備忘録

書きたいことや思ったことの殴り書き。

冬の終わりと夢。

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気づけば春分である。

雪も残っていてまだまだ春には程遠いけれど、最近日が長いな、と常々思うし昼間の太陽も高い。気温は0~5℃くらいを行ったり来たりしているけど、その前が寒すぎたがためにこれくらいの気温はむしろ心地の良い寒さである。

11〜1月くらいまでは日がかなり短くて、2〜3月上旬までは寒波のせいで突き刺さるような寒さだった。そんな長い長い冬をようやく越そうとしているのである。

思えばビタミン剤も数回飲んだだけであった。感じるのは、ビタミン剤を飲もうが飲むまいが、とにかく閉鎖的にならずに周りとコミュニケーションをとることが大事だなと。デンマーク人がヒュッゲヒュッゲと言いたくなる気持ちもわかる。この冬を越すには友人や家族と一緒に家の中でゆっくり過ごすのが一番だと思った。

 

冬を越したのはいいものの、同時にゴールが見えてきてしまっている焦りもある。いや、焦りというと違うのかもしれないけど、留学生活が終わってしまうことに対する恐怖が確かに存在する。

 

それもあってなのか、最近よく同じ夢を見る。

内容はというと、デンマークから日本に帰ってきた夢である。夢の中では大抵「いやーなんかあっという間だったよ」って言ってる。そりゃそうだまだ留学生活終わってないもの。

そして夢から覚めたら心の底からホッとするのである。よかった、まだ終わってない、と。

 

こう書くと全然日本に帰りたくないようにも見えるかもしれないが、コミュニティの心地よさが7割、街ののどかさが3割と言ったところだろうか。せっかく築き上げたコミュニティも残り数ヶ月で解散、個人としては会うことがあってもそのコミュニティ自体はなくなるわけで。高校卒業の時と同じ感覚かな。

 

留学来る前は、正直ここまで日本人と一緒にいるとは思ってなかった。むしろその状態は留学前に自分が軽蔑していた状態な気がする。今でも若干の後ろめたさはある。しかしながら自分には日本で生まれて日本人のコミュニティで育ってきた20年間がある以上、やはり気が合うのも話してて楽しいのも日本人であるなということを再認識した。多分外国のコミュニティに心から馴染むのには1年では少なすぎるだろうなと。

 

英語に関しても授業はついていけるけど、それ以上でもそれ以下でもないというか。友達と話すときはいいんだけど、授業でのディスカッションとなるとどうしてもフラストレーションが溜まるし、ここからさらに一段階上の状態にどうすれば行けるのかはもはや分からないなと。

 

何を言ってもあと3ヶ月しかないので、やり残したことがないように何事も楽しんで行きたいなと思う。そんな春分の日

 

別れ、というと個人的にはこの曲。

美しすぎていくらでも聞いてられる曲です。どんだけ徳を積んだらこんなに美しい歌詞書けるんだろうか。