで10円玉とか5円玉たくさん持ってくと喜ばれそう。

 

観光についてはまあびっくりするくらい何もしてないです、ええ、、

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赤の広場と、

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ヨーロッパアジア境界線と、

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ママエフくらい。本当にこれ以外ほとんどどこにも行ってない。

 

今回ロシアに滞在して、間違いなく「二度目のある国」だなって確信したんで、また機会があれば来たいなと。その時の都市間の移動は飛行機で…

 

そしてW杯、最高だった。普段東京を一緒に応援してる人や、リオ五輪に一緒に行った人などと応援する日本代表は最高だった。世界200国近くから選ばれた32カ国のうちの一つとしてピッチ上に日の丸が掲げられる瞬間も、国歌が流れる瞬間も、いろんな人から声かけられるのも全部最高だった。今回来れなかった人。騙されたと思って4年後カタールで集合しましょう。では!

 

 

 

 

 

ユトランド半島北部

こんばんは。まだロシアにいます。無茶苦茶な日程を組みまくってたら4日に一回しかホステル泊まらないとかいうことになってしまった。

時系列がぐちゃぐちゃしますがユトランド半島を回った後にオーフスから車借りて北端まで行って参りました。

行程

とりあえずSkagen(スケーエン)が最終目的地で、19日出発、22日にはロシアだったので21日に帰ってくる計算で逆算していきました。

レンタカーは大体3万円くらい。4人で借りたので、ガソリン代込みで一人頭10000円行かないくらい。

レンタカーは仕方なくマニュアルを借りました。2年ぶりでしたがまあデンマークならなんとかなるなって感じでしたね。ちなみにデンマークは反車社会なので、1日あたり100キロ以上走ると課税されることを覚えとく必要があります。今回は600キロ走って2日(48時間)借りたので400×1.6=640クローナ(1万円強)の課税でした

オーフス

オーフスはそんなに観光する時間がなかったので、とりあえずオーフス美術館へ。

デンマークにいる人なら誰もが知ってる?カラフルな展望台はとても楽しいです。

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中で写真を確認すると写りが違うように見えるんですよね。

その他のアートなども非常に面白いものが多かったです。ちゃんと見るには時間が必要かも。

オールボー

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あれ、意外と時間なくね?てことで本当に寄っただけ。てかユトランド半島ってここで分断されてるんですね。

 

フレデリクスハウン

ユトランド半島有数の港町ということでしたがここもなかなか時間がなく。

田舎町はかなり早くに店が閉まるため、ほとんど店はやってなかったです。

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メインストリートはよくあるデンマークの小さい町、って感じだったけどもそれでも可愛らしい街だった。もう少し賑わってる時に来たかったですね。

スケーエン

スケーエンといえば北端の砂浜と砂丘がフォーカスされますが、砂丘はスケーエンの町から車で15分ほど南に下ったとこにあり個人ではいきにくいからなのか、夏の日没時には人は本当に我々以外誰もいませんでした。そしてこの砂丘が絶景でしかなかった。

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サハラ砂漠も感動しましたが、こっちもこっちで。というかデンマークにこんな場所本当にあるんか!っていう感動ですね。

デンマークは風が強いので人がいないと砂丘に波模様が出来ることが多いようで、それがより一層綺麗に見えました。

ここの場所はRåbjerg Mileで調べると出て来ます。

 

Hirtshals

ユトランド半島北部の町で、水族館などが有名な場所。やることもないしって感じで寄ったこの街では、Fun-Parkとかいう謎めいた牧場に行ったのですが、これが大正解

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こんな感じで動物観れるし、なにより牧場主の方のホスピタリティが半端なくて、動物にあげる用のご飯を無料で提供してくれて餌やりを経験できたり、その日取れたウズラの卵茹でてくれたり、コーヒーくれたり、、、

この日は雨ということで無料でしたが、普段は75krかかるそう。とはいえ75krでもここまで来たら行く価値あるなって感じでした。素晴らしかった。

Thy Nat Park

ユトランド半島北西部の巨大な国立公園。全ては回れてないですが、海沿いの浜辺に遊びにいきました

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夜。

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朝。

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この日も風が強く、桟橋の端では時折ものすごいしぶきが。これ多分大人でも端まで行ったら飲まれるだろうなって感じだけどそんなところに子供を連れて行って写真撮るあたりがデンマークらしい。

 

ちなみにびちゃびちゃになりました。

 

宿

1日目はbooking.com、2日目はAirbnbで。感覚としては、車があるならAirbnbのがやすくていい場所に泊まれるな、と。アクセス気にする必要あんまないし。

 

と行った感じでした。

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水色のピンが訪問した都市な訳ですが、デンマーク、割と満遍なく回れたなあと。

回った感想としては、たしかに街はテナント含め似たり寄ったりなところが多いけれども、スケーエンの砂漠だったり、エーア島のカラフルな家々だったり、ユニークな場所は多いなと。多分ヨーロッパで一番綺麗な砂漠はスケーエンでしょって思うし。ってわけなんで、「デンマーク、大したことないでしょ」と見くびる前にとりあえず回ってみてはいかが?と思う次第でございます。

