こんなことを書きましたが、結局いろいろ予定が立て込んで来たりで、確保できたのは1日だけだったので、その1日でフュン島の南部に位置するスヴェンボーという都市からさらに船で1時間いったところにあるエーア島という島へ日帰り旅行してきました。
目的という目的はないんですが、この島のÆrøskøbingという村がデンマークのなかでも特に美しい小さな村といわれていたので、せっかくなら訪れてみようと。
この島へ行くにはスヴェンボーというフュン島南部の都市まで電車orバスで行ったあと、さらにそこから1時間に1本の船に乗る必要があります。
ということでまずはスヴェンボーという都市まで。行きは安い電車がなかったのでフリックスバスでここまで。都心部で降ろされると思ったら高速の脇で降ろされるトラップ。まあそんなに遠くなかったのでよかったですが。
スヴェンボーという町は聞いたことはなかったものの、ここら辺の街の中では結構大きいようで、土曜日ということでショッピングを楽しむ地元の人でにぎわっていました。よさげなお店も多かったのですが、船の時刻が差し迫っているということで急いでフェリーターミナルへ。フェリーターミナルにはチケット売り場のようなものはなく、かといって乗客専用の乗り場も見つからなかった*1ので途方に暮れてると、車のところから入っていいよと(笑)
そんなこんなで何とか船に乗り込む。車が載るサイズなので比較的船は大きく、この船にも一応食堂がついていました。味はイマイチ。
小さい会社だとこんなもん。Scandlinesとかだとかなり豪華。
スヴェンボーからエーアスコビングまでは往復で80クローナ。船の中で往復チケットを買うことになります。
船に揺られて70分、やっとエーアスコビングへ到着。ついた時点ではそれなりの雪。雪の粒自体は小さいんだけれど、あられのような粒で、しかも強風なんで痛い。
エーアスコビングに着くや否や、目に入るのはカラフルな家々。ほとんどが普通の住居だというのだからすごい。逆に言うと、ほとんどが普通の住居なのでショッピングとかご飯とかはあまり期待しないほうがいいかもなと思いました。でも歩いてるだけで意匠を凝らした様々な家が次々と現れるのでとても楽しい。
1時間ほどエーアスコビングの街を散策した後は、これまたカラフルな家々が立ち並ぶVesterstrandというところへ。ここは砂嘴のような出っ張った部分にカラフルな家々が等間隔で立ち並んでいる不思議な場所。夏はビーチになるようなので、たぶん家は夏限定で個人で使われている、という感じなんでしょう。
遠景
近づくと
曇ってても十分絵になる。
ここに行くには海岸沿いを歩いていくしかないのですが、湿地になっているので歩道があるとはいえ結構つらい。
とはいえ苦労してでも行く価値あるくらいにはきれいでした。天気よかったら、ここから見る日没は最高なんだろうなーって思ったりも。
ただ雪がどんどん強くなってきていたので、ささっと見たら退散。しかも船の時間もいがいとギリギリだということでスヴェンボーへ戻ることに。
滞在時間はおよそ2時間くらいでしたが、町を見て回るだけならこれくらいで十分かなーと。夏だと1日いても十分楽しめそう。
そんなこんなでスヴェンボーへそそくさと戻ってみると、昼のにぎやかさが嘘のようにしーんとしている。まさかと思うと、どうやらスヴェンボーの店は日曜は15時とかで閉まるようで、、
スヴェンボーについたのが16時、電車の時間が18時ということでどこかでめちゃめちゃ時間が余ってしまったので街をあるくものの本当にやってない。まあ土曜日なんてみんな働きたくないし、首都みたいな経済規模の大きさじゃないから仕方ないか。
くそアニメを見ようとするもののVPNが止まってしまい断念。結局駅舎でネットサーフィンをして18時まで時間をつぶし、そこからコペンハーゲンまではずーっと爆睡してました。
エーアスコビングまでは片道4時間、2500円ほど。行きやすいかというとそういうわけでもないけれど、もしこじんまりとしたきれいな村に行きたい、とかだったらかなりおすすめできる村でした!
*1:早めに波止場につくと乗客専用のところから乗れるらしい