備忘録

書きたいことや思ったことの殴り書き。

FC東京動画書き起こし

後で見返す用

 

クラブビジョンvol.1「アンケート結果」

社長)こんにちはFC東京社長の川岸です

石川)こんにちはクラブコミュニケーターの石川直宏です。本日は先日ですね、クラブから発表させていただきましたクラブビジョン2030のアンケート結果、そしてクラブの見解を交えながらですね、前後半2部構成でご報告をしたいなというふうに思っており。ますそれでは川岸さん、まずアンケート結果についてご報告よろしくお願いします

社長)はい。まずはSOCIOの皆さんお忙しい中ご回答いただきましてありがとうございます。今回は7日間という短い期間でありましたけれどもSOCIOの皆さんの約40%の方々から回答をいただきました。クラブとしましても皆さんの率直な意見をいただける機会ができまして非常に感謝をしております。それと同時に様々な気づきを得ることができました。それと、アンケートの中でもう質問いただいてるんですけども、なぜナオさんが出ているんだという話でありますけれども、2つありましてですね。まずクラブのビジョンこれを発表させていただきましたけれども、こちらのビジョンをですねクラブ内でどういう風に進めていくかというところのいろいろな進め方において、なおさんにもご協力いただいて今まさにやっているところです。もう一つはエンブレムのアップデートの話。これは今よりもだいぶ前にクラブで議論を始めたんですけどもその時の最初のタイミングでなおさんからも、ぜひこれはチャレンジしてもいいんではないかというコメントを頂戴しました。そういう意味もありましてですねなおさんにずっと協力をいただいて進めてきたプロジェクトでもありますので、私からお願いしてぜひ一緒に出てくれという風になりました。そこは皆さんにも伝わるといいなとご理解いただけるといいなというふうに思っています。

石川)ありがとうございます。今でも覚えてます。エンブレムのことについて社内で共有があったというところで最後僕がいつも話をミーティングの時させていただくんですけどいいんじゃないですかって(笑)。いいんじゃないですかっていうにはいろんな思いが自分の中であるんですけど、まあもちろんかっこよくて東京らしくてっていう部分もありましたけど、やっぱりなんかみんながそこに向かって一つのエネルギーを持って取り組むその絵が描けたんですよね。なのでやっぱこのエネルギーを一つにしていきたいしかっこいいエンブレムでやっぱそれを示していきたい、そういった思いがあの時は当時本当にパッと思い浮かんでそれを言葉にしてしまったというところと。まあしてしまったという言い方しましたけど、そこからいろんなコミュニケーションだったり変えていくって非常に大変だと思うんですけど、でもそれをやっていく中でのコミュニケーションの質だったりとか思いの共有っていうものが生まれ始めてるので、今後そういったところでどういった展開になっていくかっていうのはまだはっきりはしていませんけど、少なからずそのエネルギーがみんなで同じ方向に向かっているというところはここ最近でも感じていることなので。そういったところも含めて皆さんにご回答をまたいただければなというふうに思っております。それでは早速一つ目の質問ですね。あのそういったところの一つ目について、その結果っていうものを伝えていただければなというふうに思います。

社長)はい、わかりました。よろしくお願いします

石川)それでは一つ目の質問の結果になります

社長)はい、よろしくお願いします。

石川)最初の質問でありますFC東京ビジョン2030についてどう思いましたか。結果はこちらになります。

社長)正直しっかり説明できていない部分もあったかもしれませんが、80%を超える方に共感を頂けたことは非常にありがたいというふうに思ってます。クラブの方向性未来についても皆さんと共有できたことを非常に大きかったという風に考えてます。これからクラブとしても様々なチャレンジをしていきたいと思ってまして、この結果は非常に心強いと感じています。

石川)いやー僕もここまで共感していただける方達が多かったという部分で驚いてはいるんですけど。まあでもそれだけ逆を言えばですね、クラブがどういうようなビジョンだったりフィロソフィーを持ってチャレンジして。で、現在地はどこなのかっていうことをやっぱり知りたいというふうに思ってる方々が非常に多いんじゃないかなというような印象を受けました。続きまして共感していただいたポイントになります

社長)上げていただいた注力ポイントに対してどれも多くの回答をいただきました。どの項目を皆さんにとってとても興味を持っていただけたポイントだというふうに思ってます。その中でもスタジアムの構想に一番多くの票が集まりましたけれども、これは私たちにとっても大きな目標でありますしそういう意味では専用スタジアムに一番期待をいただいているとそういうふうに受け取っております。さらに共感していただけなかったポイントでもスタジアムの構想が一番多かったことは期待の裏返しだというふうに感じています。しっかりとこの目標に対して取り組んでいきたいと考えています。

