備忘録

書きたいことや思ったことの殴り書き。

ACLアウェイ遠征あれこれ

初心者向け、のつもりです。

用意する物

当たり前だけどパスポートはマストですよ!

あまり海外に行かない人は、有効期限切れてたとか、あり得ると思うので今一度チェックを。

ちなみに韓国は有効期限から3ヶ月以上、中国とオーストラリアは6ヶ月以上残ってることが望ましいそう。

 

ぶっちゃけパスポートさえあれば出国はできるので、ネットとかそこらへんはまた後の方で。

 

ちなみにホテルとかはbooking.com、飛行機はSkyscannerで調べてます。

 

蔚山

蔚山は個人的に行けないので書くモチベーションはあんまり高くないですが、、

蔚山は釜山の隣の都市なので、ソウルからよりも釜山から行った方が楽な気はします。

参考までに高速鉄道KTXの時間と値段

ソウル-蔚山 片道2時間、5000円

釜山-蔚山 片道20分、900円

 

で、飛行機はというと、釜山までは成田から直行便が、ソウルまでは羽田と成田から直行便が出てます。

ちなみに試合がナイターの場合、僕が調べた限り次の日の早朝に日本にいる、というのはかなり難しそうです。翌日午前休は必要かも。

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LCCだと17000円。ただし手荷物を預けるのには追加で手数料必要です。

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機内食とかエンタメとか預け入れがある大韓航空でも2万円。慣れてない人はこっちの方がいいかもしれません。

 

宿とかはとりあえず蔚山駅前で調べると、1人なら2500円くらいから。2人で泊まれば同じくらいの値段で選択の幅が広がります。

食事を1食800円とすると、

チケット代込みで諸々4万円くらいでしょうか?切り詰めていけばもう少し安くなるかも。

 

ちなみに、携帯がSIMフリーなら、AmazonSIMカードを買っておいた方が楽かつ安いです。買ったSIMを韓国到着後ブッ挿せばネットが使えるので。

 

上海

上海は4年前にもACLで行っているのでなじみの深い場所ではありますが今回は上海申花

 

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現時点ではピーチのこれが最安で3万円。

往路:2万円

復路:1万円

と言った具合。LCCは頻繁にセールをするはずなのでもう少し待てば安くなるかな?というのが個人的所見。

ですが、復路のこの値段は割と安いと思うのと、深夜便なので次の日の朝から仕事や学校に間に合う便です。今までは深夜便はANAしかなかったのでこれはありがたいですね。羽田着だし。

一つ懸念としてはチェックインの時間に間に合うか。中国勢は20時キックオフが多いので試合が終わるのが22時。空港までの終電はこの時点でないのでタクシーで行くことになります。

北京や南京のように、試合後も相手観客が捌けるまで待ってから専用バスで移動、のパターンだとそこでだいぶ時間を食うので、渋滞とかを加味するとこの便は若干リスキーに。

過去の情報を調べたところ、2年前の鹿島の試合の時はそのようなことは無かったようなのでおそらく大丈夫だとは思います。

 

ホテルはそれなりに安いです。ゲストハウスなら1000円切るところもあったり。ただ、ある程度口コミは気にしたほうがいいです。ブッキングドットコムなら7以上は最低でもほしいところ(評価8以上なら安心です)

ちなみに、中国には外国人が泊まれないホテルが存在します。

そういうホテルは基本的には予約サイトに載っていないのですが、たまに載っていてしかも普通に予約できるからたちが悪い。前回の南京では宿難民になったひとを何人か見かけました。

対策としては、それなりに名の知れたホテルを取るか、外国人が口コミを書いているかどうか、を見ること。

 

ネットワークに関しても注意が必要で、主要なSNSやコミュニケーションツールは軒並み使えません。

地図に関しては百度地図とか、メッセージ系ならWeChatを入れて事前にサポーター同士で共有しておくのが良いです。

一応VPNという、ネットワーク上の位置を中国でなく日本に変えるやつを使うことでTwitterやLINEも使えますが、VPNを経由していてもすぐ使えなくなったりとか、いろいろ不安定だったりします。

ぼくはVPN GateというサイトのVPNを利用していました。

 

かかる費用総額は飛行機代によりますが、過去ログを遡ると、前回南京に行った時が45000円くらいだったみたいなので多分それくらい。

 

パース

パースの場合はゴールデンウィークなのでモタモタしてると手が届かない金額になることが予想されます。

現在だとざっと調べて最安で65000円ほど。ただ試合翌日から2日間休む必要があるので、時間のある学生向けかもしれません。

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次の日1日休みで行けるのとしては、シンガポール航空やマレーシア航空が7-8万円で出してます。ここら辺は往路の日時によって最安や値段が変動しますが、上記2つなら翌日夕方には日本に帰れますね。

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ちなみにANAの直行便は現時点で往復11万円ほど。ちょっと前まで10万円だったのでまたチマチマ上がっていきそう。

 

ホテルはドミトリーなら1000円台からあったので、そんなに困らなさそうですね。

外食が高いのでキッチンついてる宿を探して自炊するのが金銭面的には吉かも。

超どんぶり勘定だけど、Virgin Australiaを使う仮定だと諸々込みで9万円くらいでしょうか。

 

オーストラリアに入国する際は、アメリカのESTA的な奴が必要です。オンラインで簡単に申請できるみたいなのでそれを申請するのを忘れずに。

 

