備忘録

書きたいことや思ったことの殴り書き。

テッサロニキへ

FCコペンハーゲン vs PAOKの試合を見にテッサロニキへ。

修論が大詰めになるの分かってたから行かない予定だったけど、まあこんな機会もそうそうないよなって思ったので行くことに。

 

今回はちょっと新しい試みとしてVlog(動画を使ったブログ)的なのをやってみようと思って、ジンバルを持ってきて見たんだけど早くも「これは向いてないかも」ってなってるところ(まだ道中)

理由としては割くリソースがめちゃくちゃ多い。知り合い向け+自分用のログに作るくらいだからクオリティとかはそんなに拘るつもりはないけれど、にしても編集とか、いちいちジンバル起動したりとか、あとは容量的な問題とか。

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東欧旅行計画

修論も終わりに差し掛かろうというところで、11月下旬から1月頭まで何もないので、インターンとかをオンラインで探しながら適当に旅行しようと思ってます。久しぶりに10日くらい取ってサッカーとか関係なく回ろうかと。

ヨーロッパだとバルカン半島に未訪の国が固まってるから、その辺回れたらな、という感じ。

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グレーのところが未訪問。東欧が目立つわー。

 

アルバニアマケドニアコソボブルガリアは行くとして、モンテネグロルーマニアは旅程次第。行けそうだったら行きたいなぁという感じだけど計画立ててみないとわからないのでとりあえず書いてみようという感じで今これを書いています。

  • (モンテネグロに行く場合)
  • 1日目:ティラナ→ベラット
  • 2日目(3日目):ベラット→ジロカストラ
  • 4日目:ジロカストラ→オフリド
  • 5日目:オフリドスコピエ→プリズレン
  • 6日目:休息日
  • 7日目:プリズレン→ソフィア
  • 8日目:ソフィア滞在(リラとか行きたい)
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ブラチスラバ遠征【後編】

宿を出て、教えてもらったファンが集まるレストランに行くことに。

着くと早速、チームのスタッフであり長いことサポーターをやってる人に会えた。彼とはイスタンブールの遠征の時に知り合って、「アウェイに来る時はいつでも連絡してくれ」と言ってくれたので今回も言葉に甘えてチケットをコペンハーゲンから持ってきてもらった。

殆どの人が初対面だったけど、基本的に向こうはこっちを認識してくれているから結構話しかけてくれる。とはいえ集団で話すときは英語じゃなくてデンマーク語なので何を話しているかは全くわからない。まあだからと言って疎外感を感じるかといえば全くそんなことはなくて、むしろ久しぶりに聞くデンマーク語が心地よい。

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バス出発の時間になると、ファンを統括している人の一声で中央駅に向かっていく。バスの集合場所に行く前に皆で駅のスーパーへ。個人単位で500mlのビール缶をひと箱とか買っていてやっぱりデンマーク人のビール消費量は異常だわ、って思ったり。ちなみにスタジアムでは持ち込めないので、このビールは1時間半のバスで消費するためだけのもの。

予定より30分ほど遅れてバスが到着し、それに乗り込む。今回コペンハーゲン側に割り当てられたチケット枚数は800枚、クラブとしての販売枚数が80枚、実際にスタジアムに来たのは50人ほど。で、50人のうち40人弱がウィーンからのバスツアーに参加しているという感じだった。

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バスの中では誰かがチャントを歌いだしたり、馬鹿なことをしたりしていて、これだけいかつい人たちでも中身は全然変わらないんだななんて思ったりしていると徐々にスロバキア国境に近づいていく。

スロバキア国境ではいったん下ろされて、コロナ関連の書類とパスポートをチェックされる。トイレ休憩も兼ねて大体30分ほどの休憩。ACAB(警官くそったれ)とかを頻繁に言っている割には普通に警察と談笑しているのが印象的だった。まあ他国だからってのはあるかな。

国境を超えると東欧特有の無機質な集合団地が増えていく。試合のあるブラチスラバは、オーストリアスロバキア国境のすぐ近くにあるので、国境を越えてから15分もしないくらいでスタジアムについた。この時点で試合開始40分前とか。

スタジアムにつくと、アウェイ専用ゲートに通される。今回はアウェイカードを持っていたので、IDチェックなくチケットとアウェイカードだけのチェックで通れた。むろんそのあとのセキュリティチェックは厳しくて、すべての持ち物と幕をくまなくチェックされる。アウェイ側の席は2回の角に位置していて、四方をバリケードとネットで囲まれている。ネットがあるところで試合を見るのは3回目とかだけれど、ピントをピッチに合わせるのが難しくて試合なんか見れたもんではない。

