備忘録

書きたいことや思ったことの殴り書き。

撮りたいのは多様性である、という気付き

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東京系のインスタグラムアカウントを作ってから、1週間くらいが経った。自己満足で作ったものの、やはり公開するからには見てほしいという欲も出てきて、何を撮ろう、何を載せようか迷ったりもするものの、やっぱり周りは気にせず自分の感性に合うものを載せよう、と最近思いつつある。

 

ちょっも前にこんなツイートをした。

 

実はこのツイートはまた別のことを複数人でやろうとして、その際のツイート。だけどそれのスタートが思ってたより遅くなりそうなのと、FC東京関連のデザインとかもたくさんしてきてアウトプットの場が欲しいなあ、と思ってたことから上記のInstagramアカウントを作った。

 

このツイートで「誰でもいいよ」的な旨を書いた真意は、単によりたくさんの人の目に留まって欲しいためだった。実績もない自分がモデルやインスタグラマーにオファーを出せるとも思えないし、それなら一般人で立候補してくれる方がこちらとしてもありがたい。こうツイートしつつも、その時の自分が思い描いていたのは美形のモデルに準ずるような人たちの写真だった。

が、今もっている考えは違う。違うというか、真逆だ。モデルなんてほんの一部でいい。そういう考えに至ったのは、自分がサポーターだからに他ならないと思う。

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サンダーランドこそ我が人生、というイギリスのサンダーランドというチームに焦点を当てたドキュメンタリーをご存知だろうか。

Netflixに入っていれば全エピソード観れるので、サポーターな方々には是非とも見ていただきたい。

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残酷なまでに真実を描いたこのドキュメンタリーではサポーターへのインタビューがそれなりのウェイトを占めている。昇格を目標にしながら全然勝てないチームに対して、サポーターは時には毒を吐き、時には諦めの境地に達したかのような言葉をインタビュアーに放ちつつも、チームが勝てば喜び、称える。そんなチームに対する変わらぬ愛は確かに垣間見えた。限りなくリアルを映しているところがこのドキュメンタリーのいいところ、だと個人的に思う。

このドキュメンタリーでは、有名人にインタビューするのではなく、肉屋のおっちゃんとかもう本当にそこらへんにいるおじさんにインタビューしている。こういったところにリアルを感じたし、このドキュメンタリーに対する共感を得ることが出来たんだと思う。

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これはボカのサポーターにフォーカスしたインスタグラムのアカウントだ。

単純にこのアカウント単体を見てもおしゃれだな、と思うが、個人的に惹かれたのは若い女の子の写真ではなく、おばあちゃんが微笑みながらリケルメの写真を持っている写真や楽しそうにクンビアを踊るおばちゃんの動画、青と黄色のアイスを頬張る小さい子供の写真だった。

 
 
 
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なんにしてもこのおばあちゃんの写真は最高だ。直感的に最高だ、と思ったわけだが、理由を考えてみると、多分自分に無意識に重ねてしまうからだろう。自分はおばあちゃんでもないしそもそも女性でもないわけだけれども、少なくともこの写真を見ると「昔からボカを応援してきたのだろうか」とか、「年をとってもこうやってボカに対して愛情を注げるなんて素敵だなあ」とか、「自分が将来年老いても『梶山陽平のスルーパスはなぁ』って微笑みながら語ったりするんだろうか」といろいろ考えてしまう。

これが先ほどのサンダーランドのドキュメンタリーのようにリアルを映し出しているのか、というとそういうわけではないと思う。皆が同じビンテージユニフォームを持っているわけではないだろうし、もしかすると被写体がみんなボケンセでもないかもしれない。しかしノンフィクションではないにせよ、この写真はサポーターが少なからず持っているであろう理想像や、サポーターの歴史・文化を想起させるにはもってこいの写真だと思う。

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チームへの愛を感じられるサンダーランドのドキュメンタリーやボカのこの写真はとても好きだ。場所も応援してるチームも違うが、自分自身も同じようにひとつのチームをひたすらに応援しているからだと思う。そして上の例2つはサポーターが1つのチームを応援することにおいて経験する言語化し難い小さな幸せや喜び、時として訪れる絶望や怒りといったものを見事に表現しているような気がする。

 

 

この二つを見た今、自分が撮りたいのはモデルよりも等身大のサポーターなんじゃないか、と思う。それこそ八百屋のおじちゃんがユニフォームきながら野菜売ってるとか、小学生がユニフォームきながらランドセル背負って学校へ向かってる、そんな写真が撮れたら最高じゃん、って思う。現代風にいえばエモいのだ。

 