以上3試合分のざっとな概観でした。

海外大学院に進学したい【その ②】

http://kerompa-tokyo.hatenablog.com/entry/2019/02/12/234902

こんな記事を書いたわけですが、その続きです。今回は時系列で書いていきます。

4月:行きたい大学院を本格的に調べ始める

4月からは授業がなくなって研究室のみになり、比較的時間に余裕ができてきたので大学院を本格的に探すことに。自分が絞っていった条件としては

①学びたいことを学べるか

②出願条件等を見て行けそうか

③ランキング的に納得が行くか

というところが大きかったです。学びたいことは比較的具体的に決めていたので、それに合いそうなワードでググったりして直接コースを探すこともあれば、Google Scholarで気になる論文を見つけては著者の所属をみて、そこから逆引きしたり。出願条件はまあ基本的には満たしているのですがコースによってはドイツ語とかフランス語でやるよ、ってところもありそういったコースはさすがに断念せざるを得ず。あとはGREの勉強をあきらめたのでそれに伴ってアメリカ、カナダ、オーストラリアあたりのGRE必須の大学はあきらめました。まあ仕方ない。ヨーロッパの大学で、農業系ってなると大体GREは必要ないです。

そんな感じで10校ほどに絞りました。たぶん調べるときに入試の手順とか、必要書類とか、いつ応募が始まるかとか、そういったことをリストにしておくと後々楽で、しておかなかった僕は何度も調べなおす羽目に。

7・8月:国内の院試、奨学金準備

一気に飛びます。まあこの間にいろいろ調べたり、関係者とかにコンタクトをとったりはしていたもののそこまで何かに取り組むということはなく。7月は国内の通っている大学の院試があったのでそれの準備をしておりました。まあ内部なのでそんなにつらいというわけでもないし、海外の大学院に行けなかったら行く、程度の優先度ではあったけれど落ちるのも嫌なので1か月ほどは勉強。結果として無事受かったんでよかったです。

で、海外大学院に進学するにおいて重要なのが奨学金。2年間とてそれなりにお金がかかる留学において奨学金がもらえるかもらえないかで大きな違い。しかも額面がかなり大きいのでもらっておくに越したことはありません。

奨学金は国限定のものから海外の財団のもの、などとにかくたくさんあるので、JASSOの奨学金検索エンジンを使いました。超便利。

奨学金ですが日本の財団は結構締め切りが早くて、8月中旬に締め切るようなところが結構あります。授業料全額払ってくれるような財団は大体この時期に締め切りです。早め早めに動くほうが良い。

僕が申し込んだのは8月下旬締め切りのが1つ、10月締め切りのが3つといった感じです。8月締め切りのはあと3つほどあったのですが院試後に準備を始めたら準備期間が足りず申し込めませんでした。

提出書類はまちまちだけれどとにかく研究計画とかを詳細に書かないといけないのでここでだいぶまた苦労しました。が、そのおかげでその後の志望動機書とかを書くのがだいぶ楽に。あとは提出するときに志望大学を聞かれることが大体の場合であるので、第二志望以降もしっかり考えておいたほうが良いです。

9月:CVの作成・いよいよアプライ

アメリカの大学院を受ける人とかの準備スケジュールを見ているとすごく大変そうだなと思うのですが、ヨーロッパの大学院の大半は1年目がコースワークで2年目にそれを踏まえて研究室だったりプロジェクトに配属って感じなので別に研究室を訪問する必要とかは特にないみたいです。調べた大学のすべてがそうでした(※農学系がそうなだけかもなので一応調べておいたほうが吉)。実際に教授にコンタクトをとってみたときも「ヨーロッパに住んでて時間があるなら研究室に訪問するのは歓迎だよ」くらいのテンションでした。なので言語要件とか成績要件を満たしさえしていればあんまりやることはないです。

募集が始まるのが早いところで9月ごろ、遅くとも年内には始まるところが多い印象。締め切りはまちまちだけど授業が始まる直前まで募集しているところもあったり。ちなみにイギリスだけ例外で、空きがあればそこにどんどん要件を満たした応募者を入れていくって感じなので僕が見た大学は4月から応募を開始していました。

奨学金の提出書類を書いているのにまだ大学院の応募が1か月も先なのがなんかそわそわしたので、受けようかどうか4月の時点で迷っていたイギリスの大学院がすでに募集していたので応募することに。

それに伴ってCVを作ることに。CV、正直学会発表とか論文投稿とかも全くないし自分の場合インターンも行ってなかったのでそんなに書く内容もなく、、学歴と興味、あとは在学中にいった研修などを書くだけだったので1日丸々つかって仕上げました。ひな形はネットにたくさんありますが形もまちまちなので、何が必要なのかを見極めていくといいかと思います。あとは周りにCVを持ってる学生がいたらその人に見せてもらうとか、添削してもらうといいかもしれないです。

志望動機書は大学院が「こういうことを書いてくれ」って明記していたので、それに沿いつつ、何を書けばいいか、の一般論をネットで調べてそれらにそぐう感じで自分の文章で仕上げました。基本的な文法ミスはGrammalyというソフトを使って校正して、より文章を自然なものにしたかったので内容を完成させた後にFreelancersというサイトで軽微な校正を依頼しました。ネットでしらべるとこのサイトを使っている人がたくさんいますが、とにかく早いし正確だし、そんなに値段も高くないし(1000ワードで20ドルくらい)、たぶんまた使うと思います。

 

そんなこんなで必要な書類を2週間くらいで作り上げて提出しました。レディング大学というところで、農業系だとイギリス随一の大学です。提出から1週間後に条件付き合格の通知が来ていました。イギリスはこの時期に出せば本当に早く返事が返ってくるそうです。条件についてもすでに満たしている成績条件と、学士号をとることだったので実質無条件。

