備忘録

書きたいことや思ったことの殴り書き。

2019年シーズン

シーズンを終えて。悔しいのかどうか正直分からない。清々しさのような虚無感のような、いろんな感情が混ざり合っている。

 

今シーズン、自分なりにやれることはやったと思う。だからこそのこの感情なのかな、とも。

マリノスは思った以上に強かった。試合後の妙な納得感は確実にそこから来てる。優勝するためにはこれを超えなきゃならないのか、と思うと、FC東京として強化しないといけないことは死ぬほどあるんじゃないか?という気もするけれど自分には信じて応援すること、やれることを粛々とやるしかできないし、フロントへの提言的なのは個人的にあまり気が進まない。特に今は。

 

思い返せばクソ長いシーズンだった。去年の年末は昨日のことのようなのに。

それもそのはず。自分としてもいろんな幸運などが重なり、アウェイ広島戦と大学院入試関連の用事で行けなかったアウェイセレッソ戦を除いて、日本にいるときはすべての公式戦に行ったらしい。

こんなにほとんどの試合にいったのもかなり久々。それでいてアウェイ八連戦とか、優勝争いとか、いろんな事象が重なったので濃いシーズンだったのは間違いない。

小平で久保建英太田宏介をふっとばしてるのをみて「こりゃ今年は面白くなるな」と思ったシーズン前。

破竹の勢いで連勝をし、コパアメリカを見にブラジルへ向かう飛行機で久保建英の遺跡を知り、ジャエルの力をかりて最高の思い出を作ったポルトアレグレでの試合。

ジャエルがサポーターをブロックしているとか、チーム内で不満があるとかを聞いて不安になったブラジルから帰国直後。タイムリーに勝手に恩を感じていたので、練習非公開の日に小平に突撃して、必死の思いでジャエルに「信じてるし、ほとんどのサポーターはあなたをサポートしているから」と英語交じりのポルトガル語で伝えたり。

一生に一度しかないなと思ってアウェイ8連戦皆勤したり。来年もう一回あるの?2回目はもうつまらないから勘弁してください。

 

もやもやした湘南戦の後、サポーターの仲間とご飯を食べた後に「自分が今なにかできることはないか?」を考えて、すべての選手がわかるように4か国語で横断幕を作って小平に持って行った。選手に練習場で「ありがとうございます」「がんばります」のようなジェスチャーをされたのもそうだし、矢島輝一のSNSに写真が上がっているのを見て、「俺の気持ちってちゃんと伝わってるんだな」というのがわかってすごい嬉しかった。

 

とにかく個人的にやれることはやったシーズンだったと思う。だって本気で優勝したかったから。

優勝を分かち合いたかった大切な仲間が去年を最後にスタジアムから離れてしまったから、優勝できるときにしないといけないと本当に、強く感じた。

そして何より、自分自身来年からはまた海外だ。スタジアムから離れた生活が始まってしまう。

そう書いている間になんだか悔しい気がしてきた。それくらいいろんな感情がぐるぐるしている。

ただ、離れざるをえなくなってしまった仲間もいれば、新たに出来る仲間もいるし、この人と一緒に優勝を分かち合いたい、という出会いが沢山あったのも事実。

 

まあこんなことを書いたり出来るのも34節まで優勝の可能性が残っていたからだと思う。最後まで自分に夢を見させてくれた選手には感謝しかないし胸を張ってもらいたいと思います。誰が何と言おうと自分にとっての誇りなのだから。

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