スタジアムの中には多種多様な人がいる。職業も、各々のバックグラウンドも、チームに対する考え方も本当に多様で、それでいて同じチームを自身のアイデンティティとして持つことで繋がるというところが面白い、と個人的に思う。だからこそ、一見繋がらなさそうな多種多様な人たちがユニフォームを着ている写真をまとめていけば面白いんじゃないかな、と思うし、そっちのほうがリアリティもある。そしてそのリアリティにサポーター心をくすぐられるのではないか、とも。 

 

 

というわけで、あらためて。色んなサポーターの写真を撮りたいな、と思ってます。今は知り合い中心にアプローチしてることもあって学生が多くなってるけれど、いずれは年齢も容姿も性別も多様な写真を撮っていければなあ、と思います。試合日にもカメラを持っていくので声をかけていただくか、事前に連絡をして頂ければ。

海外大学院に進学したい【その①】

こんばんは。

だいぶ自分の中で温めていたテーマではあるのですが、自分の中ではひとつ目標があります。それは海外の大学院に行くこと。

 

とりあえず海外って言っとけばいいってもんじゃないことは分かっていますが、それでも日本の大学院ではなくてできれば海外の大学院にいきたい。

きっかけは、農業分野における開発事業に携わりたい、という将来の夢に近づくには海外の院を出たほうが有利だよ、とその道に進んだ方に言われたこと。

ただ海外の院に行くにはそれなりの語学力が必要で、その当時の自分の英語力は海外の院進学を基準に考えると本当にどうしようもならないレベルでした。

まずは英語できるようにならないといけないよね、ということでその時点から逆算して、昨年一年間交換留学に行ったわけですが、この一年間が「また海外で2年間勉強したい」という思いを一層強くしました。

海外で暮らすと今まで当たり前だったことも当たり前ではなくなるし、やらないといけないこと、乗り越えなきゃいけない壁がたくさん存在するわけで、「やらざるを得ない状況にいないとなかなかやる気にならない」という癖のある自分が成長するには海外に行ったほうがいいな、という結論に一年間留学した後に至りました。

それに加えて自分の興味のある持続可能な農業生産・農業開発といったものにフォーカスしたコースは日本にはあまりなかったことも挙げられます。

 

さてさて、前置きは長くなりましたが、そんなこんなで海外の大学院を視野に入れてきたわけです。

いろんな大学院を調べるにあたって、基本的に共通に必要になってくるのは大学の成績であるGPAと英語の証明書(IELTSやTOEFL)。他にもいろいろありますが、とりあえず今日付けでこの二つが一段落ついたので書いてみようと思います。

TOEFLについて

このブログはツイッターからの流入がほとんどで、かつツイッターのフォロワーの多くがFC東京ファンであるという仮定に基づいて、の話ですが東京下部組織から海外へと飛び立った高瀬和楠くんのTOEFL体験記は記憶に新しいです。あんな感じの話を僕も一応備忘録がわりに書いておこうと思います

note.mu


証明となるテストは基本的にイギリス系のIELTSかアメリカ系のTOEFLの二種類があって、どちらを受けるかは人次第。IELTSのほうが日本人に馴染みのあるテスト形式なこともあって、留学前、直後に受けたのはIELTSの方でした。

ただちょっと前のブログに書いたとおり、留学行く前と行った後でIELTSの点数は6.0→6.5とすこぶる微妙な伸びっぷりでして、だいぶ落胆しました。

基本的には有名大学院に行くにはIELTS7.0もしくはTOEFL100が必要といわれたので、留学から帰ってきた時点でそれくらいは取りたいなぁと思っていたし、「ま、取れるっしょ」という甘い考えは思いっきり打ち砕かれました。

実際にはこれら基準となる点数がなくても入れる大学院はかなり多いです。が、やっぱり自分の中でこれくらいは取りたい、と思って留学後の英語学習が始まりました。

対策について

あれ、TOEFLについてとか書いてあるのにIELTSの話しか出てこないじゃん、って感じですね。そこについて説明しておきます。

本当はIELTS7.0を目指して勉強を進めるつもりだったんですが、大学に貼ってあった「外部語学学校との連携TOEFL講座」的なチラシを目にした自分は、「なにか強制力をもつものを利用しないと勉強しないだろうな」と思って、この講座を利用しつつTOEFLの100点を目指すことにしました。課金した唯一の有料コンテンツです。

その授業はスピーキングとライティングについてのものでしたが、講座などを利用する利点としては、「こういう形で答えればいい」という形が身につくこと、これに尽きると思います。そのおかげで大崩れしない、比較的安定した点数を取れるようになったと思います。