ひとまず1校受かったので10校ほど調べていたうちの5校ほどは受けなくてよくなりました。

10月:第一志望の大学院に出願

第一志望であるワーヘニンゲン大学というオランダの大学院に出願しました。その他にもスウェーデン農業科学大学とか、エラスムスのダブルディグリープログラムとかも10月から始まっていたのですが第一志望に受かれば受ける必要もないのでいったん保留することに。

オランダのワーヘニンゲン大学は、日本では全く知名度はないですが一応農学系ではかなり有名な大学で、世に出る大学ランキングとかを作っているQSのランキングでは、農業系だとUCデイビスやコーネルなどを抑えて堂々の1位に輝いているような大学。

まさに学びたいことがこの大学にある、ということでモチベーションレターも気合を入れて書いて、何人かに添削を頼んだうえで仕上げました。

10月15日から出願がスタートだったので、真っ先に出願。あれだけ頑張ったTOEFL iBTの点数が、スピーキングの要件に1点足りなくてまさかの使用できないという事態に陥り、留学からの帰国後対策なしで受けたIELTSを使うことに。TOEFLは点数が1点刻み/120点分なのに対して、IELTSは0.5点刻み/9点満点なので、要件のハードルにバラつきがあります。なので、基本的にはどっちも受けることを個人的にはおすすめしたいです。

公式には1か月ほどかかると書いてありましたが、実際には2週間後くらいに合格通知が来ました。

無事第一志望に合格したので、これで無事受験は終了。試験がない分あっさりはしていますが、TOEFLの勉強とか志望動機書の作成とかを考えるとそれなりに長かったなぁと。

この後やるべきことの大半は日本の大学を卒業しないとできないことばかりなので、とりあえずは放置することに。

11月:奨学金の二次面接

奨学金の書類を出した後は大体の団体が面接だったり、Webテストだったりを課してきます。

8月に申し込んだ財団から書類選考の合格をもらったので面接に行ってきました。面接では将来の研究計画とか学術的なことなどいろいろと聞かれました。聞かれた質問に対してはすべてそれなりに答えられたかな、と思っていたら、合格通知が。

授業料が日本の大学院に比べて高額で、留学すると思った以上にお金がかかるということは交換留学をしたときに分かっていたのでほっとしました。

申し込んだほかの奨学金は書類で落ちたので、何が基準で受かったのかは明確にはわからないけれど、将来に対するビジョンだったり、研究に関することだったりを具体的に自分の口で説明できるようにしておくといいのかなと思います。面接時に第一志望の大学院から合格をもらっていたのも有利に働いたかな?と思ったり。

あとはとにかく応募する数を増やしたほうがいいです。あたりまえだけど。8月に締め切りがあるのは早いけれど、頑張って志望動機書とか書き上げて応募するに越したことはないです。

まとめ

英語がまともにできなかった自分が海外大学院の正規留学を決めるまでのことを時系列で書くと

大学2年秋:交換留学を決意。IELTS受けて6.0(スピーキング5.0)

大学3年秋~1年間:デンマークに交換留学

大学3年夏:帰国。IELTS再受験して6.5(スピーキング6.0)

大学3年秋~冬:大学のプログラムを利用してTOEFL対策。GPAの向上

11月:89点

1月:99点

2月:104点(目標達成)

大学4年春:志望大学院の見定め

大学4年夏:国内院試、奨学金準備

大学4年秋:大学院出願

といった感じでした。あくまでヨーロッパの大学院受験なので北米系だとまた勝手が違うかな、とは思いますが、基本的には大学3年生くらいから準備すれば間に合うと思います。もちろん成績がある程度まともなことは前提条件。GPA3あればとりあえず出願はできるはずです。就活と同じ感じでやることやっておけば大丈夫だとは思いますが、いかんせんいつ何をやるべきかの情報が少ないので書いてみました。

2019年シーズン

シーズンを終えて。悔しいのかどうか正直分からない。清々しさのような虚無感のような、いろんな感情が混ざり合っている。

 

今シーズン、自分なりにやれることはやったと思う。だからこそのこの感情なのかな、とも。

マリノスは思った以上に強かった。試合後の妙な納得感は確実にそこから来てる。優勝するためにはこれを超えなきゃならないのか、と思うと、FC東京として強化しないといけないことは死ぬほどあるんじゃないか?という気もするけれど自分には信じて応援すること、やれることを粛々とやるしかできないし、フロントへの提言的なのは個人的にあまり気が進まない。特に今は。

 

思い返せばクソ長いシーズンだった。去年の年末は昨日のことのようなのに。

それもそのはず。自分としてもいろんな幸運などが重なり、アウェイ広島戦と大学院入試関連の用事で行けなかったアウェイセレッソ戦を除いて、日本にいるときはすべての公式戦に行ったらしい。

こんなにほとんどの試合にいったのもかなり久々。それでいてアウェイ八連戦とか、優勝争いとか、いろんな事象が重なったので濃いシーズンだったのは間違いない。

小平で久保建英太田宏介をふっとばしてるのをみて「こりゃ今年は面白くなるな」と思ったシーズン前。

破竹の勢いで連勝をし、コパアメリカを見にブラジルへ向かう飛行機で久保建英の遺跡を知り、ジャエルの力をかりて最高の思い出を作ったポルトアレグレでの試合。

ジャエルがサポーターをブロックしているとか、チーム内で不満があるとかを聞いて不安になったブラジルから帰国直後。タイムリーに勝手に恩を感じていたので、練習非公開の日に小平に突撃して、必死の思いでジャエルに「信じてるし、ほとんどのサポーターはあなたをサポートしているから」と英語交じりのポルトガル語で伝えたり。