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FCコペンハーゲンJapanの幕もしっかり持参。
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選手が出てくるとチャントを歌いだす。鳴り物はなく、50人だけしかいないがその分一人一人が出せる全力の声を出すのでファン全体の声量自体はそれなりに大きい。声を出して応援するのが去年の3月以来だったので、大声を出したときに喉に負荷がかかるのを実感するけど、その感覚すら懐かしくなる。

試合が始まると同時にコペンハーゲンが試合前にいつも流しているVi elsker FCKというアンセムを歌う。これを歌うとコペンハーゲンに帰ってきたな、という気分になる。FC東京でいうとスタジアムへ行こうみたいな曲、って書いてておもったけどあの曲ってもう一生復活しないのだろうか。あれ好きなんだけどなー

試合のレポートなんて書いたってなにも面白くないので適当に割愛するけど、チームはお世辞にも調子がいいとは言えず、それでも前半点を取ってからはだいぶ調子が戻って久しぶりに勝てるかも、という感じだった。

そしてハーフタイムになり、前回イスタンブールで試合後に一緒にバーにいったサポーターの一人と再会して談笑していると、なにやらコアサポーターのあたりがざわつき始め、開いていないはずのゲートのほうに10~20人が走っていってるのが見えた。リーダー格の人が若手に「あっちに行ってこい」というジェスチャーをし、セキュリティも出動していた。何事かと思って話していたサポーターに聞いてみると、「向こうのフーリガンが押しかけてきていて、侵入されないようにしているはず。野次馬しに行くと危険だからここに留まったほうがいい」と言われたのでそこに留まることにした。ほどなくして、アウェイスタンドに向かって走ってきている覆面の人らが見えた。バリケードで囲まれてて試合見づらいなぁって思ったけど、初めてこの柵のありがたさを身をもって実感した気がする。あとはいかついウルトラスの面々の頼もしさも。

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後半は早々にPKでスコアを3-1としてからは、スタンドからは楽勝ムードが漂う。それと同時に、徐々に試合よりも試合後にいかに向こうのフーリガンに襲われないように帰るか、という方向にスタンドの空気は変わっていった気がする。

実際リーダー格の人が何人かに声をかけて何やら説明をしていた。デンマーク語だったからわからなかったけど、ウィーン行きのバスに乗らずに自力でブラチスラバの街に出ていく人への注意を話していたのだと思う。そして、自分もリーダー格の人に呼ばれて、試合が終わったらすぐに幕を外すこと、相手のフーリガンに盗まれたり襲われたりしないように外した幕はパンツの中か腹巻にして隠すことを命じられた。実際、だらだらしてたら相手のフーリガンが押し寄せてきて帰宅どころじゃなくなるだろうし、ハーフタイムの感じだとバスとかですら襲撃される可能性があったと思う。襲撃されると一般人にも被害が出る可能性もあったことから、試合が終了して選手が軽く挨拶をするとすぐにすべての幕をしまって速攻コンコースに退散した。素早く集合写真を撮った後は、アウェイ側ゲートに待機しているバスに一目散に乗り込んだ。どこでもいいからとにかく座れ、と言われて席に着き、全員が席に着いたと同時にバスは出発した。試合終了からここまでが大体5分もなかったかのような気がする。

f:id:kerompa-tokyo:20210920083949j:image試合は3-1で完勝。

 

ちなみにこの日に相手チームのウルトラスが「コペンハーゲンのウルトラスは戦わずして逃げた!あいつらはインスタにいるだけの偽物のフーリガンだ」みたいなことをインスタにあげてて、お前らこそインスタでイキってるだけのフーリガンなのでは?ってなってしまった。しかも負けてるし、ダサい。

 

スタジアムから無事脱出して数分経ったあたりで、皆の緊張が解け、バスの中で大合唱。疲れて寝る人、勝った勢いで騒ぐ人、そのへんは日本とさほど変わらないなと感じた。

ウィーンについた後はみな散り散りにいろんなところに向かっていく。仲良くなった人についていってもよかったけど、次の日の早朝の飛行機で帰る予定だったのでそのまま直接ホテルに帰って、シャワーを浴びて荷造りをすることにした。

 

久しぶりのアウェイ。今回は現地に行っている人が少なかったけど、次のPAOKとの試合は大挙していくはず、と言われて、行かない予定だったのに行きたくなってしまう。てかたぶん行ってる気がする。修論とかもあって忙しいけれど、正直何かしらこういうのがあったほうが頑張れるから自分には合ってるのかもしれない。