ちなみにTOEFLの勉強を始めて1ヶ月後くらいの成績が以下。

リーディング(R) 25

リスニング(L) 23

スピーキング(S) 18

ライティング(W) 23

合計 89

TOEFLは10点上げるのに

スピーキング、ライティングは取っていた講座でそれなりに宿題とかを出されるので、それをこなすことでだいぶ成績が上がりました。かといってなにか特別なことをやったかというとそういうわけではなく、実践に沿った問題をひたすらこなしただけです。自分で学習できる強い心を持った人なら、書き方、喋り方のテンプレートを身につければ多分何かに課金する必要はないかなぁと。

 

一回目を受けたあと、100点を目指すなら講座の課題以外にリーディングとリスニングもやらないとだな、と改めて実感。この二つは受験でも留学でもそれなりにやってたおかげでやらなくても大丈夫だろ、と思ってはいたもののやはり限られた時間に集中する、というのには訓練が必要。基本的にはTOEFL受験者には有名な中国のサイト(調べてください)を使って、R/L:S/W = 2:8位の感じで勉強しました。

 

というわけで一回目の受験から2ヶ月後に受けたテストの結果が以下

R 23, L 27, S 22, W 27 合計99

もう一点ちょうだいよ。本当に。

この試験を受けた直後の感想は「ライティング以外最悪」でした。ライティングはめちゃくちゃやってたし、作文の内容も結構書きやすくてかなりいい感じにかけました。

ただリーディングをさぼってたら社会科学系の設問がたくさん出て時間足りず、リスニングも集中力が途切れてしまったためこの二つが改めてもっとやらなきゃ、と実感。

 そして集中力を高めるために耳栓を購入しました。TOEFLの試験ではそれなりに外部要因が点数を左右すると思っていて、万全のコンディションで受けるために朝一で会場に行くこと、耳栓とティッシュペーパーをちゃんと持っておくことは大事だとつくづく思いました。ティッシュペーパーは二枚まで持ち込み可だそうです。なんだよ二枚って

2回目のテストから3回目のテストまでにやったことは、Amazonで耳栓を買って、中国のサイトでひたすらリーディングとリスニングをやり、スピーキング・ライティングも講座が終わった後だったので、実力が落ちないようにほどほどにやっていました。

ここで意識したのは本番通り、リスニングもリーディングも一問一問やるのではなく全部通してやること。なんやかんや体力勝負みたいなところありますからね。

で、二回目から二週間後の三回目のテストの結果が以下

R 27, L 29, S 22, W26, 合計104

思惑通りにリスニングとリーディングが伸びたおかげで無事100点を超えました。こんだけあればTAをしてお金をもらうことも可能っぽくて、やっぱやっただけあったなぁとしみじみ。

実際に勉強してみての感想

TOEFLの点数を10点伸ばすには膨大な時間が必要、とはよく言われますが、それは自分の現状の英語力をTOEFLに最大限適応したうえで、そこから10点のばすのが大変だって話で、1回目に受けた点数は参考程度にしておけば大丈夫だなと。

自分の場合過去問をめちゃくちゃ解いて、自分が最大限集中できる環境を本番で作り出しただけで点数が3ヶ月で15点あがったので。

TOEFLは会場と会場に何時に着くかでテストを受ける環境がこれでもか、というほど変わりますが、自分のおすすめはとにかく朝早くに行って受付を1番に済ませること。そのうえで耳栓を持って行ってリーディング時に外部音を遮断する。これが一番気が散らなくていいなぁと思いました。

少しでも海外の大学を考えている人は物は試しで受けてみてはいかがでしょう。多分思ったより点数が取れるはず。

 

GPAについて

海外大学院の受験において、GPAに関する明確な基準がある/ないは学校によりけりですが、基本的に提出は必須で、一般に高ければ高いほど良い、とされております。

自分の場合、1年生のときは単位を落とすんじゃないかとビビり散らしてかなり勉強したためそれなりに成績はよく、2年生はブラジルにいってヨーロッパにいってと一年中バイトをしてはどこかに行ってたので、ギリギリ単位は取れてる、みたいな成績。3年前期はそれなりに授業内容が面白かったためそこそこの成績、といった感じで留学前までは3.0よりちょい上といった感じでした(満点が4。うちの大学だと理論上は4.3?)