一生に一度しかないなと思ってアウェイ8連戦皆勤したり。来年もう一回あるの?2回目はもうつまらないから勘弁してください。

 

もやもやした湘南戦の後、サポーターの仲間とご飯を食べた後に「自分が今なにかできることはないか?」を考えて、すべての選手がわかるように4か国語で横断幕を作って小平に持って行った。選手に練習場で「ありがとうございます」「がんばります」のようなジェスチャーをされたのもそうだし、矢島輝一のSNSに写真が上がっているのを見て、「俺の気持ちってちゃんと伝わってるんだな」というのがわかってすごい嬉しかった。

 

とにかく個人的にやれることはやったシーズンだったと思う。だって本気で優勝したかったから。

優勝を分かち合いたかった大切な仲間が去年を最後にスタジアムから離れてしまったから、優勝できるときにしないといけないと本当に、強く感じた。

そして何より、自分自身来年からはまた海外だ。スタジアムから離れた生活が始まってしまう。

そう書いている間になんだか悔しい気がしてきた。それくらいいろんな感情がぐるぐるしている。

ただ、離れざるをえなくなってしまった仲間もいれば、新たに出来る仲間もいるし、この人と一緒に優勝を分かち合いたい、という出会いが沢山あったのも事実。

 

まあこんなことを書いたり出来るのも34節まで優勝の可能性が残っていたからだと思う。最後まで自分に夢を見させてくれた選手には感謝しかないし胸を張ってもらいたいと思います。誰が何と言おうと自分にとっての誇りなのだから。

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マニラ・ニノイアキノ空港

備忘録。

目的地はフィリピン南部の小さな島、カミギン島。

ここへの飛行機は1日3便。セブから2便(フィリピン航空、セブゴー)と、今年5月に就航したマニラからの1便。セブからの2便はほぼ同時刻の出発なので実質1日2便しかない。いずれも日中の便。

で、東京からフィリピン行きの便で早朝に着けるのは羽田→マニラのJALANAのみってことで、今回は時間も節約したかったし有効期限が切れそうなキャセイのアジアマイルがあったのでそれを使って行くことにした。

おそらく日本からカミギン島に行こうとした時の最短経路であろう今回の旅程は、

1:30 HND→5:30 MNL (JL77)

10:00 MNL→11:20 CGM

 

5:30にマニラに着いてからカフェとかで時間を潰す予定だったものの、セブ同様そういう施設に乏しく、24時間やってるジョリビーも空港の施設外。

結局必要なお金を下ろしてSIMカードを買ったあとは7時の無料シャトルバスまで待ってそれでターミナル4へ。

ATMは空港の建物の外に出てしまうとないので中で下ろさないといけない。

SIMカードはGlobeとSmartがあったけど、5日間しかいないので、7日間4GB350ペソのプランに。店頭にプラン表示がなくても言えば出してくれる。前来た時もSmartにした気がするけど、SIMカードはどっかやったので再度購入。どうせカード自体は無料だし。

 

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外観はこんな感じ。至って普通の国内線ターミナルといった感じ。

 

中にあったクリスピークリームドーナツで朝食を済ませ、チェックインまでベンチで一眠りしてチェックイン後すぐに搭乗口へ。

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搭乗口のところはとても広いしお店もそれなりにあるので特段用がなければとっととこっちに移動してしまう方が良さげ。

 

個人的には空港における衝撃度でボスニアのトゥズラ(改装前)を超えるものはなかなか出てこないんじゃないかと思ってるので、マニラの空港は全然及第点与えられるなーと思いました。

 

 

マリノス戦のチケット販売について思うこととか

31節を終えてFC東京が単独首位。この言葉の響きだけでソワソワしてきちゃうわけですけど、最終戦が2位の横浜ということで昨日発売のチケットは全席種即完売。

マリノス戦で7万人のキャパを誇る日産で即完売なんて、ということで色んな憶測がささやかれているわけですがおもうこともいろいろあるので書きます。

 

まず個人的に、ダイナミックプライシングという制度が100%悪だとは思っていなくて、実際応援してるコペンハーゲンもダイナミックプライシング制度は適用しているし、制度の理論としては納得できる部分も多いわけで。

ただJリーグで導入されたのが今年ということでいろんな混乱を生んでいるのも事実だし、キャパが小さい瑞穂や日本平、三ツ沢とかでアウェイチームの席に対してもそれをやっちゃうのは個人的には疑問。

で、それは置いておいて、今回の東京対横浜は、発売時点でこれほどダイナミックプライシングを適用すべき試合は他にないんじゃないかって感じのカード。どれだけ値段が上がっていくんだろう?って思っていたら発売開始から2時間ほどでビジター側の席種はすべて完売。今までに日産でのマリノス戦でそんなこと起きたことなかったので、「ダイナミックプライシングを行うために販売数を敢えて抑えた結果の完売なんだろう」という話は出てきたし僕もそうだと思っていました。

そして何としてでも見たい試合、ホーム側の席を抑えるFC東京サポーターも出てきました。

んで、そんななかで目立ったのが「FC東京サポーターの方はマリノス側の席を買わないでください!マリノスのサポーターも試合を見たいんです」的な論調。これには断固反対。というかそりゃあ場所がどこであろうとスタジアムで見たいんだからホーム側だろうとなんだろうと見れるならどの席種でも買うだろ、と。応援したい人がいるんです!てきなお気持ち的な問題じゃなくてユニフォーム着たりとかがっつり応援したら普通にトラブルに発展する可能性はあるので、そこら辺のモラルは問われるべきだしそこら辺をわきまえてない人は買うべきではないと思いますけど。

