備忘録

旅行とか、それに関する情報とか、応援とか、留学とか、コペンハーゲン留学とか。学生中心として、遠征や旅行の手助けになれば幸いです。

コロナ禍における留学生活について

こんにちは。6ピリオド中2ピリオド目が先週末で終了し、2週間のクリスマス休暇に入りました。

8月から始まった留学生活もようやっと4か月、最初の2か月は非常に長く感じて、そこからの2か月はかなり一瞬でした。

コロナ禍における留学生活が、普通の留学生活とはだいぶ異なるもので、なかなかそういう経験をしている人も少ないと思うので記しておこうと思います。来年度の留学を考えている人にとって参考になれば、と思います。

学校生活について

一番きになる学校生活の話。どんな授業を取っていたかとか、どれくらい大変だったか、とかはまあいつか書くとして、主にコロナ関連で例年と異なっていたであろうことを書いていきます。

授業ってどんなかんじなの?

授業は基本的にオンラインです。教育機会はロックダウンの直前までは今まで通り確保しようというオランダ政府の方針と、感染対策をしつつも学生の教育の質は出来るだけ保持し、魅力的な授業をしようという弊大学の方針もあって、先日発表されたロックダウンまでは一応講義をキャンパスでやったりもしていたのですが、それでも大学に行くのは多くて週に2日ほどでした。

理由としては、コロナ理由で大学に来たくない生徒、来れない生徒がいたり、座席間隔を1.5m開けないといけないためキャパシティが制限されるので、仮にキャンパスでの授業が可能だとしても同時にオンラインの準備もしないといけない、という事情があったりします。先生もオンラインと対面のどちらも気にしながら講義をするのは大変そうで、講義は完全オンラインのほうがスムーズにいくことが多かったです

 

オンライン授業は、大体Teams, Zoomなどのオンラインミーティングツールを使って行われて、授業の形態としては、講義・グループワーク・ディスカッションもある、という感じで、それなりにアクティブな参加を求められる授業が多かったです。

相手の顔を画面で見つつ、ノートを取りつつ、資料を見つつ、みたいなことをノートパソコン一台でやるとなかなかに疲れるのと非効率的だなぁって感じたので、来学期はモニターとかを買ってもう少し作業の質を上げられたら、と感じてます。

授業のクオリティは?

個人的にはおおむね満足しています。少なくとも対面で受けてた日本の授業より面白い、って思うことはたくさんあるし、オンラインだからクオリティが下がるということはそこまでないのかな、と思いました(講義においては特に)

日常生活について

友達ってできるの?

自分自身の問題もあるにせよ、普通の留学生活に比べたら格段と出来づらい環境にあると思います。まず、パーティーとかそういった大人数での集まりのようなものが政府によって禁止されているためほぼないこと、これが一番大きいです。留学生活で友達を作るってなったら、結構友達の友達、みたいな人とパーティーとかで会って仲良くなったりするのが多かったりするものの、一度の会合が4人まで、とかになるとそれがほとんどできなくて、友達は必然的に出来にくくなるかなぁ、と。9月上旬くらいまではまだそういう集まりが出来たので、それまでにもっと交友関係を広げておくべきだったかも、とも思ったりはしました。まあ後の祭りですね。

とはいえ、人に会う機会が全くないのか?というとそういうわけでもなくて、1か月に1回くらいは新しい友達が出来たりとか、グループワークから仲良くなったりとか、ゆるーく交友関係は広がっている気もします。なので、積極的に探そうとすれば意外と友達は出来るのでは、と思います。自分の場合は基本的には独りでも大丈夫な人なので、自分から友達を探しに行こうとはしなかったため友達の絶対数は少ないですが、3日に1回くらいは誰かしらと会ってご飯食べたり勉強したりはしてました。

暇な時間にすること

授業は大体朝から始まって夕方15-17時の間には終わります。24時くらいに大体寝るので、授業後に課題とか予習をこなしても結構暇な時間が多かったです。じゃあ暇な時間何をしていたか、というと、基本的には家でだらだらしてました。

これは住んでいた場所柄もあるんですが、いかんせん田舎なので外にいってもこれと言ってやることないんです。買い物をするにしても、基本的には生活必需品しかそろわないし、嗜好品とか趣味に使えそうなものとかを買おうとすると大体オンラインショッピングになってくるので家から出ません。

オランダ語クラスとかそういった課外活動とかもあるんですが、家で一日授業を受けた後に寒い中自転車を15分漕いでキャンパスまで行くのが面倒くさくなって途中でギブアップしました。集団でやるスポーツも禁止されているので玉蹴りもできず…

結局、YoutubeとかNetflixとかで動画を見たりとか、筋トレしたり、凝った料理を作ってみたりとか、だいたいそんな感じでした。晴れた日はすこしサイクリングに行く、くらいですかね。

授業で外に出てたら、その流れで何かしたりとか、そういうのもあるんでしょうけど、基本的に生活が家で完結するので、そうなるといよいよ家から出るのめんどくさいなーってなっていました。

休日やることは?