ただ、応募を考えている大学によっては3.2は必要、といった明確な基準をもっていたので、これを超えることが当面の目標で、簡単なように感じるのですが、2年半分の成績を半年で上げるというのはなかなか難しい話でして、計算上はほとんど一番いい成績を取る必要がありました。

とにもかくにもやるしかない、という状況になったおかげでそれなりに勉強はしました。農学部って授業の大半が生物系の話なので、高校で生物をとってない人間には苦行でしかなかったのがだんだんわかるようになってきたのは勉強したおかげだなぁとしみじみ感じました。難しすぎるでしょって思ってたようなのもちゃんと勉強すれば理解できるんだなあと今更ながら思ったと同時に、いままで小手先だけの勉強でしのいできた教科を一からやっとけばもっと世界も広がったんだろうなぁ、とも思います。何歳になっても勉強するのは遅くないとは言うものの、やっぱり勉強する教材と先生と時間が与えられていたのに麻雀とかバイトに費やしてたのは勿体無かったなあなんて思います。

ちなみに勉強の甲斐もあって3年後期の授業の成績はほぼオールAでした。そのおかげでGPAもなんとか3.3くらいにはもって行けました(計算が合っていれば)

 

今後の予定

まあまだまだやることは山積みなわけですが、とりあえず今はGREというアメリカの院に進むのに必須な試験に向けて勉強をしています。今回も強制力を持たせるためにMagooshというコンテンツに課金しようか迷い中。アメリカの大学生向けのテストなので、とにかくた単語がえげつなく難しいです。こんなの無理だろって感じで吐きそうではあるものの、その②が書けるようしっかり対策していこうと思います。

アルドゥハイルのホームスタジアムへの行き方

中島翔哉がアルドゥハイル移籍というのは割と予想外だったものの、それでもまあ違約金とか考えると納得もできます。

で、アルドゥハイルって聞いたことねえなあって思ったら元々の名前のレフウィヤから改名したんですね。

 

今回はアルドゥハイルのホームスタジアムであるアブドゥッラー・ビン・ハリーファ・スタジアムの行き方、について調べてみました!(よくあるやつ風)

実際2年前に三回行ったので、多少変わってるところもあるかもしれませんが書いておきます。

 

ちなみに結論から言うとUBERをダウンロードしておいて呼ぶのが一番楽かつ確実です。

 

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公共交通機関で行く

カタールの公共交通機関は現状バスのみです。で、このバスが結構曲者なんですね。一応172番と言うバスがアブドゥッラー・ビン・ハリーファ・スタジアムまで出てるんですが、2時間に一本です。

で、乗るためにはバスターミナルで専用のカードを買う必要があって、それを買うことで初めてバスに乗れます。ただこのバス、格安で乗れるもののそもそも途中のバス停から乗ろうとしても通過されたりとか、どのタイミングでタッチすれば良いのかとかが複雑だったりとか色々ローカルルールが存在するっぽく、乗ってるのは労働者だけなので日本人は明らかに浮きます。乗るならターミナルである「アルガニムバスターミナル」から乗るのがベター。

http://www.mowasalat.com/English/Our-Services/Bus-Routes

路線図。多分Arab league streetあたりで降りれば良いはず。

 

タクシー

カタールには色んなタクシーが走ってますが、大使館も言っている通り水色のカルワタクシーが一番安全かつぼったくられないです。他にも、カルワのフランチャイズであるAl Millionとかもあるけどとにかく水色のKarwaに乗っとけば大丈夫。あとはメーターが動いているか、昼なのに夜間料金になってないか、とかをしっかり確認してください。あとは呼んだり空港から乗ったりすると値段が変わるので、そこはぼったくりと間違えないように。確かKarwaの配車アプリもあるので、現地SIMを購入する予定の人はそれでも良いかも。

ただ、1つ問題なのはスタジアムの名前が全然認知されてない。認知されてないし似たような名前が多いからとりあえず一番でかいハリファ競技場の方に連れてかれたり、って例もありました。あとカタカナの発音とアラビア語の発音とインド人の英語で齟齬があるので、そもそもスタジアムにたどり着くのがなかなか大変。

道案内を自分でできれば良いですが。ちなみにタクシーの運転手はみんな南アジア系か北アフリカ系なので、基本は英語でいけます。

 

なので、目的地を指定でき、かつぼったくられる可能性がほぼないUBERがオススメです。ちょっと割高だけど、それでも日本基準だと安い。

あと行くのはいいけど、辺鄙なとこなんで帰りは全然タクシーが捕まらないので、そういう意味でも配車アプリは必須です。カタールで屋外で長時間待つのは厳しいので。

 

Al Duhail Sports Club
Doha, Qatar
+974 4476 8614
https://goo.gl/maps/pbsHc9AUq6T2

 

 

いかがでしたでしょうか?以上、カタールはアブドゥッラー・ビン・ハリーファ・スタジアムへの行き方でした!(よくあるやつ風)

FC東京現状まとめ(1/11)