ただそこら辺をわきまえたうえであれば、心の中でどっちを応援しようが自由だろって思います。

 

で、ダイナミックプライシングを運用するために販売数を抑えているのであればそれをしっかり明記しないマリノスの運営にも問題があると思っています。サポーター心理的には「今買えばホーム側なら安いし、今後出回るであろうアウェイ側の値段は高いだろうからホーム側を買おう」ではなくて、「今後アウェイ側はもう出回らないかもしれないし、だったら席種はどこでもいいからチケット確保しておこう」だと思うんですよね。値段が上がるとしても再販があることがわかっていれば待つと思うんですよ。

もし本当にマリノス側が無用なトラブルを避けたいのであれば、今回は特に状況が状況だからこそ、ダイナミックプライシングを含めたチケットの販売制度をブラックボックス化すべきではない、少なくとも再販があるならある、ないならない、ではっきり情報を開示してほしいな、と思います。

 

あと蛇足だけれどチケット制度についていえば、ヨーロッパみたいにアウェイ側の席はアウェイクラブが管理できるようにしてほしい、もしくはSOCIOが優先的に買える、とか。誰かが言ってましたけどJリーグチケットとSOCIOが紐づけられたんだから理論上は十分可能ですよね。てか鹿島とか数チームが数年前に、アウェイの試合の販売管理を独自でやってなかったっけ?

 

僕はFC東京のファンなので一人でも多くのFC東京のファンがスタジアムで試合を見れるに越したことはないと思っているし、そういう意味でもやっぱり2連勝して味スタで優勝決めるのがベストかな、って改めて思いました。

ちなみにぴあの支払期限が明日12日の23時半。なので、おそらく13日の10時ごろから再販されると踏んでいるのでチケット難民の方はねらい目です。

1年間デンマークに住んだ人間によるおすすめ観光地・都市

近頃では食べログやらAmazonやら、とにかくサクラのレビューが多かったりお金を払えばレビューが上がったりでどういった口コミを信頼すればいいのかがよくわからなくなってきています。

観光スポットとかも、某サイトとか某サイトとか某サイトとか、「おめえ自分の足で行ってねえだろ」みたいなPV稼ぎのサイトが上位に来ていて辟易します。

自分が観光地とかの情報を探すときは基本的に個人ブログとかを探すようにしているので、それのデンマーク版を自分で作ろうじゃないかと。

というわけで以下はデンマークに1年間住んでいた自分が自分の足で回ってみたおすすめの観光地とかデンマークの過ごし方を以下に記していこうと思います。

注:美術館系にはほとんど行く機会がなかったので、おすすめしていないわけではないです

長いので気になるところに目次から飛んでください

コペンハーゲンの観光地

チボリ公園

まずコペンハーゲンの一大観光地として外せないのがチボリ公園。世界最古の遊園地でウォルトディズニーも参考にしたとか。

夏季の営業が基本で、それに加えてハロウィーン営業、クリスマス営業をしていて、僕が留学していた年は史上初の冬季営業もしていました。ハロウィーンやクリスマスはそれに伴ったデコレーションがなされていてとても良いです。

めっちゃ大きいわけでもないので基本的には雰囲気を楽しむもの、といった感じでそう考えると若干入場料は割高に感じるかもしれませんが、実はアトラクションも意外とスリル満点。飛行機のアトラクションは日本じゃ考えられないくらいGがかかりますので是非乗ってほしいところ。

住んでるとあんま気にしないけど基本的には夏季+イベントに合わせて期間限定オープンというスタンスなので、やってるかどうかはあらかじめ調べてから行ったほうがよさそう。

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クリスチャニア

ここもコペンハーゲン観光においては欠かせない観光地。

ヒッピーの聖地で自治区を名乗っており、クリスチャニアから出る際の門には「ここからさきはEUです」という書き込みがあり、域内は落書きも自由といった尖った区域。美しい街並みが特徴のコペンハーゲンとは対照的なカオスな雰囲気が漂っています。

とはいえ治安はとてもよく、「みんなで仲良くやろうや」って感じなので何かされるとかそういったことはないです。あとここではマリファナが公然と売っておりマリファナが公然と吸えます。笑っちゃうくらい堂々と、非常に様々な種類のマリファナを売っていますが、もちろんデンマークでは違法なので写真を撮ったりしたら怒られます。

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ラウンドタワー

コペンハーゲンを一望するならここ!昔ながらの建物で登るのが大変ですが一望できるので行く価値あり。ちなみに一望できる場所はここのほかに、救世主教会などもあります。

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写真中央の塔がラウンドタワーです。

キングスガーデン

デンマーク人はピクニックが大好きなので、晴れた日の公園には平日の昼でも多くの人がゴロゴロしています。コペンハーゲンのなかでも一番有名な公園といっても過言ではないのがキングスガーデン。隣にはローゼンボー城がありこちらは確か有料ですが公園は無料。住んでいた寮の隣だったのでしょっちゅう行っていました。近くにはカフェとかもたくさんあるので、晴れた日にはカフェでコーヒーとパンを買ってベンチに座ってゆっくりするのもデンマークの楽しみ方の一つかな、と。

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アマリエンボー

ここもコペンハーゲン観光では絶対といっていいほど紹介される場所。宮殿なので女王が実際に住んでいます。12時の衛兵交代は必見ですが、逆に言うとそれ以外の時間はあんまり見どころがないかも。

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ニューハウン

たぶんコペンハーゲンといえばここ、ってなる気がする。実際そこにあるカラフルな建物は綺麗なんで行ったほうがいいのは確か。夏の晴れた日なんかは、ニューハウンのVaffelbagerenというアイス屋さんでアイスを買ってここらへんをぶらぶらするなんてのも良い。冬は運河が凍ることもあります。

個人的にはここから出ている運河ツアーが、主要な観光地をお手頃な価格で回れて、かつコペンハーゲン豆知識を聞けるのでおススメです。

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真冬のニューハウン

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快晴時の運河は最高!