などと言い聞かせて月末のコペンハーゲン行きのフライトをオランダに着くや否や予約したのでした(完)

ブラチスラバ遠征【前編】

試合が終わって宿でシャワー浴びて、寝るか迷ったけど便が早いので終電で空港に向かうことに。こういう時に寝坊しない性格ではあるけど、寝坊した時の代償がデカすぎるので質の悪い睡眠を取ることに。相変わらず旅程を立てるのが上手いのか下手なのか分からないけど、体に負荷かけるなーって我ながら思ってしまう。立ててるときはそんなつもりはないんですけどね。さすがに日曜日のシントトロイデンのダービーマッチを見に行くのはやめることに。

 

というわけでブラチスラバ遠征の本編です。

毎週水曜日にある大学でのミーティングに出席し、同級生にご飯に誘われたものの今日は用事があるからといってそそくさと抜け出してきて、駅へ。

本来であれば最寄り駅からドイツへはアーネムのほうから東側に抜けて、そこからケルンに行けるのだけど、なんか途中の道が工事しているとかなんだとかだったので今回はユトレヒト経由でオランダ南部を経由してケルンまで行くことに。

 

行程としてはユトレヒトメンヒェングラートバッハ→空港といった感じ。

メンヒェングラートバッハはサッカーでよく聞く街だから駅もさぞかし大きいのだろうと思ったら意外とこじんまりした地方駅だった。写真を撮ったら警察に止められて消されたので写真はないけど。ドイツにはこれといって行くモチベーションがない割にはしょっちゅう立ち寄ってる気がするけど、地方都市の小さな駅に降り立ったのは意外と初めてかもしれない。

メンヒェングラートバッハからは地方列車でケルンの空港まで。ケルンの空港はケルンとボンの中間くらいにあるので、ケルン中央駅を通り過ぎてしばらくしたところにある。所要時間は大体1時間ほど、携帯のローミングも止まってしまったので暇だなぁと思いながら乗っていてもなかなかつかない。遅延するよ、みたいなメールが来ていたけど、それにしても着かない。ドイツ語のアナウンスしかないし、電波も入らないのでアナウンスを集中して聞いていると「ケルン・ボン空港」という単語は聞き取れたので安堵して電車に乗り続ける。乗り続けて1時間半ほど経ってもつかないし、さすがにヤバそうってことで車内で地図を探すことに。地図を見つけてみていると、あろうことか空港駅には止まらない路線に乗っていて空港をとっくに通り過ぎていた。

とはいえチケットには乗り換えの話は一切書いてなかったので、察するに遅延の影響で止まらないルートに変わったのかな?と。地図を見ろって話ではあるのだけれどこれをいきなりやられるとなかなかしんどい。

気づいた次の駅で降り、逆方向に戻る電車を待つことに。タクシーも考えたけど、幸いにも飛行機の時間までは2時間以上あったので何とか間に合いそう、ということで電車を取った。

 

ケルンの空港は2、3回目。だけど全然記憶になく、懐かしいとかもあまり感じず。同じ飛行機には翌日にウィーンで試合のあるヘンクのファンもいた、気がする。

格安でおなじみのライアンエアーで定刻通りにウィーンにつき、閉店5分前のマックで夕食を調達して宿へ。宿は久しぶりのゲストハウス。こんな時期だからガラガラかと思ったけど結構人がいた。ただ、ゲストハウスの治安は全体的に低下しているらしく、旅行客が少ないからか不法に出入りしている浮浪者が結構いるらしい、という話をペルー人が教えてくれた。ついた時点で12時を回っていたので、大学のやり残したタスクを霧のいいところまで終わらせて寝る。

 

翌日、つまり試合当日はたまっている課題をこなしていこうと思ったものの、全く寝付けない&胃もたれがひどくてとても勉強なんてできる感じじゃないな、という感じだったので、SIMカードを買ってから適当に散歩をすることに。ウィーンは4年前に来たことがあったので、その時に行ってない宮殿やらユニークな建築やらを見に行ってきた。この辺でコペンハーゲンのファンに会うかな?って思ったもののヘンクのファンに会うのみ。さすがに1週間ちょい前に「アウェイ客入れるで」って言われてこれる人は少ないかなー、なんて思ったり。ウィーン散策はというと、晴れていたこともあって思った以上に良かった。胃もたれも気持ちましになった気がする。