ちょっと近年まれに見るダメージの大きい移籍の多さで混乱しているので、取り急ぎ移籍情報とかをまとめてみる。なお明日テストでこんなことしてる場合じゃあないんだけど、むしろテストなんか受けてる場合じゃない

 

現状の選手層

GK(3人)

林彰洋 (31), 2017-

波多野豪 (20), 2017-

児玉剛 (31), 2019-

CB(5人)

森重真人(31),2010-

丹羽大輝(32),2018-

岡崎慎(20),2017-

チャン・ヒョンス(27),2012-2014,2017- ※去就不明

渡辺剛(22),2019-

SB(5人)

室屋成(24),2016-

太田宏介(31)2012-2015,2017-

小川諒也(22),2015-

柳貴博(21),2016-

中村拓海(18),2019-

MF(10人)

高萩洋次郎(32),2017-

橋本拳人(25),2012-2013,2015-

内田宅哉(20),2017-

ユインス(24)2016-2017,2019-

鈴木喜丈(20),2017-

東慶悟(28),2013-

大森晃太郎(26),2018-

平川怜(18),2017-

品田愛斗(19),2018-

宮崎幾笑(20),2019-

FW(4人)

ディエゴ・オリベイラ(28),2018-

永井謙佑(29),2017-

矢島輝一(23),2018-

原大智(19),2018-

 

合計人数27人

平均年齢24.48(意外と若い)

 

U-23資格を持つ選手数

GK1+DF5+MF5+FW1+OA3 = 15人

チームは作れるな(そういう問題じゃあない)

プロキャリアスタートがFC東京な選手

GK1+DF7+MF6+FW2 = 16人

在籍年数ランキング(間抜けてる場合は除く)

森重(10年目)

太田宏介(7年目)

橋本拳人(7年目)

東慶悟(7年目)

チャンヒョンス(6年目)

小川諒也(5年目)

自分と同い年なんで自分がもう本来なら卒業の年なんだから当たり前なんだけど、諒也がこんなに上位に来るとは。

レンタルOUT

GK

廣末陸

DF

山田将之

吉本一謙

MF

久保建英 ※去就不明

野澤英之

加入噂

MF

アルトゥール・フェイトーザ(23)

 

これだけいなくなったらどうなっても若手の台頭は不可欠、と思うわけでそういう意味では非常に楽しみなのですが、一方でこれU-23とのやりくり大変なことにならない…??

 

しかしあらためて、ここ数年で自分がFC東京にのめり込んだ一因にもなったメンバーが次々とチームを離れる・引退しているのは非常に寂しいし心にぽっかりと穴があいたような。この穴は果たして勝利やタイトルによって埋まるのだろうか、という危惧も。

スタンドから見たロストフの14秒

ロストフの14秒という、ロシアW杯ベルギー戦でのラストワンプレーの失点にフォーカスしたドキュメンタリーを見て、これは何か書かないと、と思った。

 

あの試合の日は鮮明に覚えている。

 

試合当日、実は胃腸炎と38度の熱に苛まれており、移動車中ではロクにご飯も食べれずひたすら寝込んでいた。

それでもアドレナリンというものはすごいもので、ロストフに着くや否や感じた、「決戦がこれから始まるのか」という高揚感は胃腸炎の辛さを吹き飛ばすものだった。

ロストフの駅からスタジアム行きのシャトルバスに乗り、見知らぬ日本人の人に「ポーランド戦が終わってから急いで飛行機をとって日曜日に出てきたんですよ」といわれるも、こちとら試合見る→1日がかりの電車移動を繰り返して頭がおかしくなりそうだったので、まるで曜日感覚もないしどれくらい凄かったのはいまだにわからない。

高揚感があるにせよ、W杯がスポーツの祭典であるという事実に変わりはない。試合前はロシア人とのテーブルサッカーを楽しんだり、代表戦でしか会わない久しぶりな人との再会を楽しんだり。

リオ五輪から恒例?にしてたダジャレゲーフラを試合前に掲げてたら当局の指示で没収されたり。

そんなこんなで試合のキックオフは間もなく、と言った時間に。

フラッグベアラーが両国のビッグフラッグをもってピッチに入り、広がるあの瞬間は何度見ても鳥肌もの。そしてそこからの国歌。君が代は高揚感がない、みたいなことをたまに聞くけど、海外でこうやって君が代を聞くと武者震いのような感覚に襲われるあたり、やっぱり日本の国歌は君が代だよな、と。これからどう転がっても歴史に残るような大一番が始まるのか、と。

