備忘録

書きたいことや思ったことの殴り書き。

FC東京に関するあれこれ

シーズン始まってFC東京についてあれこれ書きたいことがあるので書きなぐり。

 

海外ファンの話

自分はコペンハーゲンで試合を観に行ってるときに周りの人に色々助けられて試合観戦をしていたので、海外からのファンの手助けを東京でもしたいなーと思っていて。一見さんも、東京に住んでて定期的に来る海外のファンも。いろんな人を助けつつ、彼らを巻き込んで何か出来たら面白いだろうなーって思っていたりする。

考えたら即行動、ってので2018年に日本に帰ってきてすぐに海外のファン向けのウェブサイトを作ったんですね。その当時はチケットもStubhubやコンビニで買えたので、そういったものを用いてどういう風にチケットを買うか、とかを説明したり、味スタ周りの飯屋とか、そういう情報を入れたウェブサイトにしてました。

考えてみればわかる話ですけど、サイトの対象者であるような、日本に住んでいなくて旅行ついでに試合を見に来たファンが自分の作ったサイトにリーチするかというとそんなことはないので、そもそものアプローチとして限界があるなと。まあとはいえやることはやって、その活動のおかげで知り合ったオランダ人とオランダで再会する、みたいな素敵な出来事もあったので、やっててよかったなーと思ってます。

 

で、コロナやら、自分がオランダに渡航してやらでそういった活動も止まり(海外からのファンも来れなくなったし)、そして2023年。日本の国境も開き、インバウンドの観光客も増えてくるのと呼応したかのように、FC東京もビジョンとして「インバウンドの呼び込み」「海外ファンの獲得」を長期的な目標として挙げているし、スタジアムに行ってみると結構な数の外国人がいるな、といった印象を受けました。

その一方で、コロナ禍以前は旅行客でも比較的取りやすかったチケットが、今や実質不可能に。というのも、当日券発売無し、チケット販売はJリーグチケットのみ、Jリーグチケットを取るために必要なアカウントを取得するには、日本の住所と日本の電話番号が必要。いやまあホテルの住所とか入れりゃあチケットは取れるかもしれないけれど、そこまでするくらいならたいていの人は東京の観光しちゃうよね。「アラビア語でしか表示されなくて、現地の住所入れないとアカウント登録できない」みたいな状態でチケットを取ってまで試合を観に行くかって言ったら多分諦めるし、それと同じかと。まあこの辺はコロナ禍が終わりに近づくにつれて当日券の販売が行われるようになれば、難易度はぐっと下がるので、一過的な問題ですかね。あと他クラブも同じっぽいのでまあ東京の問題ではないのかなとも。

ただ、クラブビジョンとして標榜しているのにチケットも買いづらいわ、昔はあったはずの英語サイトは格段と探しづらくなってるわで、良くも悪くも「ビジネスにならないコストはとことんカットする」近頃のFC東京さんらしいなという感じ。

まあ、「そんなとこにコストかけてもリターン大したことねえんだからかけねえよ」ってのは理解が出来るので、ファンがボランティアベースでやって(チャットやメールベースでの手伝い)、ファン主体だけど公式みたいな立ち位置で何かできるといいんじゃないかなって思ったりしてます。これを公式にそういう場所を作ってほしいなって思うのは、全部自分でやったところで対象とするような人に届かないということが分かってるから。

まあそうは言っても実際問題公式の立場を取ろうとするのはコンプラやら責任やらなかなか出来ることじゃあないと思うので、自分で出来ることをやっていくしかないかなと。京都戦も沢山の海外からのファンを見かけたので、色々なことを仕掛けていきたいですね。

 

ここまでの若手の活躍の話

俵積田を筆頭に、若手の台頭が著しい今シーズン。俵積田に荒井、寺山といった一年目のルーキーが躍動していて、それに加えて二年目の松木、まだ東京では出番がないものの世代別代表で大活躍をしている熊田、ととにかく見てて楽しい若手がわんさかいるシーズン。俵積田に覚えるトキメキは大竹洋平をトップで見た時以来かも。個人的には、彼らのプレーをユース時代に一切見れてないのが、逆に新鮮味とワクワクを与えてくれている気もしていたり。

セレッソ戦はそういった彼らに加えて、佐藤龍之介、木村、野澤零温、大志などなどとにかくたくさんの若手が見れて、結果的には負けちゃったけど彼らの頑張りからかなりエネルギーをもらえた気がします。エネルギーを感じたからこそ、ファンの雰囲気も今シーズンいち良かったんじゃないかって思ったりも。

試合終わった後、零温が泣いてるのに気づいてなくて、その後Twitterで知り。客観的に見ればルヴァンカップの初戦で、まだ5試合ある。そんな中での涙、出場した十数分にかなりのものを懸けていたんだろうなと思わざるを得ない。思えばディエゴ、ぺロッチがいて、これから熊田が帰ってくるわけで。インタビューにも「そんなに練習試合にも出れていない」と書いてあったから、本人としても「序列をひっくり返す最初で最後の手段」くらいの想いがあってもおかしくないなと思うし、軽々しく「次頑張れ」とも言えないのがもどかしい。でも応援はしたいし、彼のサッカー人生を応援したいと思った。そんな中で「もう涙はいらない」とか軽々しく広報に消費された感じが個人的にはいただけないなって

 

アルベル監督の話

アルベル監督にはポジティブな感情とネガティブな感情が入り混じってるので何ともなんだけれど、勝ったからゴール裏に来てなんでもない試合で勝手に「シャーやっていい??ねえ、やっていい??」みたいな感じでいられるとめちゃくちゃ萎えちゃうっていう。しかも東京の戦術がはまったというわけではなく、相手が最下位で単純に弱かった故の3-1勝利だし。これ勝ったら毎試合やるんですか…?

 

というのは置いておいて、横浜戦で森重がベンチスタートでエンリケがスタメンだったのは良い意味で驚いたし、ちゃんと正当な競争があるんだろうなってのは見てて良かったと思う。エンリケも昨日に限ってはイマイチだったから、後半から森重が出てくるのもわかるし、とにかく正当な競争で二人でスタメンを争ってほしいなというのが率直な思い。