備忘録

書きたいことや思ったことの殴り書き。

カタール遠征-移動・宿泊編

1/14-2/1の期間、U23日本代表を応援しにカタールへ。

海外遠征も2週間海外に滞在するのも経験はあったものの、一人は初めて。というか初めての一人海外。

【移動編】

まずは飛行機から。

飛行機を取ったのは8月。お馴染み、Skyscannerを使って7万円ポッキリのターキッシュ・エアラインズのチケットを取りました。

往路34時間、復路20時間のハードなフライトスケジュール。

www.skyscanner.jp

まあ一番安かったからこれを取った、というのもあるのだけれど、理由はほかにもありまして。

ターキッシュは、イスタンブール経由の人を対象に無料のツアーを行っていて、それにのっかろうとおもってこのフライトにしたのです。

retrip.jp

しかし出発前日にISがスルタンアフメットでテロを起こしたため、安全を考えて断念。結局空港で16時間もすごしたのでした…

f:id:kerompa-tokyo:20160229172302j:image アタテュルク国際空港

ちなみにエティハドが秋のセールでドーハ便を6万円代で売り出していたし、よほど安くない限りは早く取ろうとしなくていいのかなーって学びました。

あと、格安航空券を調べていた中で面白かったのが、カタール航空

東京⇔ドーハの直行便は、11万円もするのに、東京⇔ドーハ⇔パリとかにすると、6万円になるという。理由はよくわからないけれど、ドーハみたいなハブ空港を拠点にする航空会社ではよくあることみたいです。

例)アエロフロート・ロシアを使った場合

東京⇔モスクワ:69000円

東京⇔モスクワ⇔パリ:52000円

今回は初めからカタールに長期滞在するつもりだったのでこの手法は諦めたけれど、1試合だけ見に行く、とか短期観光とかなら一石二鳥でよいのでは、と感じました。

 

・国内の移動について

この国はまあ移動手段が少ない。タクシーとバスだけです。

2019年には地下鉄が開通するらしく、それでだいぶ楽にはなると思うけれど。

まずはタクシーについて。

水色のがKarwaタクシーっていってメーターのついてるタクシー。初乗り4QR(120円くらい)。まあ結構遠くに行ってもドーハ市内であれば30QRとかで収まります。

こいつらに「How much?」とか聞いてはいけません。聞いた途端にぼったくりタクシーへと変貌します。メーターなんて倒さなくなります。

何も言わなければ基本的にメーター倒してくれます。倒してくれなかったら「meter!meter!」って連呼すれば倒してくれます。倒してくれなかったら降りればいいと思います。

車内では積極的に向こうから話しかけてくると思います。とてつもなく訛った英語です。「Are you working?(ア ユ ウォルキング?)」みたいな。

メーターのついていないタクシー、所謂白タクというのも結構な割合で走っています。基本的には乗る前に値段交渉。相場を知っていたとしても5QRくらいは上乗せされます。

水色の方に乗る方が絶対安いけれど、公営タクシーなんて郊外やマイナーな通りにはほとんどはしっていないので、そういう時にやむを得ず乗るって感覚でした。相場をわかってないとキツいかも。

ちなみにこの国、歩行者自体が稀有な存在なので、歩いていれば勝手にタクシーに声かけられます。

 

次にバス。マジ使えない。Suica的なのをアルガムニ・バスステーションで買わなければならず(30QR)、買わないと通常料金の3倍くらい取られる。

f:id:kerompa-tokyo:20160229172700j:imageバスステーション

このバスのいいところ

・安い。基本的に2.5QRでOK

このバスの悪いところ

・バスステーション以外のバス停だと乗れる補償がない(というかバス停が基本見当たらない)

・降りる場所がわからない

・乗り方もよくわからない

・本数が少ない

 

という感じなので拠点がバスステーションの近くとかではない限りアテにしないほうがいいかも。おとなしくタクシーを使いましょう。

f:id:kerompa-tokyo:20160229172608j:image

Q22の前までにはメトロの開通と共に、バスのシステム整備、歩道の舗装をして欲しいなと感じました…

 

【宿泊地】

今回の旅では、16泊のうちホテル3泊、残りは民泊でした。

部活をやっていた関係でホテルに16泊もするお金が捻出できなかった、単独での遠征だったのでホテルが割高、というのが主な理由。(カタールで普通のビジネスに泊まろうとすると1万はかかる)

着いてからの2日間、最終日だけホテルを取りました。

最初のホテルは、第2戦の会場に近く、やすく、口コミも悪くはない、という基準で選びました。Rawdat Al Khail Hotel。

泊まった感想としては、「まあ、これなら全然許容できるな」という感じ。

f:id:kerompa-tokyo:20160229234432j:image見た目ラブホだよね

最後のホテルは、荷物置くだけ、的な感じで捉えていたのでAgodaで調べてダントツで安かったDiamond Hotelとかいうところに泊まりました。ここはやばかった。さすが、ダントツの安さ(1泊5000円)ってだけあるなというクオリティー。カタールではほとんど見かけないハエ以外の虫が3匹もいるし、風呂は変なのこびりついてるし、コンセントはテレビ抜かないと使えないし…

f:id:kerompa-tokyo:20160229234510j:image f:id:kerompa-tokyo:20160229234522j:image

ちなみに、ホテルを探す時は、Agoda, Hotels.com, Booking.com, Expediaを使って調べて、安いところのクチコミをそれぞれのサイトやTripadvisor使って調べる、って感じでやってます。

選ぶ基準は

安さ

口コミ

Wi-fiの有無

キャンセルの柔軟性

立地

がやはり大きいかと。

 

で、ホテルを使わないで民泊をした話。どうやってしたか、というとCouchsurfingを使いました。

ユーザー登録して、「いついつにこの地域に行きます!」とかいう旅行登録してると勝手に「うち泊まっていいよ」的なメッセージがいっぱいきます。こない場合は自分から申請することもできますが、自分の場合8人くらいからオファーが来たのでそのなかの2人に泊めさせてもらいました。

f:id:kerompa-tokyo:20160229234653j:imageこんな感じで来る。

Airbnbを使う手もあったのだけれど(こっちは有料でより商業色強め。Couchsurfingは異文化コミュニケーションとかが主目的だったりするので無料)、本当にお金が無かったのでCouchsurfingに。

事前の連絡はFacebookメッセンジャーとか、Couchsurfingのメッセンジャーを使いましたが、現地の人が使うWhatsappとかは入れておいたほうがいいかも。

13泊のうち9泊くらいはカナダ人、4泊はエジプト人の家に泊まりました。

Couchsurfingの失敗談も聞きますが、僕の場合は概して成功でした。強いて言うならばカナダ人の家市街地から遠い、エジプト人は日本人と相性が良くない、とは思ったもののそこまで気になることはなく。

止めてもらった部屋も綺麗だし、風呂もちゃんと入れるし。これからも積極的に使っていこうかなーと。

まあただある程度の英語力ないときついなと思ったのもまた事実。非英語圏の人との英会話は余裕だったけれど、ネイティブスピーカーとの会話はやっぱりちょっとキツかった。英語力磨かねば。

まあでもこういうサービス使えると旅の可能性が広がるのではないでしょうか、と思いました。Couchsurfing最高。