メインスタンド寄りのゴール裏に固まった日本人は数百人ほど。数万人の歓声にかき消されながらも、必死の形相で声援を送るサポーターの思いは1つ、「勝ちたい」だった。

前半は色々あって試合内容は全く覚えていない。多分テレビで見返しても全く思い出せない気がする。

そして後半。始まってすぐ、原口が裏に抜け出してのゴール。1つの席に3人くらい密集していたこともあって吸い込まれた瞬間は見えなかったが、それでも打った瞬間に「決まった」と本能的に感じた。そして狂喜乱舞。あれほどに喜びを爆発させることが今後いつ訪れるのか。そしてその直後の乾のゴールは、打った場所からの軌道の延長線上に自分がいたこともあり、ものすごく綺麗な弾道を鮮明に覚えている。スタンドはお祭り騒ぎ。

この瞬間、「ベスト8」という文字が初めて現実味を帯びてきたし、「ベスト8に進んだらロシアに帰ってくる」と言ってモスクワで別れた仲間たちが脳裏にチラついた。なんにしても「ベスト8に進んだ時の日本代表」を妄想せずにはいられない、そんな浮かれポンチになっていた。

しかしそこから1点を返された瞬間、ロストフの14秒で、選手が述べていたのと同じく「ヤバイな」と思った。そして瞬く間に同点。

 

ここからはもう「お願いだから負けないでくれ」という思いで必死に応援していたことしか記憶にない。そしてロスタイム。あの本田圭佑フリーキックである。

 

理論でいけば狙わないで延長に持ち込むのが正解なのかもしれない。それでも、「90分で決めて欲しい」と思った。2失点した後なかなかチャンスが作れない中での、ラストワンプレーにほど近い時間帯でのあの位置のフリーキック。ここで決めるしかないだろ、と。

放ったフリーキックは枠内を捉えたもののキーパーに弾かれコーナーキック。ここでも同じように、「もうコーナーで決めよう」と自分も思った。選手の疲労とは比べものにならないにせよ、サポーターの疲労も相当だったように思うし、少なくとも自分周りではコーナーキックからのゴールを願う人が多数だったと思う。

理論ではコーナーキックは時間を稼ぐのが正解だったのかもしれない。けれど、選手はロボットじゃあないし、周りの雰囲気もテレビでは伝わらない。理論的には間違っていても感情的には合っている、ということはスタジアムではよく起きうるし、だからこそ戦術に詳しくなくても熱狂できる。

 

その結果としての、あの14秒だった。

試合が終わったあとは茫然と立ち尽くすしかなかった。選手も、サポーターも、全て出し切った上でのベスト16だったように思うし、メンバーは変われど4年後も行くしかないなって思った。ここも選手の発してた「このままじゃ終われないし4年後も目指す」って言ってたのと被っていて面白いな、と。

 

 

 

あの14秒、というかあの試合の90分はサッカーの面白さが全て詰まってるような試合だったと今になって思う。ここでいうサッカーは無論、ピッチ上で行われている動きだけではなく、メンタル、スタジアムの雰囲気など、全部ひっくるめた上でのもの。そんな試合に居合わせたことは、改めて幸せだったなという、年末のロシアW杯の回想。

 

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90分の重み

来季への希望、若干の失望、どちらも感じた浦和戦。

自分はサッカーの試合を国内外で数百と見てはいるものの、プレー経験なんてほとんどなく素人みたいなもんだから、選手を好きになる/ならないの目線は上手い下手よりも、遠目から見て気持ち・一生懸命さが伝わるかどうか。次にその選手を見てワクワクするかどうか。

追いつくかどうか分からないボールを懸命に追いかける選手は、仮に追いつけなくてもその姿勢だけで好きになるし、そこで「無理だ」と判断して走らない選手は、体力面から考えたら至極合理的かもしれないけどそのプレーを見てその選手を好きになることはない。

 

そんな基準で見てるもんで、前田さんのゴールには胸が熱くなったし、一部守備陣にはかなり失望をしてしまった。

選手に失望してしまったのなんて本当に前例が浮かばないわけで、どうこの気持ちを対処すればいいのかもわからず。きっと所属年数・存在感の大きさとともに、夢を見させてもらったこともあるからこそ、の失望だと思うのだけれど。

仙台戦のフリーキックとか、南京アウェイとか…

 

 

多分このままだったら自分の中での彼らの印象はそこそこ、で終わるとおもう。たとえこの先何年東京でプレーしても。

でも逆に、魂を揺さぶるようなプレーが見れれば、気持ちが見えれば、その印象は一変すると思う。

 

たった90分のプレーでその選手の印象はがらっと変わるし、強烈であればあるほどその印象は色濃く残るはず。

 

