備忘録

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アイスランドを車で旅してきた

スマホだと写真が見れないらしいので写真を見たい方はPC版で見てください

1週間の秋休みを利用して、同じ大学から留学に来ている7人でアイスランドに行ってきました。アイスランドといえば氷河やフィヨルド・火山などの大自然に加えて、温泉や野生動物など、様々な魅力があります。しかし、今回の旅の最大の目的はオーロラを見ること。旅の期間は10月17日から10月21日までの5日間。最終日は早朝便で帰るので実質4日間。はたしてオーロラは見れるのか…!?

旅の概要

アイスランドには公共の交通機関がほぼないので、アイスランドを旅行するのであればレンタカーを借りるかツアーに参加するかの二択です。今回は7人も集まったので、7人乗りの車をレンタルしました。

また4日間でどうドライブするか、ということでいろいろ考えられたのですが、今回はフィヨルドも見たいということで、西部フィヨルドまで行って帰ってくるルートを選択しました。以下がルートの詳細。全体で1800キロ弱走っています。これは青森~福岡間とほぼ同じ。

4日間だと、レイキャビクを拠点としてゴールデンサークルを回るコースや、アイスランド1周も頑張ればいけます。ちなみに今回のルート、フィヨルドで著しく距離を取られているので(直線の3倍くらいの距離を走る必要がある)、なんなら1周よりも長い距離を走っています。

 

1日目:ケフラヴィーク→レイキャビク(136Km)・オーロラ予報(Level2)

コペンハーゲンからレイキャビクに飛ぶ便はいくつか選択肢があるのですが、今回は最安のWOW.AirというLCCを使いました。アイスランドLCCだそうです。

まあいたって普通のLCCライアンエアーみたいな意地悪なシステムとかは特になかったです。

ケフラヴィーク国際空港。レイキャビクから数十キロの空港で、基本的にはここが発着拠点となります。レンタカー会社のオフィスは少し離れていて、そこまでは20分に1本シャトルバスが24時間で動いているので便利。あと話には聞いていたけれど、めちゃめちゃ風が強いです。

今回借りた車はフォードのギャラクシーでした。少し大きめなので慣れるまでちょい時間がかかったけど(左ハンドルだし)、機能面はかなりよかった。

 

Iceland Phallological Museum

んで、レイキャビクについたのが16時すぎ。予約していたアパートメントのチェックインを済ませ、まずはIcland Phallological Museumへ。なんの博物館かというと、ありとあらゆる動物の「アレ」を展示している世界でひとつの博物館だそうです。クジラのがめっちゃでかい。入場料は1500ISK。

なんというか、「なんでこの博物館を作ろうと思ったんだろう…」ってずーっと思いながら回ってました笑

規模自体はそんなに大きくないのですぐ回れます。

で、サクッと回ったあとに近くのスーパーへ。アイスランドは物価がめちゃくちゃ高いので、基本的には自炊をする必要があります。

なんでかしらないけど、プロテインバーの多さたるや。

 

鍋を食べました。メチャうまかった。あとこの国にはもも肉がちゃんと売ってて羨ましい(デンマークは骨付きしか売ってない)

 

で、ご飯を食べたあとはいよいよオーロラチャレンジ。しかしこの日は天候も良くなく、太陽活動自体も活発ではなかったのだけれど、まあ行くだけ行ってみようということで40キロ位先の比較的天候がマシそうな場所まで移動。

で、移動している途中に一同が「あれオーロラじゃない!?」ってなるようなものを発見!たしかに雲とは明らかに違う挙動を見せていて、なおかつ明るい。少し緑っぽいな、と。

で、降りて観察してみると、たしかにオーロラだ、と。想像してたような緑色のカーテンには程遠いけど。

今日の期待値でこれくらいならば、旅の間には緑色のカーテンが見れるはず!しかも明日は晴れでオーロラ予報もLevel4だし期待が膨らみます。

2日目:レイキャビク→シンクヴェトリル→フラトレイリ(606Km)・オーロラ予報(Level4?)

