備忘録

書きたいことや思ったことの殴り書き。

ヨーロッパ旅行

備忘録

11月19日から12月12日まで、24日間、ヨーロッパを旅行してきた。

目的は人に会うことだったり、サッカーを見ることだったり、はたまた見たことないものを見に行くことだったり。

24日というと、結構な長さなわけで、ブラジルに行った時が28日、カタールが23日、1回目のヨーロッパ周遊が23日とかなのでそれに匹敵する長さ。

旅の内訳としては、

スペイン 7泊8日

ジブラルタル 0泊1日

ポルトガル 6泊7日

マルタ 3泊4日

キプロス 2泊3日

デンマーク 5泊6日

といった具合でした。お金は計算していないけど、最後のデンマーク以外はほどほどの出費で済んだような気がします。とはいえここからの日常生活は節約気味で行こうと。

 

諸々感じたこと

旅行のテーマ、とかはそんなになかったんですが、点と点をつなげていったら線になったという感じで。

ジブラルタルで試合がある、ビルバオで試合がある、マドリードに友達がいる、リスボンに友達がいる、行ったことないところに行ってみたい、デンマークには寄りたい、とかそんな感じで日程を調整していったらおのずと旅程が決まっていました。

 

改めて自分の中の旅行の意義を考えてみると「違うところに行って違う物、違う人、違う考えとかに触れて、そこから自分自身の考えや思考のプロセス、ものの見方や感じ方を相対的に形作っていく機会のようなものの一つ」だと思っていて、いやもちろんもっと単純な動機もあるとは思うんだけど、本質的にはそういった感じで。旅行以外でもそういう機会ってある、とは思うんだけど、それでも同じ環境に居続けると身近に違いがあっても鈍感になっていくよなぁと思うので。

夏に日本に帰ってから、またオランダに帰ってこようと思った動機は実はそれが一番大きい。日本にいるとすごい楽しいんだけど、正直楽しいだけで、発見があまり多くないというか。自分は自分が見たもの、感じたもの、経験したものを軸に考えを形成しているタイプの人間なので、自分の手足を動かさないまま時間を過ごすとどうなるかというと、過去の経験を消費するほかなくなってしまう。

日本にいるとあるタイミングでそれを自覚して、「あ、これはもっと自分で色々見に行かないとだめだわ」と思ったこともあってオランダに帰ってくることを決めた。自分の経験や考えをアップデートしないと、結局自分の考えがいつ何を見たときに生まれたものなのかがわからなくなるし、そういう中で将来どうするかを決めないといけない、ということに対する焦りもあったと思う。

 

行ったことない場所に行って色々なことを経験することもそうだし、色々な人と話すことでモチベーションが生まれてきたり、自分自身がどういう風に物事を考えるのかとかが改めて見えたのがよかったな、とは思う。過去の経験という貯蓄が尽きる前に色々アップデートできたのは非常に良かったし、色々目標もできた気がする。

 

持ち物振り返り

30Lのリュックサック+ウエストポーチ+食べ物などを入れておく小物入れで動いたわけですが、量としてはこれくらいがちょうどいいなといった感じ。

ただ動画も写真も撮るならジンバルは結構邪魔で、個人的にはOsmo pocketが猛烈に欲しくなりました。旅行中100回くらい思った。

 

持って行ってよかったものとしては、ビーチサンダル、固形洗剤。ビーチサンダルはマルタで気づいたらなくなってました。あと、マルタとキプロスはコンセントの形が違うのを知らずに現地に行ってからアダプターを買う羽目になりました。この辺ちゃんと調べておかないとだなぁ、という自戒になりました。

旅のトラブル

自分の旅行といえばトラブルがつきものなわけですが、今回の旅におけるトラブルはほぼなかったです。マルタで夜中に咳が止まらなくなる咳喘息的なのが再発したくらい。PCR検査は陰性でした。

あとは、旅程が若干崩れたくらい。

もともとは12月4-6日でヨルダンに行って、弾丸でペトラ遺跡を見て、そのあとキプロスを経由してブルガリアのソフィアに飛ぶ予定だったのですが、ポルトあたりで疲労を結構感じていたこと、オミクロン株によって国境の閉鎖などが活発になってきたことなどを踏まえて、ヨルダン行きをあきらめました。

ヨルダンに行くにはPCR検査をマルタで受ける必要があり、それが120ユーロ。ただ、120ユーロはらってヨルダンに行くまではいいにしても、ヨルダンでの移動もかなりハードになることが予想されていて、そこで体調崩したら最悪だし、お金の払い損になるな、と思ったのでヨルダンは諦めました。残念ではあるけど仕方なし。

そうするとマルタ以降の旅程が崩れるわけですが、幸い12月5日のマルタ→キプロスの便が格安で手に入ったので単純にヨルダンをスキップするだけで済みました。

 

また、キプロスブルガリアの予定もキャンセルに。これは、単純にキプロスの安全度カテゴリが変わったせいでブルガリアに入国できなくなってしまったためです。トランジットは許可されているとあったものの、明確な要件が書いて無くリスキーだと判断したため、ブルガリアはやめてキプロスからデンマークに飛ぶ飛行機を探しました。

 

10月ごろは、EU内であればワクチンを打っていれば旅行のハードルは低いと思っていましたが、今は結構高めだと思います。シェンゲン協定圏内から出ずに、また極力陸路を使うという方法であればハードルは下がるかなと。今回はキプロスで出てしまったのでちょっと面倒くさかったです。

 

でもまあそれくらいで、ほぼほぼトラブルなく帰ってこれました。