今日のFC東京U-18vs市立船橋高校にて、FC東京の10番を背負う芳賀日陽選手を見て、それは確信に変わった。

今年U-18を見に行ったのは初めてだったし、それも後半からの45分しか見れなかった。しかしその45分間は、自分が芳賀日陽という選手をより一層応援したい、と思うには十分すぎる時間だった。惹かれた部分は無論、最後まで手を抜かず前線で走り回っていたところ。自分の思っている東京らしさそのものだったように感じる。

とにかく最後まで懸命に、泥臭く、必死にボールを掻き出して得た勝ち点3はプレミアリーグ残留へ望みをつなぐものとなったし、来週もチームの残留を信じて柏まで応援に駆けつけようと思った。

 

 

トップチームの陣容が来年どうなるのかはまだ分からない。けれど、魂を揺さぶられるような試合をたくさん見たいし、そういうチームに変わって欲しいとも。

来年はもしかすると8年ぶりの東京ダービーがあるかもしれない。理屈もクソもなく、ダービーに負けることなんて許されないし、逆にそこで活躍した選手はどんな選手であろうと讃えられるわけで。たった90分で英雄にもなるし、数年後までぐちぐち言われ続けるかもしれない。それがダービーだと思う。

健太監督のもとで、戦える、気持ちの見える集団に変わってくれることを期待しつつ、来シーズンを楽しみにすることにします。

見せ方と普段使い

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先日こんなのを書いたわけですよ。なんでnoteなんだっていうところですが、何となくそっちのほうが真面目っぽいかなぁと思いそうなりました

 

これ、本当にスピード感が尋常じゃなくて、一緒にやった友達と火曜日に飯を食べたときにやろうって話になって、「こういうのは旬が大事、今週やろう」と言われ、そこからモデルになってくれた二人に声をかけて、テスト終わりソッコー街で写真を撮る、撮ったらソッコー記事にするといった具合で、ものの4日で終わりました。

スピード感のおかげでやりたいことはできた、のはよかった反面、ちょっと記事書くのはもう少し自分の中で整理しておいたほうが良かったなぁと反省。そのせいで自分の言いたいことがボケちゃったというか「面白そうじゃね?」の一点張りで始めたせいで自分の言いたいことが何なのかがイマイチ把握できてないままスタートきっちゃったというか。

で、いろんな意見をもらったことでなんとなーく言いたいことがはっきりしてきたので、追記、という感じでnoteではなくこっちに書きます。後出しジャンケン的な感じになってしまうのはなんだかなーって感じなのですが、まあ書かないで放置よりかはマシってことで

 

見せ方の効果

まず、東京のアパレルを使ったことによって「いや東京のはダサいよやっぱり」「わざわざ選択肢があるのに着ないでしょ」と言われたことについて、それ自体はあって何ら不思議じゃないと思うし俺も既存のものに言いたいことは結構あったりするわけで。んで、これを議論しているうちに「あれ、俺が一番伝えたいのって実はこれじゃなくない?」ってなって。上の記事ではガッツリアパレル着れるか着れないかってかんじで書いてしまっていて、ミスリードというかなんというかもう完全に自分のせいなわけですが、思えば自分はファッション素人だしきっと言いたいのはそこじゃない。

自分の言いたかったのは、まず見せ方についてなんだなあと初めてここで気付きました。映像にしても、画像にしても、見せ方一つや二つでそのものが持つイメージってだいぶ変わると思うんですよね。

note.mu

一緒にやった彼が言ってることと同じで、直感的認識って、そのデザイン自体にも言えることだけど、デザインをどう見せるか、についても同じことが言えるんじゃないかなって思うわけで。

だからJリーグのチームグッズを用いてそれなりに様になるスナップ写真を作って可能性を切り開きたかったんだなぁと。だってもし見せ方だけでより良い物に見えたらそれってお得じゃないですか?商品を売るってなった時もそうだし、ブランディングの観点からしても。

おそらく今海外のサッカーチームでトレンドになりつつあるってことは、Jでもそういったことをしてくるチームは今後出てくると思うんですね。で、そうなったとき、そういったチームのグッズが売れて欲しいなあと思いますねやっぱり。

 

デザインについて少し考えてみる

東京のを使ったことによってユニフォームに対するいろんな意見が出てきました。これに対しての個人的な見解を一応述べておきます

  • 色数が多い

たしかそうだろうなぁとは思います。やっぱり色数は減らしたほうが着やすいだろうしカッコイイ印象は与えられるだろうな、と。まあなので個人的には、グッズや一部のアパレルにおけるエンブレムは単色でよくない?って思っています。