14時半に出発、という話を聞いていたので宿に戻って少し休憩してから向かおう、と思いながら宿に向かっていると、たまたまコペンハーゲンのファンとすれ違って、集合前にたむろするレストランを教えてくれた。宿に帰って荷物だけ整理して、ファンが集まるレストランに行くことに。(後編へ)

ブラチスラバ遠征【準備編】

ひっっっさびさの遠征です。舞い上がってます。

3か月も日本でのらりくらりと修論を書いてて突如ヨーロッパに戻ってきたのは、忙しくなりそうだからというのもあるけど、もう一つが旅行とかできそうだから、という理由が大きい。

で、応援しているFCコペンハーゲンUEFA ECLという今年からできたELのさらに下に位置する大会に出るということで、初戦のアウェイであるスロバキアアウェイに行くことにしました。

基本的には、UEFA管轄の試合でアウェイクラブのファンとして来場しようとするといろいろ面倒くさいです。というのもアウェイに行くようなやつなんてヤバいのがわんさかいるので、結構しっかり身元をチェックされます。

トラブルを避けるために、基本的にはチケットはコペンハーゲンのファンショップでしか買えないし、買うためにはAwaycardというアウェイに行くために必要な身分証のようなものが必要。で、スタジアムに入る際にはAwaycard、パスポート、チケットに記名された名前をつかって身分の照会を行って入れる、といった感じ。裏を返せば、これだけのことをして入っているので、しっかりUEFAのほうにも入場履歴が残っているわけで、今後どこかしらのスタジアムにフラッと試合を見に行った時に面倒なことがなければいいなぁという気がします。

 

自分はデンマークに住んでいないので、本来であればチケットを買いに行かない、はずなのですが今回はクラブスタッフの知り合いに頼んで現地に持ってきてもらうことにしました。というかトルコで「今後アウェイに行くならチケット手配するから連絡してくれ」と言ってくれたので、ありがたく言葉に甘えます。

チケットが手に入ったらそのあとは交通の足をどうするか。UEFA管轄のアウェイはスタジアムに直接行っても入れない、みたいなことはあるし、しかも集合場所とかをアナウンスするのはクラブじゃないので、とりあえず情報を集めます。

基本的にはFCKFCというファンクラブ、SEKTION12というゴール裏の集まり、FCK SLOというサポーターとクラブの橋渡し役あたりの発信する情報を集めていれば問題ないということが前回のアウェイで分かったので、そこら辺から情報を集めていると、どうやらウィーンからのバスツアーに参加することをお勧めされていたのでそれに乗っかることにしました。

ブラチスラバとウィーンはドナウ川挟んですぐそこなのと、ブラチスラバからの飛行機ってなると便が良くないし、なにより試合後にスタジアムの外にコペンハーゲンの服着たまま放り出されるのはめちゃめちゃ怖かったので、ウィーンからスタジアムまで行けて帰りもそのまま帰れるのはかなりありがたい

ウィーンまでは陸路はさすがに遠すぎるだろ、ってことで、空路で。一番楽なのがアムステルダムからウィーンまでのオーストリア航空だったけど高かったので断念。

ちなみにオランダではLCCを使うならアイントホーフェンからのほうがいいことがおおいのだけど、あまりいい便がなかったのでこれも断念。

ヨーロッパのいいところは、自国の空港から乗れないなら隣国の空港から飛べてしまうこと。自分の住んでる町から大体3時間も乗ればケルンやデュッセルドルフドルトムントまで行けるので、そこら辺からウィーンに行ける安い便を探したらケルン・ウィーン間の便が往復7000円くらいで取れたので、それで行くことにしました。ケルンまでは電車で往復5000円くらい。アウェイ遠征で諸々含めて往復12000円とかなら十分安いでしょう。

試合は木曜夜なのですがバスツアーが木曜昼出発なので、明日大学でのミーティングが終わったらすぐ出発して前泊する予定。サッカー見るために前泊とか、それまでにやるべきこと終わらせないととか、そういうのが全部久しぶりすぎるのでめちゃくちゃ楽しみです。

久しぶりにコペンハーゲンの勝利を生で見たいところです(もう3年以上見てない気がする。。)

帰国ルポ

オランダから日本に帰ってきたので帰国後の検疫など諸々を書いてみようと思う。

アムステルダム空港でのチェック】
まず日本に帰るには、搭乗72時間以内に受けたPCR検査の陰性証明書が必要。
この証明書が早速厄介で、要件がかなり多く、検査がいつ行われたか、検体は何か、などが細かく書いてある必要があり一つでも抜けがあったりすると乗れない場合もある。
フランスに行った時はnegativeの文字しかチェックされなかったことを考えると、かなり入念にチェックされてる気がする。
オランダ大使館が「ここでなら日本入国のための検査と正しい陰性証明書のフォーマットが貰えますよ」というリストを作ってくれていたので、自分はそこで受けることにした。