休日は友達とご飯を食べる・次の週の授業の予習だったり、前の週にやり残したことをやったり、ってのがメインでした。

土曜日に広場にて市場が開催されていたので、そこで鮮魚を適当に買って捌いて身は刺身に、残りはあら汁にしてよく食べてました。それ本当に刺身で食べれるの?とは聞かれますが、見た目と匂いが問題なくて、アニサキスなどの寄生虫の有無を大まかに確認したうえで食べてはいるので今のところ大丈夫です。本当に大丈夫かどうかは知らん。

あとは、後半(11-12月)は一人でオランダの都市に行って買い物とかしたりしてました。レストランは閉まっているので、基本は昼ご飯を食べてから夜ご飯まで、とかの小旅行。買い物して、コーヒー飲んで街歩き、的な感じでアムステルダムだったりユトレヒトだったりに行ったりしてました。住んでる場所が田舎&留学生多めなせいであんまりヨーロッパに住んでいるという実感がわかないので、大都市に行くとリフレッシュにもなるし良かったです。まあコロナ的にはホットスポットなわけですが…

旅行って出来るの?

海外留学、特にヨーロッパ留学の利点の一つは海外旅行だと思っています。ヨーロッパは長距離バスも国際線もびっくりするくらい安いので、週末にパッといろんな国に行けるのが経験としてもすごくいいことだと思っています。

が、今の状況だとまあほぼできないです。厳密にはポルトガルとかいける国もあったりするのですが、制約が多くてそれを把握するのが大変なこと、日々状況が変わること、政府としてはOKでも航空会社がローカルルールを強いているなど、いろんなリスクがあってそれらを色々調べてまで行く余裕が今のところはないかな、といった感じです。まあオランダ政府も「3月までの旅行の予約はするな」と強く念押ししているような状態なので、しばらくはオランダ国内でひっそり生活することになりそうです。

健康面の話

主にメンタル面の話です。自分の話と周りの人の話を踏まえて考えると、結構メンタルはやられる場合が多いと思います。

慣れていない環境・文化のなかで違う言語を使って生活・勉強をしないといけない、というだけでもまあまあなストレスなのに、それに加えてコロナによって家にいる時間・一人でいる時間が増えるわけで、結構しんどいです。あとは、先が見えない不安もあって、旅行をしようかな、と思っても状況が読めずになかなかできなかったり、自分の場合だとインターンを国外でやる予定だったのですが、それもコロナの影響があって白紙の状態に。先が見えない中で、代わり映えのない毎日を過ごしていくというのはなかなかきついものがあって、心のリフレッシュなどもなかなかうまくできなかったりで、これに関しては結構ずっと苦労してました。メンタル面の波はかなり激しかったです。

とはいえ何とかしないといけないので、基本的には先のことを意図的にあんまり考えないようにすること、期待しないようにすることでメンタルをなんとか保っていました。ちょっと悲しい気もするけど、まあ仕方ないです。メンタルコントロールは大事。

コロナ禍留学のメリット・デメリット

オンライン授業の功名

弊大学のオンライン授業は基本的に録画されてました。個人的にはこれがめっちゃくちゃありがたかったです。あまり触れたことのない分野の授業とかだとなかなか分からない内容とかもあったり、ノートをとるスピードが追い付かなかったりすることもあるのですが、そういった時にあとから見返せるようになってるのは本当にありがたいです。あとはその時分かっても時がたつにつれて忘れちゃったところとかを復習するときにも便利。コロナ禍が収まってもこれは続けてほしいなぁと思いました。あとは録画されてるおかげでリアルタイムで見なくてもよかったりはするので、そういう意味でも融通は利きますね。

授業参加の難しさ

オンライン授業は講義に関しては非常にいいと思うものの、やっぱりディスカッションとかグループワークは難しいなぁって思います。自分個人の問題もあるものの、直接顔が見えないと向こうが何を考えているかも分からないし、沈黙の中で発言したりするのはなかなか精神的に疲れたりも。

特にグループワークだと、みんなバックグラウンドが違う中でとくに仲を深めたりとかすることもなく始まっていくので、すれ違いが非常に多いというか、とにかく大変なことが多かったです。画面越しだと表情も不愛想に見えたりもするしで、結構ストレスはたまるもんだなと。

経験の損失 

自分はこの大学院に進学した理由の9割以上が勉強面で、やりたい勉強をするにはここしかない、とおもって来たのであまりこれに関しては後悔していないですが、客観的にみると結構大きな点かなと思うので書いておきます。

どういうことか端的に言うと、ほぼほぼ授業がオンラインなため、オランダにいる意味もあんまりない、ということです。実際母国で授業を受けてる留学生もそれなりに居ますし、これ別に日本に居ながら受けてもいいよなって思うことは時々ありました。

先に述べた旅行とか、オランダの文化を知るとか、新しい人と出会うとか、そういった側面がかなり制限されてしまうのは人によっては大きな損失かな、と。

 

まとめ

コロナ禍の留学は、勉強面が主目的なのであればある程度は満足のではないかな、と思います。逆に、留学における付加価値を重視したい場合(文化、友人関係、旅行、課外活動等々)だと、今留学すると後悔することもあるのではないかなぁという感じはします。

勉強面で満足感が得られたとしても、普段なら出来ることが出来ない、ということはたくさんあるので、やっぱりマイナス面は大きいかなと思います。自分の場合は学部を卒業して、ここで留学しないという選択を取ると次留学できるのがいつかも分からないし仕事もあるわけでもない、という後がない状態だったので、多少の不自由も仕方ないって思えてますが、仮に社会人だったらまた違った感想を持ったんじゃないかなぁと思います。

一長一短だとは思いますが、自分の留学生活にとって何が大事なのかを考えるのがコロナ禍においては大事なのかな、と思いました。