その点記念ユニがゴールド・黒でまとまってたのは良かったんじゃないかな、って思います。デザインとか色に関しては触れない笑

  • 胸スポンサー

これはユニフォームに限った話ですが、胸スポンサーが激しい、って意見。まあそうなんですけど、そんなところに気を配ってるほどの金はないよなぁって現実的に思ってしまう。元々単色形のスポンサーならいいんだろうけど。NISSANみたいに。

ちなみに自分は胸スポンサーがTokyo Gasのほうが好きなんだろうなぁって思います。色数は青、赤、黒だけどシンプルだし。

あとはこれは東京に限った話ではないけれど、胸スポンサーが日本語とかだとダサく見えてしまう問題。ダサいというよりかはTPO云々以前に着れなくなるってことなのかな。個人的には鹿児島のさつま美人とかいい味出してるととまうし。まあでも着れなくなるってのはわかる。だってプレミアのユニフォームだって中国系の漢字スポンサーみるとカッコ悪さ感じちゃうし。漢字にせよひらがなにせよ、読めちゃうってのは「魅せる」を考えた時に結構なディスアドバンテージになってしまいそう。

  • エンブレムが複雑・ダサい

まあ僕は東京のエンブレムそんなにダサいとは思わないのでもうそこに関しては価値観の多様性だとおもうので置いておいて笑

「日本のエンブレムは概して」って話になるとまた違うと思うのです。だってエンブレムに使ってる色数に関しても、海外がシンプルかって言われたらそうじゃないところも沢山あるし、複雑なエンブレムも沢山ある。ただ海外のクラブが工夫しているのはエンブレムを用途によって単色にしてシンプルに見せてることなのかなぁと。

あと、単純なエンブレム、って意味でたとえばNBAのシカゴブルズのロゴ。

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ヴィッセル神戸がこのエンブレムだったら「いやださくね?」ってなると思うんですよね。ってなるともうここらへんはNBAの持つ価値で「よく見える」だけなんじゃないのかなぁ、とも思ったりします。難しいですね

 

こういうのを考えたり議論してみると思うのは、価値観が多様すぎて正解がないなぁと改めて。

 

普段使いに関する仮説

上で取り上げたツイートの二個目の、バンドや野球にしても日本のは相対的に見る率すくないよね、ってのはたしかに~って思いました。やっぱりここらへんは周りを気にする日本人的な思考が潜在的に働いているのかな、って思いました。。だからこそ、日本のクラブは普段使いのできるようなものを考える、作るべきなんじゃない?っていう。自分はやっぱりクラブに対するロイヤリティというか、自分がFC東京好きであることはさりげなくアピールしたいな、という思いはあるし、そういう思いを持っている人はたくさんいるはず。その一方で、極端な例ですが友達と会うのにエフシートーキョーって書いてあるTシャツはいくらNew eraとコラボしてても着れないよ~、みたいな恥ずかしさもあるわけで。

そうなった時に、普段使いできるグッズ、たとえばツエーゲン金沢のこの帽子

 これの何がいいって、身につけている本人は「ツエーゲンのものを身につけている」っていうロイヤリティからくる満足感を得られるし、それでいて何も知らないような人からみたらただの洒落た帽子なわけで恥ずかしさ的なものも感じずに済む。っていうWin-win的な構図が出来上がると思うんですよね。結局日本人の性格に非常に合っているのがこういった普段使いできるグッズなんじゃないかなって。仮説ですけどね

 

じゃあこれをFC東京がそのままやったとしましょう。そうなったときに、ツエーゲンのような愛称がない。帽子にF.C.Tokyoって刺繍を入れればいいのか、っていうとそれはそれで多分微妙な感じになってしまうし、Tokyoだとそれもそれで、ってなっちゃうんだろうなぁ、と思うとFC東京のグッズ担当もそれなりに大変なのかな、ってすこし思ってしまいました。

 

ただやっぱり上の仮説を元に考えると、別に自分自身が「今FC東京のものを身につけてる」って感じられればいいわけで、サポーター目線からするとTシャツとかアクセサリーくらいはもっともっとチーム色を消してみてもいいんじゃないの?と思います。この辺は多分一緒にやったガクとは全く反対の意見なのかな笑

 

着れる着れない問題になるといろんな文化や性格が絡んで来て非常に複雑なので議論のしがいはあってもこれ、って答えが出ないから難しいしなあと。海外と比べるにしても文化が違いすぎるね、と。誰もが着れる、って不可能ですからねおそらく。それを可能にするのはもうクラブへのロイヤリティとクラブのブランドの向上以外にない。

見せ方に関しては色々な見せ方があるものの、現状の見せ方がベストだとはどうも思えないし、もう少し頑張ってみてもいいんじゃない?って思いました。