2日目の行程は、まずゴールデンサークルのうちの1つ、シンクヴェトリルへ向かい、そこから1号線を北上、ホルマヴィーク、イーサフィヨルズルなどの都市を経由しつつ西部フィヨルドの海岸線に沿って移動し、ホテルのあるフラトレイリという都市まで向かうルート

またこの日は行程の中で唯一、事前のオーロラ予報がActiveになっていた日なので、ある意味勝負の日です。

まずは昼ごはんをスーパーで購入してシンクヴェトリルへ。

シンクヴェトリル

シンクヴェトリルとは大地の裂け目で、プレートの分かれ目だそう。ギャウと呼ばれている裂け目は数十キロ続くとか

ひたすら大自然です。めっちゃ綺麗なのでここはおすすめ。

 

前日のドライブで、アイスランドのほとんどの道は街灯もクソもないということがわかった以上、日の出ている間にフラトレイリに着きたい。と思ったのでじっくり観光はせず、1号線を北上。1号線は全線舗装道路ですが、その他の道路は結構未舗装も多いです。

なんでもない部分が絶景

で、道路を羊が普通に歩いています。羊とかの動物にぶつかった場合は車の保証がきかないそうなので注意が必要。

またアイスランドにおいては、数百キロの間に街が数える程しかないわけで、必然的にスーパーも数える程しかありません。というわけで、どこかのタイミングでスーパーによらないと夜飯にありつけない、なんてことも十分にありえます。なので2日目はホルマヴィークのスーパーで夜ご飯の買い物。

さすがに規模は小さいものの、一応最低限の取り揃えはある。

 

ちなみにこの時点で16時頃。これは誤算だったのですが、そもそも天気が良くない、アイスランドの日はそこまで高くないので、18時に日没とは言えども16時頃にはすでに少し暗くなっています。というわけでそこまでフィヨルドを楽しむ余裕はなく、ひたすら暗闇の中を運転していました。

さてこの国で180kmとかノンストップで運転していると、景色も変わらないわ、信号もないわ、対向車も10分に1台とかのペースだわ、でだんだんぼーっとしてきます。眠気のそれとは違うので運転に支障は来さないのですが、自分と外の境界線が消えてくるといいますか、訳がわかんなくなってくるという非常に狂気じみた経験ができました。今思い出してもすこしこわい。

 

で、宿についてオーロラ予報を見て愕然。オーロラのLevelが0になってる。しかも天気は晴れの予報が曇りに変わっているし。

というわけで一同意気消沈。ただ22時ごろになるとLevel1になったので、まあとりあえず見に行くか、ということで観測へ向かうものの、この日は全く見えず。ほぼ北極圏の街なので、行程の中で1番見れる確率が高い日だったはずなのに、ざんねん。。。

 

3日目:フラトレイリ→ディンヤンディ→アルナルスタピ(648Km)・オーロラ予報(Level4)

3日目は距離こそ2日目より短いものの、未舗装の道路がかなり続くということで2日目どうようの厳しさを発揮してくるのではないかといった感じ。またこの途中にはあまり観光地がないことや、皆疲れがたまってきていること、景色に慣れてきて感動が薄れ始めたことなど様々な要因が重なってなかなかしんどい一日となったのでした。

ディンヤンディ滝

フラトレイリから1時間ほどいったところにある滝、ディンヤンディ滝はアイスランド屈指の大きな滝。

ちなみにこの日の行程の中では、ここくらいしか観光地がない。

滝壺。のぞき込めるんだけどめーちゃくちゃこわい。柵もロープもないですが、落ちたら間違いなく死にます。

 

この滝、何段かに分かれていて、1枚目の写真に写っている奥の大きな滝の麓まで歩いていけます。この近くに行くなら寄る価値は多いにある滝。

 

で、滝に寄ったあとはひたすら最短距離で今夜の目的地、スナイフェルス半島を目指します。

景色に飽きてきたとは言え、フィヨルドは声が出るほどの絶景。

またこの日は3日目にして初めての晴れ。青空っていいよねっておもいました

未舗装の道が多いためとにかく車が汚れる汚れる。普通に触りたくないレベルでくっそ汚くなる。

また、ディンヤンディからスナイフェルス半島に差し掛かるまではほぼ街がありません。地名が付いてる=街だと思ったら大間違い。家が2件ほど建ってるだけみたいなのがわりと多い。そんな誤算を何度か繰り返しながら、14時すぎくらいに通りかかったホテルの経営しているレストランがたまたまやっていたので、そこで昼食。外食は高くつきますが、食べれるところで食べておかないとマジで餓死しますからね。

Lサイズのピザ2枚、Mサイズのピザ1枚を7人でシェア。ひとりあたり1200円ほどだったのでアイスランドにしては安い。

 

そしてまたひたすら走り出します。

何でもない道がただただ絶景。

 

例によって宿泊する地にはスーパーなんてものはないので、手前のグルンダルフィヨルズルという街のスーパーで夜ご飯の買い出し。

例によってプロテインバーの種類がめっちゃ豊富。

 

で、なんなく宿に到着してオーロラ予報を確認すると、昼に2だったのがLevel4に!疲れの色が見えてきた一同のテンションも上がります。雲がないところまでは宿泊地から100km戻ったところにしかない。けれど翌日の予報も芳しくないことを考えるとここで勝負をかけるしかないな、ということで夕飯後100km戻ることに。これがこの日の距離の原因です。

