備忘録

書きたいことや思ったことの殴り書き。

旅に出ています。

久しぶりに旅に出ています。

去年修士を卒業して働き始めたので、流石に今まで通り旅行に行くわけにはいかず、週末にサッカー見に行く程度でセーブしていたのだけれど、仕事始めて以来最大の激務(自分比)だった時に平静を保つために航空券を予約し、上司に「ここは何がなんでも休みますんで!」と宣言し、今はヨーロッパにいる。

ヨーロッパに来た最大の理由はFCコペンハーゲンがCLを勝ち抜いて決勝トーナメントに進んだから。あんな劇的な試合を立て続けに見せられたら試合を見に行かない手はない。

で、「この時期アジアカップなら、ドーハでトランジット挟めば決勝見にいけるな?」「カタール航空のステータスが切れるギリギリだし、無料アップグレードの特典残ってるな?」など、色々組み合わせられることが分かったので、予約する決心がつくまでにはあまり時間を要さなかった。金曜夜に出て、1週間後の月曜日に帰ってくるプラン。およそ10日間で、今までに比べたら短いけれど、仕事しながらこれだけ行けたら十分。オッケーをくれた会社の懐のデカさにも感謝。

 

ヨーロッパ内の行ったことないとこに行きたい気持ちと、友達とかに会いたい気持ちと、色々迷ったけど結局は友達に会いに行くことを選んだ。あとはスキーをどうしてもまたやりたかったので、行きはスイスはチューリッヒに飛ぶことにした。チューリッヒは2回目なはずなんだけれど、びっくりするくらい覚えていなくて、地図を見ても全然ピンとこない。唯一覚えているのは空港内を移動するトラム内で流れるグダグダなアナウンスで、それは4年前と同じく健在だった。

1時間半ほど遅延し、さらに機内にパスポートを忘れると言うヘマをしたせいで1時間のディレイ。

チューリッヒ中央駅でコーヒーを買い、ルツェルンを経由してEngelbergに向かう。キオスクで買うコーヒー一杯で4.7フラン。ユーロ換算で5ユーロ。流石に高すぎて、1ユーロが100円だと思って暮らさないとやっていけない。社会人になって金銭的に余裕ができたとはいえ、ヨーロッパの物価は相も変わらず高い。

ルツェルンという湖畔に広がる町は前回も行ったのだけれど、ルツェルンに行くまでの車窓から見える風景が綺麗なのは鮮明に覚えていて(なんならチューリッヒよりもよっぽど鮮明に)、それは今回も変わらず。

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ヨーロッパの電車は、ボックスシートで窓が日本よりも大きい気がして、雄大な景色を眺めるためにこうなったんじゃないかと思うような設計になっていて、外を見ていても全然飽きない。そして、やはりヨーロッパは落ち着く。行ったことない場所だろうと、たとえスイスが2回目だろうと、何とも言えないホーム感があって落ち着く。やっぱりヨーロッパにまた帰って来たいなと思い、今年からデンマークに移住する友だちの話を思い出して羨ましくなる。

今回は書くネタが特段なさそうな旅程なので尻切れトンボ的に投稿が終わりそうな匂いがプンプンしているけど、まあそれはそれ、と言うことで。