カステレット&リトルマーメイド

世界三大がっかりスポットで有名な人魚姫像ですが、逆にそういわれると行きたくなるのが人間の性(?)

まあ実際そんなに大きくもないし背景は工業団地だしであんまり映えることもないです。

この人魚姫像があるのがカステレットという要塞の中なわけですが、カステレット自体は散歩コースには最適です。あと形が完全に五稜郭。春には桜が咲き非常にきれいです。

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がっかりスポットなので撮った写真が寒波の時に運河諸共凍ったときのものしかなかった…

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春のカステレット

 

王立図書館(ブラックダイヤモンド)

近代的な作りが特徴的な図書館。外装だけでなく中も綺麗なのですが、ぶっちゃけ中は非常に開放的な空間、って印象が強くてどっちかというと建造物を見に行くって感じ。「図書館」を見たいなら市内のCity LibraryだったりOsterbro Libraryに行ったほうがいいかも。

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外観

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こっちはCity Library

スーパーキーレン

ノアブロ地区にあるデンマークっぽいユニークな公園。移民街にあることもあって、世界中から遊具を輸入してそれらを置いた公園です。日本からはタコの滑り台が。

ちなみにノアブロ地区はコペンハーゲのなかでもかなり異質な感じがするので一見の価値ありだと個人的には思っています。

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ノアブロの街。あきらかにアラビア語表記の割合が増える。

コペンハーゲンに住んでるときは湖、とか池、とか呼んでて正式名称を知らなかったけど、どうやら本当の名前もThe Lakesらしい。The Lakesで調べれば出てきますが市街地から見て北西の湖の連なりのことです。

ここもコペンハーゲンの人々にとってHyggeな場所で、時間を問わずに多くの人がくつろいでいます。

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不覚にも寒波で湖が凍ってるときの写真しか手元になかった…

ストロイエ

コペンハーゲンで一番有名なショッピング街ことストロイエ。お土産屋さんとかもここのあたりに多いですね。レゴショップとか一番大きなSostrene Grene(雑貨屋)とかがあります。ちなみにデンマーク国内クラブのサッカーのユニフォームやデンマーク代表関連のアパレルを買うならこの通りにあるUniSportというお店が断トツで品ぞろえがいいです。たぶんクリスチャニアのユニフォームを買えるのはここだけな気がする。

北欧っぽい雑貨を買うならIllums Bolighusが良いです。ILLUM本店とは別の建物なので注意。

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コペンハーゲンのカフェ・ごはんどころ

カフェはぶっちゃけコペンハーゲン民の生命線なのでめちゃめちゃあるし、どこもレベルが高いのでGoogleで調べて評価が高いところに行けば基本外れはないと思います。以下自分が行ったことあるところ。ご飯屋さんはすみません、学生には高すぎるお店がほとんどなので、そんなに回れておりません。

Democratic Coffee

City Libraryと併設しているコーヒーショップでコペンハーゲンの中でも有名なほう。パンもおいしいし隣のCity Libraryにもいくつか机があるのでなかなか落ち着いた時間を過ごせます。

Lagkagehuset

ここはカフェというよりどちらかといえばパン屋さん。日本人の感覚からすればパンは高く感じますがデンマーク的にはまあこんなもんだろう、って感じの値段設定。複数コペンハーゲンにお店を構える有名店で、パンがおいしいので自分はたまにここでパンを買って近くの公園のベンチで食べてリフレッシュをしてました。

ちなみにLagkagehusetという名前は英語でLayer cake house、つまりショートケーキハウスになるわけですが、この由来はこの店の1号店の入っていた建物がショートケーキのような色合いだったからだそう(スポンジと生クリームの部分)

Busterd Cafe

ぶっちゃけ観光客でここに行く必要はあんまりないんじゃないかって気はしますが、コペンハーゲン随一のボードゲームカフェ。日本じゃ考えられないスケールで、本当に何から何までボードゲームがあります。すべてのボードゲームを利用するにはいくらか課金する必要があるものの、無料でも(つまりカフェとしての料金だけで)かなり楽しめます。というか無料のゲームは超有名&人気ボードゲームなので無料で全然遊べる。

非常に人気な場所なので、もし行く場合は予約するか(有料)、開店直後に行くのが良いです。

Studenterhuset

メニューには特段特徴もないですが、学生ですべてを回しているという運営面が特徴的なお店。学生証を見せると非常に安くコーヒーやケーキがいただけるので留学中は重宝していました。

Paludan Bog & Cafe

コペンハーゲンでおすすめのご飯屋さんを聞かれたら絶対にここを進めると思う。物価を考えるとかなり良心的な値段で、それなりにクオリティーの高いパスタとかデンマーク料理を食べられる。内装もブックカフェのような感じになっていて非常におしゃれなので、北欧っぽさも味わえるかなと。

The Olive

滞在中唯一いったちゃんとしたレストラン。値段はまあかなりしたけれど美味しかったです。ただコペンハーゲンで行ったちゃんとしたレストランがここしかないので、値段とか含めて比較対象がないから何とも言えず。

King of Kebab

デンマークで安く食事を済ませるならケバブ一択。唯一にして最強のファストフードです。その中でもNorrebrogade沿いにあるKing of Kebabは業界最安値のお店の一つで、ハッピーアワーにはなんと15クローナ(300円弱)で食べれます。圧倒的安さ!