石川)他にもスタジアムに関しては多くの意見をいただきました。味スタに関しては継続利用、そして国立の専有化というような様々なご意見をいただきました。

社長)はい味スタの継続利用も一つの選択肢だという風に考えています。いずれにしてもどのような話になったとしてもFC東京だけで決められないことも多いです。様々な方の協力がないと進まない案件ですし、あらゆる可能性を模索していきたいという風に考えてます。また国立の占有化というご意見もいただいたんですけどもこれは現実的には非常に難しいという認識をしています。国は民間に運営を委託する方針でいますけれども占有するためにはその委託先に選ばれる必要があります。皆様ご存知だと思いますが国立の運営費は年間で25億円というふうに言われてまして、私たちのクラブの規模ではなかなかそこには届かないというところにございます。ですのでまずは国立での開催を少しずつ増やしていきたいというふうに考えています。23区内にお住みの方や京王沿線以外へのアプローチアクセスのしやすさを考えると国立の立地は魅力的だと思っています。来年2024年からはリーグ戦が19試合になりますので今シーズンよりももう少し多く開催できるのではないかというふうに思っています。

石川)続いてエンブレムアップデートについてです

社長)はい、非常に拮抗した結果になりました。賛成が半分まではいかなかったですが、個人的にはもっと難しい結果になるかもしれないと、そう思ってました。SOCIOの皆さんにとっても非常に難しいトピックになったのかなというふうに思っております。

石川)僕もあの前回の動画思いを伝えさせていただいたんですけど、今回のアンケート結果ぐらいな数値なんじゃないかなと個人的には思ってました。

社長)この結果についてはもう少しクラブ内でも深く分析をしてみました。ソシオの方の年齢継続年数お住まいのエリアなど、複数の切り口で探ってみましたけれども、基本的には全体の結果と変わらない結果となりました。共感していただいたポイントについてはブランドの強化さらに良いエンブレムがデザインできるのであればという意見が多かったです。共感しづらかった方においては現在のエンブレムに対してとても愛着を持っていただいている方が多いということが分かりました。皆さんの日々のサポート改めて感じることができました。

石川)本当に僕もこのように感じました。続いてエンブレムのアップデートの度合いについてです。

社長)まずこの設問を必須にしまったことをお詫びしたいという思います。エンブレムのアップデートを望んでいたい方にもですお答えをいただくという形になりましたから非常に答えにくかった方も多かったというふうに思います。私たちの意図としましてはそのような方たちにも、一度引いた目でクラブの今後について考えていただきたかったこと。既存のエンブレムのままでも良いと考えている方々にも許容範囲をぜひ知りたいなというふうに考えていました。結果としてはまだどんなものになるのか見えないという不確定要素が多い中ですので、既存を継承しつつ新しいものを作りたいというところが半数以上過半数以上を獲得しました。

石川)実はスタジアムだったりTwitterでもそうなんですけど、そういった質問に対する答えの選択っていうところで「そこはちょっとって」いうことは結構コミュニケーションとしてもあったので、そのあたりは本当に申し訳なかったなというふうに思っています。以上もちまして前半戦とさせていただきます。後半もアンケートでいただきましたご意見などに対して回答していきたいなというふうに思っています 

 

 

クラブビジョンvol.2「ご意見への回答」

石川)そしてここからは後半戦としてですね、アンケートにいただいた意見・Twitterでのコメントなどクラブの見解を確認したいところについていくつか選んでみました。ピックアップさせてもらいました。ぜひ川岸さんにお答えいただければなというふうに思います。自分の意見も所々加えさせてもらってることもあるのでもうざっくばらんに思いを伝え合っていければなと思います。

社長)はい、よろしくお願いします。

石川)まずはエンブレムの変更をするタイミングについていくつか質問をさせていただければなというふうに思います。まずは一つ目ですね、あの皆さん気になってる部分でもあると思うんですけど、mixiさんになって2年目ということで、これ早すぎなんじゃないかな、というようなコメントだったり意見っていうのがあったんですけどその辺りいかがですか

社長)そうですね、親会社が変わったというところは一つのきっかけであったということはあるかもしれませんが、ただクラブの発展、クラブビジョンにも示しましたけれども、大きくクラブを発展させていこう、まあ例えば東京全体にとか、アジアに、というところにチャレンジしていこうという風に考えた時に、まあなんかmixiになったからというよりは、このタイミングが一番重要なんだろう、なるべく早く動き出したいとそういう風に思ったというところが一番大きいところかなと思います。何かこうmixiの親会社からですね、特別な指示があったわけではなくて、クラブとしてやろうという風なことをずっと議論して考えてきた、そういうことになるのかなと思っています。

