備忘録

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カタール

「この国は石油が果てたら終わりが来るんじゃないかな」

なんて思ったのは去年の1月終わりである。3週間ほどカタールに滞在して、現地在住の人からいろいろ聞いたり、自分でいろいろ見て回ったうえでの、率直な感想。

しかしながら思ったよりも早くこの国の体力は尽きるのかもしれない

カタールイスラム諸国の断交についてのニュースは日に日に増え、憶測もあわせるとかなりのニュースが流れているのですべての情報をこれから追わないといけないな、と思っているもののなかなか追えず…

テロ組織支援、イランへの接近が主な原因だと報じられているのだけれど本当なのだろうか。テロ組織支援の話は渡航した2016年冬の時点で結構いわれていたし、それ故に「カタールでテロを起こしたら支援が途絶える。ゆえにカタールではテロの心配はほぼない。」と言われていたりした。しかしそれはサウジアラビアも同様とされていたし、サウジアラビアがイランと国交断絶した際にカタールもそれに次いで断交したはずだった。この1か月にいろいろあったようだけれど、どうも腑に落ちない。

 

カタールという国は初めて自力で行った国であるから当然思い入れも強い。

そして当時お世話になったたくさんの人がいまだにカタールに多く残っているので、それが心配でもある。

カタール日本人の方々もそうだけれど、無料で3泊ほど泊めてくれたエジプト人のおじさんは特に。久々に連絡を取ってみたらやはり突然のことで戸惑っているらしく、「エジプトに帰るの?」と聞いたら「ドーハに残る」と。心配だけど何事もないことを祈るのみ。

 

カタールという国は特殊な国である。国民の過半数外国籍で、南アジア系が人口の半分を占めている、そんな国。我々がカタールでコミュニケーションをとるのは大抵南アジア系の人たち。たまにアラブ諸国の人もいるかな。カターリーはカターリーとしか結婚しないし(たしかカタール人の女性はサウジアラビア人かカタール人としか結婚できない決まりがあったはずなんだけどこれどうなるんだろう??)、そんな感じで近親婚が横行してるらしく、それもあってかカタール人の子供は本当にやばいらしい、というかやばかった。おもちゃ屋さんを荒らすわ、露店の椅子を蹴とばすわ、躾のなってなさは世界トップクラスだと思う。そして親子ともども絶対に謝らない。自分たちが一番上だという自覚があるからなんだろうけど、とにかくやばい。そしてその一方で、W杯の準備や建設ラッシュに動員され酷使され亡くなっていく南アジア系の人たち。

石油を掘り当てて急速に成長した国なので、文化もくそもない。カタール料理なんて全く見かけなかったし、観光名所もほぼ皆無。イスラム芸術美術館にある出土品もカタール産のものはほぼなかった。

そんな異常な国である。世界一退屈な都市と形容され、半日も過ごせば十分ともいわれるドーハ。大半の人はカタール航空のトランジットで訪れるのだろうけど、滞在2時間程度、トランジットでさえ3000円のビザを発行しないといけないので9割くらいの人は観光せずスルーするのであろう。まあ当然のことだよね。

そんなどうしようもない国だけれど、初めての単独渡航国である以上、自分にとっては非常に特別な意味合いを持った国なのである。そしてその思い出は褪せないし、匂い、店構え、雰囲気など、やはり恋しくなるのである。サウジアラビアとかがミサイルぶち込んで平和が乱されなければよいのだけれど。。。