備忘録

旅行とか、それに関する情報とか、応援とか、留学とか、コペンハーゲン留学とか。学生中心として、遠征や旅行の手助けになれば幸いです。

コロナウイルスで搭乗拒否された話

状況は刻々と変わると思うので常に最新の情報を見てください。

記事は2020年3月11日現在の話です。

 

とにかく2万円損したのでネタ話として2万円分取り返すくらいの気持ちでやっていこうと思います。

kerompa-tokyo.hatenablog.com

 

搭乗拒否は人生二回目です。

今回の旅はイスタンブールから入国してスイス、ドイツ、デンマーク、フランスと来て最後にフランスはパリからイスタンブールに飛ぶ予定でした。

ヨーロッパでは旅行している最中に感染者が日に日に増えて行って、旅行している最中に様々なイベントが中止や無観客になり、なんなら日本より状況はやばい、みたいな感じになっていたので、フランスからの渡航制限とかがかからなければいいなぁとおびえながら飛行機を取りました。トルコのペガサス航空で、パリ・オルリー空港からイスタンブール・サビハギョクチェン空港に飛ぶ便です。

 

しっかり定刻2時間前に空港に着いたのでチェックインカウンターに行きパスポートを見せると、なにやら空港職員が集まってくる。

「日本はいつ出たんだ」「どういう旅程でどの国に行ったのか」などを事細かに聞かれました。

しかし一向に航空券が発見される気配もなく、5分ほど待たされた後に、こう言い放たれました。

 

You cannot go to istanbul. It is impossible.

 

なんとなく嫌な予感はしていたもののいざ言われるとなかなかメンタルに来ます。ただここで引き下がってもいいことは全くないのでごねるも全く状況は変わる様子なく、乗れませんの一点張り。

フランス語で会話していたので何を言っていたのかは分からなかったものの、先週イスタンブールから入国したときのスタンプが争点になっているらしいことは想像がついたので、「でもイスタンブールに先週は入れたし、そんな情報トルコ政府からなにもでてないよ?」というと、「それはおそらくイスタンブール空港だからで、サビハのほうは無理だ」と。そんなことあるかよ、と思いつつもペガサス航空の職員から見せてもらった紙(曰く政府からのお触れ)には確かに「14日間以内に日本にいた人は入国できません」と書いてあったのでがっくり。

納得は全然行ってないので、とりあえず在イスタンブール日本国大使館に電話。すると、

「確認できている情報ですと、これはトルコとして全体で行っているというものではなく、空港によって決まりが違うようで、同様の話はドイツでも確認されています。」との対応で、とても親切に説明してもらいました。

ペガサス航空と大使館の話が合ったところで、とりあえず航空会社に落ち度はないことは分かったので、これ以上ごねても仕方ないな、と思ったのでいったんここで頭を冷やして状況を整理。

 

・3/12の夜にお目当てのサッカーの試合があるので、今日中にはイスタンブールに移動したい。

・14日以内に日本にいたことが問題であり、それが問題になるのはおそらくサビハギョクチェン空港のみでイスタンブール空港に行くのであれば問題ない。

 

で、それを踏まえて

オルリー空港からイスタンブール空港に行く飛行機はないので、シャルルドゴール空港に移動してシャルルドゴール空港からイスタンブール空港に飛ぶ飛行機を予約する

②返金のことを詰めておく(前回搭乗拒否を食らった際に返金手続きはこうやってして、とカウンターで言われたことが全くあてにならなかったため)

③万が一拒否されたら、イスタンブールから東京までの帰りの便をカタール航空で取っているので、カタール航空のパリ支店に行って何とかパリからの便に振り替えれないかを交渉する(本来は規定的にだめだけど間接的にCOVID19の影響を受けているため)

の3点をやることに。

 

①に関しては、幸いCDG-ISTは直行便が沢山あるので、夕方のターキッシュエアラインズの便を予約することに。クレジットカード決済が3枚試すも決済に失敗して、「もしかして意図的に日本のカードをはじいてる…?」と嫌な予感が脳裏によぎったものの、最後のカードでついに決済に成功。数分後にEチケットも送られてきたので、とりあえずこれでイスタンブール空港に行く権利はゲット。問題はチェックインが上手くいくかどうか。

オルリーからシャルルドゴール空港までは安くいく方法もあるけど、こういう時は一番楽な方法で行ってストレスをかけないのが最もいいというのは二年前の教訓です。

二年前にイスラエルに行った時はストレスがかかりすぎて食欲不振に陥り、最終的に39℃の熱と胃腸炎をもらっちゃったんで、そうなったら本当に隔離されてしまうので。

ということでシャルルドゴール空港まで直接行けるバスを予約しました。航空券持ってる人向けに無料にしてくれればいいのに。

 

②に関しては、返金できるかどうかも分からないと言われ、また「搭乗拒否された証明書が欲しい」といっても「そんなものはねぇ」の一点張り。それじゃあノーショーだったのかどうなのかの区別がつかないじゃん、と思いつつもクレームを公式HPからチェックイン締め切り時間の前に連絡することでとりあえずアピールはしておきました。まあ帰ってこないものだと思っておきましょう。

 

で、CDG空港に着いたのが11時過ぎ。便は17時だったので、14時半まで待ってといわれ、それまで適当に時間をつぶしてカウンターに行くことに。

 

14時30分。運命のチェックイン。カウンターは空いていたのですぐに通されると、

「何日トルコに滞在するの」「最終目的地はイスタンブールであってる?」と聞かれ、いつもより時間がかかっていることにビビっていたものの、航空券を発券するプリンターが動く音がして、背伸びして除くと航空券が!

やりました。どうやらイスタンブール空港からなら入国できるという情報は今のところ本当だったようです。これでイミグレで拒否されたら笑えませんけども。

 

無事に出国を済ませ、乾いた喉を潤すために売店によるとおばちゃんが「日本人?」と日本語で聞いてきたので、大学一年の時に学んだフランス語を思い出して色々しゃべっているとどうやらセルビア人らしいということが判明したので、セルビア語でありがとうと言うとすごい喜んでくれたりして、激動の半日で疲弊していた心が和みました。こういう時に旅の経験といつ使うんだろうっていう言語知識が役に立ちますね。

 

というわけでこれからフライトです。無事入国できますように。

 

 

【追記①】

何事もなく無事に入国出来ました。

【追記②】

なんでこんな面倒くさいルールをとっているのか、の個人的推測。

一つは、サビハの方に検疫所がないから、より厳しくしているということ。

もう一つは、イスタンブール空港には日本の直行便が飛んでいるため、ここでも拒否してしまうと経済的な損失が大きいから。

きっとトルコとしての本音は日本人にはイスタンブールからも入って欲しくないはず。だけどコロナウイルスを防ぐために日本をシャットダウンすると、同様にドイツ、フランスもシャットダウンする必要があるはず。でもそれをやってしまうと政治的に困るのは絶対にトルコ。なので筋を通すために一応は日本人の入国も拒否してるけど、ルートを制限するためにイスタンブール空港のみからの入国に限ってるんじゃないかな、と。