石川)イメージとしては結構やっぱり組織が変わると、その組織の色を出したいって部分を正直あるじゃないですか。それは自然なことであって、でもそうなってもおかしくない状況の中でそれが理由ではなくて、やっぱりいろんな対話重ねながら自分たちがこの東京というクラブをやっぱりいい方向にエネルギーを持って導きたい。そのエネルギーを僕は言葉もそうですし、アクションで感じたんですよね。なので色を変えるとか早いとかではなくて、やっぱその思いがどれだけあるか僕はそれが大事なんじゃないかなというふうに思ってます。

社長)ありがとうございます

石川)続いて2つ目の質問になるんですけど。エンブレムを変えるのは優勝してからでも良いのではないかと。これ自分の中でも非常に選手してもやってきたので責任は感じてはいるんですけど、僕も僕なりの意見はあります。でも川岸さんに聞きたいです。

社長)実際このエンブレムのアップデート、これについてはクラブの中ではありますとか、または選手にも聞いてみましたんで、やはりその中から優勝したらっていう意見も多数あったということはこれは間違いないことです。ただ優勝するというものとクラブを発展させるというものは、何かどっちか順番を決めるというものではなくて、あくまでも通過地点だろうという風に思いました。クラブをこうクラブビジョンに沿って発展させるというところを考えた時に、そこはこう順番を決めるというよりは同時に進めていければいいんじゃないかと、まあそういう風に考えたというのが本当のところかなという思います。

石川)はいこの質問僕も直接ファンサポーターと話をしたりしました。そこで自分の中でも責任を感じました。優勝させることができてない状況。ただ今立場が変わってまた新たな形でその優勝に導くことはできるというところで、変わるか変わらないか、これはこれからの議論だし話の進め方ですけど、今年もしじゃあ来年変えるとするんであれば、今年この最後のこのエンブレムで優勝できる可能性は今年にあるじゃないですか

社長)そうですね、リーグ戦もすでに始まってますし、ファンサポーターソシオの皆さんからも期待を持って応援してくれてるというふうに思いますので、そういう意味でもまあエンブレムもしアップデート変えるということであれば、今年がラストチャンスという考え方もありますので、それはそれで一つ強い思いを持って応援していただけると嬉しいなというふうに思います。

石川)それだけの覚悟が今まであるかないかっていうところちょっと振り返ると、やっぱりそれだけの思いで優勝優勝という言葉にどれだけできてたかっていう責任もやっぱ自分の中で感じるんですよねなので、やっぱりこのエンブレムでもう優秀の美、優勝してそのここに星がついてっていう、こうなんかみんなの思いが結集するここでしょっていうところが、まあその変えることが目的ではなくて手段としてそのエネルギーが一つに向かうっていう、今年なんだっていう、その今までないぐらいの熱意を持ってできるかどうかっていうところにつながるんじゃないかなっていうふうに。これは結果なんで先のことはわからないですけどでもそういったことっていうのは必ずその振り返った時にきっかけっていうものが、非常になってくると思うので、非常に大事な部分ではあると思います。そういうふうに自分の中では結構言い聞かせたり伝えたりというふうにはしながら自分の中でもこうサポーターとコミュニケーションを取っていこうと思います。

社長)ありがとうございます

石川)それでは3つ目の質問ですこれも川岸さんの後僕も意見伝えたいなと思ってますけど。今までの方たちですね築いてきたクラブの歴史が壊れてしまうんじゃないか、そんな意見もありました。

社長)そうですね、まずは今までクラブが築き上げてきたものが何なのかクラブの歴史に思いを馳せる必要があるかなというふうに思います。東京ガスサッカー部を前身としていますけれどもj2から参入してjリーグでも24年という月日が経っています。まさにその今まで築き上げたものというのはやはりこのFC東京クラブそのものだろうというふうに思います。多くのファン・サポーターの方またホームタウンやスポンサーパートナーの方々に支えられてきました。したがってこのエンブレムアップデートする、変えていくということだけでですね、今まで築いてきたものが崩れていく、そういうことはないだろうというふうに思っています。クラブというものは常に前に進んで発展そしてアップデートし続けないといけないとそういうふうに思いますので、そのそういう歩みをですね、次のステップとして進めていきたいとそういうふうに思ってます。

石川)ですね、僕の中ではそんなちょっとやそっとじゃ崩れねえぞっていう積み重ねと関係は自分の中では築いてきたつもりです。それはもちろん歴が長いとか短いとか思いの深い浅い、いろんな方たちがいてFC東京ファミリーであるんですけど、それは当然なんですよね、やっぱ長ければそれだけの思い入れがある。まだファンサポーター応援するようになって日が浅い、それはもちろんその思いの違いはありますけど。でも僕の中では少なからずやっぱり常にそういうこう歴史とともに積み上げてきたものそれが今回のそのエンブレムを変えることによって崩れるかって言ったらそんなちっとやそっとじゃあ崩れないものを自分の中では作ってきたと思ってますし、でもそれだけのやっぱり覚悟を持ってエンブレムを変えるっていう思いもやっぱ大事ですし。だから自分の中ではまあこういう思いに何度ももちろん理解はできるけど、俺たち積み上げてきたものを強固だよっていう、それをさらにアップデートさせていこうよっていう気持ちで正直自分の中であります。