大学食堂

デンマーク料理の代表格、スモーブローを格安で食べるなら?といわれればここ。コペンハーゲン大学の食堂に行けば比較的安価でスモーブローを食べれます。味はそこそこ。サウスキャンパスは建造物としても見ごたえもあったり世界一綺麗な学生寮と名高いTietgenとかもあるんで、学校見学ついでに寄るのもよいかと思います。

コペンハーゲンといえば自転車!自転車に乗ろう

コペンハーゲン観光するんだけどどう回るのがいい?ってよく聞かれますが、個人的にはコペンハーゲンという町は一見して「おおー!」ってなるような観光地が少ない分どこにいっても綺麗だし、行く先々に小さな見どころがあったりするので自転車を借りて回るのを推奨してます。また世界一の自転車王国にて自転車に乗る、という行為自体が観光だし、デンマーク人の生活の一端をのぞけるかな、とも。

自転車の借り方

kerompa-tokyo.hatenablog.com

ここで書いている通りDonkey Republicがおすすめです。コペンハーゲンの市が提供しているやつはいろんな機能付いてたりするけど割高。

自転車で行ける場所

コペンハーゲンは平たんな地形かつ、自転車のために整備された道路ゆえに片道15キロくらいであれば楽勝で漕げます。

Dragor

デンマークの中でも有数のきれいな村として紹介されるこの村は、アマー島の南端にあります。非常にきれいな村で、ひたすら海岸線を南下していけばつきます。ソフトクリームを買って食べながらくつろいだりしながらゆったり過ごすのがおすすめ。

ちなみにKystvejenという通りを通るルートで行くと途中で空港の間近を通りますが、そこでは着陸する飛行機を真下から見ることが出来ここはここでいいスポットです。

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Sydhavn, Valbyparken

コペンハーゲンの南にある公園。Valbyparkenのほうは定期的に大きなイベントとかもやっていて、日本の代々木公園的なポジションです。並木道が綺麗。

Sydhavnにはなんでか知らないけどアルパカがいます。アマー島が対岸に見える方でごろごろしてるといくらでも時間をつぶせるのでのんびりしたい方にはぜひともお勧めしたいところ。

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Sydhavnのここは本当にきれいでおすすめです。

Amager Fælled

コペンハーゲン大学の真隣にあるにも関わらず非常に存在感が薄い公園。広大な敷地でそこに入ったら自分がコペンハーゲンにいることを完全に忘れてしまうほど。野生のシカもいるので、運がいいと見れるそうです。

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Utterslev Mose

ここの公園は湖とセットなので、とにかく鳥が多い。ここの近くの道路には平気でカモとかアヒルが横断してたりします。鳥好きな人にはお勧めしたいですね。

 

デンマークの観光地

デンマークに1年留学していた人間の中で一番デンマークを回ってる自信がある。けどその割にはオーデンセもロスキレもレゴランドも行ってないというなかなかに偏屈な人間です。

デンマーク国内の移動はバスか電車が良いです。電車の場合はオレンジチケットという格安チケットを前もってとるのが圧倒的にコスパがいいので積極的に活用していきましょう。

kerompa-tokyo.hatenablog.com

スカーイェン

時計のブランドで知ってる人も多いのではないでしょうか。ユトランド半島、というかデンマーク最北の村。ここの海沿いでは運がいいとアザラシが見れるらしい。あとはここにあるRabjerg Mileという砂砂漠がめちゃくちゃ綺麗です。

風が強く、なおかつあまり人が行かないので綺麗な波模様の砂漠が出来上がっているんですよね。個人的には日の入り直前に行くのが一番きれいかな、と。公共の交通機関だと行くの大変ですが、スカーイェンに行ってここに行かないのは超もったいないので是非行ってみてください。

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リーベ

リーベはユトランド半島の、エスビアウからちょっと南に行った小さな村で、有数の美しい村としてよく紹介されています。デンマークには珍しい川が流れていて、そこにいる白鳥や、それを利用した水車などからものどかな雰囲気がうかがえるし、ちょっと村から離れればたくさんの牛や馬がのびのび歩いているという非常にのどかな街。

ワッデン海という世界遺産にもなっている干潟にはこの町から行くことになると思いますが、日帰りだとちょっと厳しめ。行くなら一日丸まるリーベにいる日を作ったほうがいいかなと思います。自分は日程の都合上いけませんでした。

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ちょっと北のエスビアウには謎の巨人像があります。

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エーア島

カラフルなまちなみが印象的な街。自分が行った日は雨どころか吹雪で観光とかしてられるかよってくらいの荒れた気候でしたが晴れたときであれば最高の観光地。スヴェンボーまで電車またはバスで行ってそこから船に乗るのが一番楽な行き方だけど、それでも朝でてつくのは昼過ぎって感じです。あとは島自体にはFaaborgとかの有名な村から船が出てたはず。こちらも本数少なめ。

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ヘルシンゴー

ハムレットの舞台になったクロンボー城はここヘルシンゴーにあります。といっても実はクロンボー城には行ったことがないのです。何しに行ったんだよ感がすごいありますが、対岸にスウェーデンが見えて、スウェーデンまで2000円ほど、25分で船で行けます。この船がなかなか豪華なので、結構これで国境を超えるのは楽しいです。パスポートは当然必要なので忘れずに。

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というわけで厳選した都市でした。このほかにも上の地図上の都市には全部訪れてはいますが無理やり都市を挙げて「行ったけどなんもねーじゃねーか」ってなるのは違う気がするので。行ったことないけどボーンホルムとかエーベルトフトとかもよさげだなーとは思います。デンマークもいろんな良さがあるので是非いろいろ見て楽しんでください!

