備忘録

書きたいことや思ったことの殴り書き。

南京2日目プレイバック―アウェイ江蘇蘇寧戦

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はい!!勝ちました!!こんなに気持ちいい勝利はいつぶりだろうか。いやあ涙出るほんとに
 
というわけで2日目です。
2日目、僕は8時に起きたのですが僕より2時間早く寝たはずの後輩は一向に起きる気配がなかったので、繋がらなくなってしまったVPNとの格闘を開始。
あとで個別に書きますが、中国ではアクセスできないとされてるVPN Gate、気合いでアクセスできますから!!
というわけでまあ1時間半かけてVPN環境をゲットし、ここから我々の2日目は始まります。
適当なカフェで適当なサンドイッチを食べて(これが結構美味かった)、南京大虐殺紀念館へ。
結果的にここに来たのは正解でした。てか南京来たら行くべき。
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まあ南京大虐殺の紀念館ということもあって、なかなかにショッキングなものも多いです。
「銃殺・溺殺・斬殺・殺害競争etc」殺し方をまとめたブースとか、遺体の積まれた写真とか。いや本当生々しいです。虐殺されて埋葬された人たちの人骨が、そのままの状態で展示してあったり。
Twitterにも書いたけれど、ACLというある意味で国と国の戦いを前にして行くべきではなかったのではないか、というくらいの内容。
 
しかしながら展示物にはほぼすべて正確な日本語訳がついており、戦況を伝える日本の新聞、兵士の手記などが置いてあり、非常に満足度の高い博物館でした。
この紀念館の良かったな、と思ったところは、残虐な行為を行った日本軍、というイメージを一方的に植え付けるのではなく、その一方で日本軍の行為に疑問を呈している日本兵士もいた、という紹介をきちんとしているとこ。難しいけれど、できる限り客観的な視線で事実を描写しているなと。
 
あと紀念館を出た時に後輩がポロっと「歴史勉強したくなりました」ってこぼしてたんだけど、これってすごく大事な感情だと思うのね。実行に移すのはまた別問題で難しいけれど、こういう感情って自分の目で確認しないと湧いてこないと思うから。
 
で、腹ごしらえにと「中国発祥で日本に輸入され改良を重ね出来たものが中国に逆輸入という形で入ってきた」ラーメンを食べ(日式拉麺)。いざ集合場所のホテルへ。
 
ホテルに着くとちらほら知り合いがいてホッとするなど。
集合時間になり、社長に呼ばれ試合についての説明を受けるのですが
社長「食べ物は持ち込めます。飲み物は持ち込めません。売店はあるのですが、飲み物はコーラだけです。食べ物もあるのですが、ポップコーンが26個あるとのことです。あと、向こうが手配したバスが路線バスだったのでそれで移動します。」
…おいおい江蘇蘇寧、色々とボケかましてないか。
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本日のチケット。東京もこれにすりゃあいいのにといつも思う。
 
そして少し待たされた後スタジアム着。
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バスから降ろされ、公安先導でスタジアムへ。
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結構厳しそうな雰囲気醸し出していたけれど、4年前の北京の比じゃないくらい緩かったです。
で、東京の真ん中はまあいろんなものを持ち込んでました。音の鳴るアヒル、出来損ないの鍵盤ハーモニカみたいなの(失礼)、そして話題になった中華鍋とおたま。
試合前、公安にタスキ持たせたり、
向こうの和太鼓のリズムが「ドン ドン ドンドンドン」というものだったので、これを聞いたらみんな考えることは同じ。そうです、東海マーチです。まあそんなこんなではっちゃけつつ、試合へ。
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はい、勝点3あざっす!!ふぅー!!!
試合後は公安の指示が出るまで帰れないので、それまでひたすら馬鹿騒ぎ。最初は応援歌だったのに気付いたら懐メロのメドレーに。はい、ついていけません!
そんなこんなでひと騒ぎやってからコンコースへ。そしてコンコースにて、
東京スタッフ「皆さん、今日はお疲れさm」
「「ラララーラー ラララーラー もりしーげーまさとー」」
止まらない大合唱。スタッフも苦笑い。そんなこんなでバスに乗り込むべく、階段を降りようとしたその時ですよ、

中華鍋とおたま返ってくる。

そして湧き上がる「チャーハン!チャーハン!」コール。
「回鍋肉!回鍋肉!」「小籠包!小籠包!」の大合唱。いや、小籠包中華鍋で作んないやろ笑
 
そしてバスに乗り込もうとするとここでも事件が。5台いたはずのバスが3台しかいない。残りの2台は試合に負けて拗ねて帰ったらしいとのこと。なんだこの国。
バス車内では知り合いとかと喋りつつ、楽しく帰還。
知り合いとともに祝勝会をしたのであった(完)