日本に向かってから陰性証明書の不備が発覚すると、航空会社の責任として出発地に返されるらしいので、それを防ぐべくKLMは搭乗ゲートの時点でかなり入念なチェックを行っていた。実際に観察していると自分の乗る便においても数人搭乗拒否を喰らっていたのでほんと油断ならない。ちなみにジャマイカ代表の選手が足止めを食らったのもKLM。せっかくなら1,2日早い便を取ってその瞬間を見たかった気がする笑


飛行機は例に違わずガラガラだった。多分20人も乗ってないと思うし、そんな便を飛ばしてくれるKLMに感謝しかない。


【着陸後】
飛行機を降りると、まずは待機椅子のようなところに座らされて、そこで色んな資料や健康シート、誓約書を渡される。それを書いたら、次の受付のところでどこの国から来たか、隔離後の移動手段はどこか、などの再チェックが行われ、チェックが済んだら次はコロナの抗原検査。
撮影禁止なはずなのに何故かネット上に出回ってる、梅干しとレモンの画像を見ながら唾液腺を押して唾液を提出。
検査結果が出るまでしばらく時間があるので、その間に隔離中に必要なアプリのダウンロードや携帯の設定を行う。設定はかなり細かいので、各自行うというよりはスタッフに促されて一つ一つやっていく感じ。デジタルネイティブ的にはなんの苦労もないけど、そうでないお年寄りとかにとっては大変だと思うし、果たして本当に機能してるのか?という気もしたりはする。アプリの機能としては、位置の追跡、突然かかってくるビデオ通話が主。
それが終わったら次は事前に回答した厚労省の健康調査を見せて、ここから2週間における健康チェックの説明を受ける。以前帰った時はLINEとか色々選べたのだけど今回はメールだけらしい。


これで一通りコロナに関するチェックは終わりで、あとは検査結果を待機所で待つ感じ。30-40分ほど待ったところで呼び出しがかかって、結果をもらいにいく。ちなみにこの辺で日本人とそれ以外の国籍の人で別れるようになってた。理由はあんまり分からないけど、諸々の説明を効率的にするためなのかな?
で、陰性結果をもらったら、やっと入国審査→税関、という流れ。ここまで大体2時間ほど。
税関を抜けると係員に誘導されてホテル行きのバスに乗り込むことに。入国→バス乗車までの誘導は若干緩いので、逃げようとして逮捕される、みたいなニュースもまあ頷ける。逃げるならこのタイミングですよね〜って。
ちなみにホテルは成田近辺だと思ってたらまさかの東京だった。にもかかわらず、3日間のホテル隔離が終わった後はわざわざバスで成田まで戻されるらしい。桃鉄の貧乏神かよって思ってしまった。

バスが到着すると、諸々の説明を受けて部屋へ。セミダブルではあるもののスーツケースを広げるスペースすらないくらい狭い。まあ仕方ないですね。

 


自分は20年3月、12月、に続きコロナ禍になってから3回目のヨーロッパ→日本帰国な訳だけど、12月に比べても格段に検査体制が強化されているなと思う。というか12月頃なんて陰性証明書も必要ないわ、公共の交通機関も実質問題なく使えるわ、隔離ルールも守らなくてもバレないわで穴だらけで、今思うと防疫上相当やばいよね。今でも変異株が流行してるインドなどからの入国に対する検疫に対する批判はあるにせよ、12月のそれに比べればかなり進歩しているし関わっている空港職員の人に感謝だなあと改めて感じました。多分水準は世界で見てもそれなりに高くなってるのではないかなと。
しかしワクチンの普及で早く国の往来がもっと楽な世界になってほしいなあって思いますね。

現実と理想の狭間

授業、修論インターンで構成されている修士課程のうち授業の部分が終わったので、授業を受けていて思ったことを色々書いていこうと思います。

 

 

授業はいわゆるLectureが半分ほど、残りの半分はグループワークやディスカッションで、後者のテーマは大体が現実に起こっている問題とかをいかに解決するか、とかが主眼に置かれていたので非常に楽しかったです。とはいえ、振り返れば面白かったもののストレスがたまることも多々ありました。

なにでストレスがたまるか、というと大体想像つくかとは思いますが意見の相違、もっと言えば根底にある思考プロセスの違いによるものがかなり多かったです。

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