ビエンチャンは何もない都市?

バンコクを出た後はビエンチャンに向かう。行きはタイのウドンタニまで国内線で飛びそこから陸路、帰りはビエンチャンからの直行便。

 

ウドンタニという名前は日本人的には惹かれるものがあるが、名前とは裏腹に特段これといった名所もない。睡蓮の群生している湖があると聞いたけど今はオフシーズンでただの湖。ということでスルーしてさっさとビエンチャンに向かうことにした。

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ウドンタニ空港からはノンカイという国境の街まで直行のバスが出ているのでこれに乗ると国境まで行ける。流れを説明するとウドンタニ→ノンカイ、ノンカイ→ラオス側国境(タイ国境で一度下車)、ラオス側国境からはタクシー、と言った感じ。ウドンタニ空港からノンカイまでのバスに乗る人のほとんどがラオスに行く人なので、彼らの後をつければ間違いない。

 

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ラオス側につくと微妙に文字が変わるだけでなく、一気に顔立ちが中国系に近くなる。

 

ビエンチャンは国境沿いの街で、川一本挟んで隣はタイという位置関係なのだけれど、開放されている国境からは10キロ強あるためタクシーに乗る必要がある。集まってきたドライバーの中で1番に声をかけてきた人にバーツで支払いを済ませて中心地に取ったホテルへ。

しばらくは田園風景が続き「いかにもラオス」っていう勝手なイメージ通りの風景を楽しんでいたけれど、いくら中心地に近づいてもこれといって首都っぽい、高層ビルが並び外資チェーンが入ってるような場所は現れず、せいぜい2-3階建てのビルがあるくらい。そうこうしている間に気付いたらホテルに着いてしまった。

 

着いて一息ついて、とりあえず街を歩いてみると、本当に中心地か?首都か?ってくらい人が少ない。まあでもASEAN諸国と比べると人口密度がかなり少ないこととか、夜だったことを加味するとこんなもんなのかな。フランス植民地時代の影響か、街には意外としゃれたカフェや雑貨屋さんが多いけれど、飲食店以外はほとんど夜には閉まってしまう。

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あと元デンマーク在住として見過ごせないのがカールスバーグの看板の多さ。カールスバーグの看板くらいどこにでもあるだろ、って気がするかもしれないけどとにかく多いし、デンマーク以外だとほとんど見ない"Probably the best beer in the world"のフレーズも見る。
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それだけじゃなくカールスバーグの看板ブランドであるTuborgやSomersby(アップルサイダー)までも宣伝されてて、工場とかでもあるのかな?と思って調べてみると、ラオスの国産ビールであるビアラオに50%出資してるのがカールスバーグらしい。そりゃカールスバーグ帝国になるわ。

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あまりお酒は飲めないのでちょっとしか飲んでないけど、美味しいし何よりデンマークを思い出す。

 

夕食は適当に見つけたラオス料理屋さんで、ラーブを。

ラーブはガパオみたいな感じで、ひき肉と香草をスパイスとかで炒めたような食べ物。ラオスではもち米が主食なので、もち米と一緒にいただく。

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食べ終わったら間も無くスコールが降りだしたので、これ以上は出歩かずに宿でゆっくりすることに。宿の横にあった濡れずに行けるカフェのスムージーがめちゃくちゃ美味かった。結局滞在中にもう一回飲んだ

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 二日目はレンタサイクルを借りて一日観光へ。東南アジアなので交通量は多くそれなりに危険ではあるけれど、値段的には断トツで安く、一人300円とかだったように思う。

ただこの時期はスコールがすごいので、スコールが来たら自動的に移動もやめなきゃなのは難点。自分らの場合は凱旋門でスコールに遭ったのでまだ雨宿りができてよかった。

そのあとは仏塔へ。

ビエンチャンのなかでも数少ない観光地は、スコールのあとの晴れでとても綺麗だった。まあただ小っちゃい。駐車場のほうが広いって感じのレベル。

スコールのあとで死ぬほど蒸し暑いから即退散… 

そのあとは地雷博物館のようなところに行ってきた。ラオスにはベトナム戦争の時に大量に設置された地雷のうち爆発していないものがまだまだあって、それが毎年いろんな原因によっていまだに爆発していたりする。そんな負の歴史を忘れないための博物館でした。地雷の除去方法とか五体不満足による幻肢痛の体感コーナーとか、結構興味深い展示が多かったのでおススメ。地雷の除去方法はそれこそマインスイーパーのそれだったからなるほどなぁって思った(グリッドに分けたうえでリスク評価して地雷を探していくらしい)

 

近くにあった屋台街で適当に指差しで選んだタケノコとエシャロットと豚肉の炒め物は超おいしかった。ラオス料理、好みだなーと。そしていつでもどこでも、屋台のおばちゃんの作ったご飯は世界共通でおいしい。

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食べた後はなんやかんやで時間をつぶし、ナイトマーケット。

ここも地元色が強めであまりお土産とかは売っていないけどそれはそれでいい。現地の人でにぎわっていてとても楽しかった。

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次の日はメコン川だけさっとみて、お土産買ってたらタイムアップ。結局この都市のどこが中心部だったのかはわからなかったけれど、静かな町でもうちょっと長く滞在したいなぁと感じる街だった。世界一周とかしてたら2週間くらいは沈没してそう。

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というわけで観光的にはなんもない都市かも知れないけれど、そっちのほうが現地の生活を垣間見れるから好き、という自分にはうってつけな都市でした!See you again Vientiane!