いろんな素晴らしい景色がデンマークには広がってますよ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

W杯とアイデンティティ

セネガル戦前夜は、実のところ自分でもびっくりするくらいソワソワしてなかった。

楽しみじゃないのかと言えばそうでもないし、かといって試合のことばっかり考えて寝れないのかというとそういうわけでもなく…

 

自分でも理由はわからないけど、前夜のテンションは単なる海外遠征の一つ、といった感じであった。

ACLは毎試合ソワソワしてたし、リオ五輪は脳内でめちゃくちゃシミュレーションしていた気がするけど今回はそうでもなく。

 

試合当日になってもいたって平常心で、セネガル人を見かけると心が少し踊るものの、いろんな国の人がいるのは五輪で経験済みだったから予想はできていた。

 

そうこう言いつつもスタジアムに着き、素晴らしい席に座り、しばらくぶりのサポーター仲間の方々と会うと徐々にスイッチが入ってきて、日本代表の選手のアップでの日本コールで完全にスイッチオン。海外での試合だと「俺たちがついてるぞ」って気持ちがより強くなるな、と思うしその実感が海外アウェイへの誘いとなってるきがする。

試合開始が近づくにつれて次第に緊張感が。そして会場のボルテージが上がり、ピッチ上に巨大な日本の国旗のフラッグが広がった瞬間思わず泣きそうになった。

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やっぱり日本の国旗、国歌、というか日本は好きだ。それは自分が日本で生まれ、日本で育ったからに他ならないと思う。

そして世界最大のスポーツの祭典で、その国旗が堂々と広げられていることは誇らしいことだし、大げさかもしれないけれど日本代表の一部としてその空間にいれることは本当に幸せだな、と。この感覚はワールドカップでないと味わえないなと思ったし、来て良かったと思えた瞬間だった。

 

試合は、というとご存知の通り。もうほんとただただみんなすごいよ。川島のミスは勿体なかったけど、現地にいる身としては責められない。リオの時の櫛引と藤春、上海の時の城福さんと同じ感じかな。

そしてゴールが決まった瞬間の狂喜乱舞。知り合いだろうがなんだろうが関係なく揉みくちゃに。

 

この大会とは別に、留学に来て感じたことの一つとして、自分は思った以上に日本人であり、アジア人であり、それは多分この先一生変わらないなってことがあって。そのことを強く感じるワールドカップがこの留学の最後にあるのは良かったなって思います。とりあえずつぎのポーランド戦。ここまで頑張ってきて苦い思いは誰もしたくないはず。現地にいる日本人の一人として、精一杯戦ってきます。

決戦前夜 - エカテリンブルク

ユトランド半島の旅を無事終えたと思えばそのままロシア入りしております。37カ国目。

22日の16時にモスクワ入り、23:50→4:00の便でエカテリンブルクへ来ておりろくに寝れてないので現在とても眠いでございます。

 

ロシア3番目に大きい都市エカテリンブルクは決戦前夜と言えども日本人、セネガル人はさほどおらず、昨日試合があったペルー人がとても多いです。

とはいえツイッターなどを見るに徐々に日本から、モスクワからエカテリンブルクに向かっているようなので、明日はかなり日本人の姿を見ることができるのかなー?と。

 

そんなエカテリンブルクを少し観光してきました。

エカテリンブルク空港から市内までは、fan festを経由する無料バスで30分ほど。

 

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こんな感じのところに降ろされて観光スタート

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まずは血の上の教会。エカテリンブルクの中でも指折りの観光地。新しい教会なので歴史的な背景知ってないとただの教会。

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その向かいにあるのが青い教会。これも有名観光地。

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することもないのでそのまま北上して中央駅へ。しかし本当にのんびりした街だなーと思います。何もないけど。

便宜上アジア側とはいえ街並みは欧風。しかし時折無機質なビルを見ると旧共産圏にいることを実感するなど。

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とりあえず見た目がいかつい中央駅。中国にしてもそうだけど、中央駅いかついがちだなあと。

やることもないので、地下深くに眠る地下鉄に乗って市中心部に戻ることに。

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エカテリンブルクの地下鉄駅は駅によってレイアウトが様々。車内は木目調で阪急電車のようでした。

 

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エカテリンブルクのメインストリート。人もいてここは賑わってたなぁー。

ここの通りのMTS BANKが両替レートが良くて、手数料2%切りだった。

 

もうヘトヘトだったんで、モスクワから行動を共にしてた友達と一旦解散してホステルへ。

今回泊まったのはホステル・ニコルスキというところで、かなり新しい、綺麗なホステル。

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綺麗なコモンルームって大抵写真詐欺だけどここはこんな感じで写真通り。

今回のワールドカップ、周りは自動キャンセル祭りだったもののホステルはその影響もなく、なんと朝食付き500ルーブルでした。安い。

 

現在19時なのでスーパーに行って消臭スプレーと夜ご飯を買ってこようと思います。では!