で、戻ってみると明らかにオーロラっぽいものがいくつか出ている。これはいよいよ見れるんじゃないか!と期待したものの、そこからオーロラが爆発することは残念ながらなく、太陽活動も収まっていってしまいました。

 

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心が綺麗な人にはオーロラが見えるはず。

 

今日こそは!って思ってテンションをめちゃくちゃ上げていっただけに正直かなりやられました。なかなかうまくいきませんね。というわけで無心で100kmの道のりを引き返したのでした。途中車から変な音がなって心配になったものの、エンジンを切ったら元に戻ったり。あれ一体なんだったんだろうか。

 

4日目:アルナルスタピ→スナイフェルスヨークトル→レイキャビクブルーラグーン→ケフラヴィーク国際空港(348km)・オーロラ予報(Level2)

この日は実質最終日だったのであまり無理はしません。また旅の主要観光、ブルーラグーンもあるので人間的な生活を送れる1日でした。

スナイフェルスヨークトル

スナイフェルスヨークトルというと、おそらく氷河だったりその周りの国立公園を指すのですが、まあどこよっても海岸沿いの断崖絶壁などが楽しめます。

海岸沿いの奇岩。少しなら登れるけどここも落ちたら死にます。

岩の溶岩感がすごい。溶岩なんだろうけど。黄緑色のコケもいい味出してるよね。

 

キルキュフェトル火山。アイスランド有数の景勝地。ほぼスルー。

で、昼飯を昨日寄ったスーパーで購入して、いざレイキャビク

レイキャビク市内

レイキャビク市内の観光をほとんどしていなかったので、1時間ほど時間をとってお土産などの購入を。アイスランドは国旗が青赤なのでお土産の購入が捗ってしまいますね。

ランドマーク的教会。近代的な形の教会だけどかなりかっこいいです。

で、お土産のニット帽と手袋を購入していざブルーラグーンへ。

ブルーラグーン

ブルーラグーンアイスランドの一大観光スポット。世界最大の野外温泉で、名前通り温泉が鮮やかな水色をしていてとても綺麗。

入るのに結構な値段がするけれど(8000ISKとか)、それを払ってでも入る価値ありかな、と。テーマパーク的な感じなので普通に楽しいです。酒などのドリンク類も、温泉に入りながら飲める。

お湯はぬるめで38度前後。しょっぱいので顔をつけると結構ヒリヒリします。目に入るとめちゃくちゃ痛い。

微妙に晴れ間があったのでここで粘ってオーロラを観測しようとするも、2時間以上浸かっているとさすがに疲れてくるしお腹も減ってくるので一旦上がって退散

 

とりあえずブルーラグーン周辺は何もないので、ケフラヴィークの街に行って夕食を。トリップアドバイザーの格安の食事で検索しても、結局1700ISKくらいは行ってしまうので恐ろしい場所です。

この日は天気はかなり良かったものの、オーロラ活動はいまいちで、予報もLevel1。最終日なのでここから離れるのはあまり合理的ではない、ということで、夕食を取ってからはケフラヴィークの街に車を停め、車内で待機。24時になってもレベルが上がらなければ断念して帰るということに。

結局活動レベルは上がらず24時を迎えてしまいました。ということで空港へ向かう道中「あれ、なんか光ってない??」と。ここにきて奇跡は起きるのか、と僅かな希望を残し下車。

雲でした。

まとめ

まあそんな感じの4日間でございまして、オーロラってもっと簡単に見れるものだと思っていたのですがどうやらそんなこともないようです。体験記とかは100%見れてるのにね。笑

今回、旅をする前の唯一の懸念事項として、10月のアイスランドは晴天率が高くない、ということがあって、それがモロに響いてしまいました。晴天率さえ高ければ3日目は見れていたと思います。

 

今回は期待をめっちゃ膨らまして行ったせいで少なからず落胆はしましたが、それを除いてもアイスランドという国は行く価値のある国だったので良かったです。とにかく大自然がすごすぎた。あとドライブもやっぱり楽しいですね。一人じゃドライブなんてできないので、ついてきてくれた友達には感謝です。

とりあえずオーロラを見れなかったのが悔しすぎるので、冬に南に行く計画はなしにして、フィンランドはサーリセルカにでも単独で行って、昼はクロスカントリー、夜はオーロラを見たいなーなんて考えています。まだまだ先の話ですけどね。

 

あと、こんだけ小さな街しかないような国でワールドカップに出たって事実が凄すぎる。プロテインバーの効果かな。アイスランドの皆さん初出場おめでとうございますっ!