石川)告知のタイミングについても質問をいただいていますシーズンが始まってからのタイミングはそのタイミングが悪かったのではないかと。シーズンオフの間に言って欲しかったというそんな意見もありました。

社長)こちらは本当に申し訳ないなというふうに思います。開幕前にですね準備は整ってきていたんですけれども、やはり開幕が近づいてくるとですね、あの、やはりファンサポーターそしてSOCIOの皆さんもそうですけども、やっぱ開幕戦に集中していただきたいということを思いました。このそういう意味でもですね一旦ちょっと開幕をしてから発信をさせていただいたとそういう形です。

石川)この意見もたくさんスタジアム等でもコメントでもいただいたりはしたんですけど、これ本当に昨年からいろんなコミュニケーションを図らせていただいている中で、じゃあどのタイミングにしようかなって議論にもなってたじゃないですか。でもやっぱりそういうようなこう予想もしていながら、予期せぬこととかそのいろんな対応を目の前のことに追われるタイミングも正直あるじゃないですか。これ僕はそういう立場になってみていろいろそういった昔から積み上げてきたものがあってこういう流れでいきましょう。でもやっぱそれがうまくいかないタイミングとかっていうのもあるのもやっぱり関わるからこそ知ってる部分だし、もどかしさもあるし、じゃあそこでの最適な納得できるタイミングっていつなんだろうってことを結構やっぱ試行錯誤しながらあの状況になったなっていう印象は自分の中でもあります。

社長)実は新体制発表会の時に触れようかって話もあったんですよね。ただまあ新体制発表会は新体制発表会でやはり新しいシーズンに向けての期待値は高めていくイベントですから、そこでこういう話をですね入れると、そっちが気になってしまって新しいチームに対して関心が向かないというところもあるので、やはりこういう情報発信のタイミングというのは非常に悩みながら準備を進めてきたというところです。改めてシーズン前にお伝えできなかったことをお詫び申し上げます

石川)続いてアンケート対象者についての質問になります。なぜSOCIO限定にアンケートを実施したのか

社長)いろいろ議論はあって、どこまで聞くべきかどこまで聞けるかという話もいろいろ議論があったんです。ただエンブレムというところについて触れますから、そういう意味ではやはりエンブレムに最も愛着を持っている方々に聞いてみたいというのがクラブとしての考え方です。そしてSOCIOの平均の継続年数これは計算してみると12.5年ぐらいになるんですね。クラブの歴史が24年というところですから、ちょうど半分ぐらいなわけです。いろんなファンサポーターの分析をしていてもやはりSOCIOの方々が最もですね長くFC東京を支えていただいている、そういう方々だということが明らかにわかっていることなんです。そういう意味でですねエンブレムついても聞くということですから、エンブレムについての最も代表的な意見が聞けるんではないかということで今回はSOCIOに絞らせていただいたというところです。もちろんSOCIO以外もですねいろいろご意見持ってることは私たちも理解をしてますけれども、いろいろなことを総合的に考えて今回このような形にさせていただいという形でございます。

石川)ファン・サポーターの中でもこの様々な意見とか議論があったのは理解してます。SOCIO限定でこういったアンケートっていう部分で言うとじゃあSOCIO以外はFC東京のこと応援しちゃダメなのかとか、サポーターじゃねえのかとか、そういう扱いを受けたみたいななんかそういった意見も正直聞きましたしもらいました。今本当に歴史が長くなればなるほど昔を知るサポーターもいる、新しく応援してくれるサポーターもいる。自分たちが望んでいるのは、やっぱりその昔からいるからとか、新しいからとかじゃなくて、じゃあこのクラブをどのようにこうみんなで同じ方向に向かって一体感持ってやれるからと僕は思うんで、もちろん新しく来ていただく人たちの刺激も大事だし昔からいる伝統も大事ですし、それはやっぱりこうなんか分断させたりとか別だっていう風に捉えることなくやっていきたいなと。なのでそのあたりをやっぱりその感じていただきたいとか、そっちの方の議論で話が進んでしまってっていうことだけは避けてもらいたいなっていう。自分たちの目的はやっぱりこのクラブをさらに発展させていくことであったり、加速させていくこと。そのエネルギーを一つにしていく、それが僕たちの目的であり使命だと思うので、その辺りをいろんな意見があって当然です。だけどやっぱりそういうふうに分断させてしまうような意見だったり、発信とかそういったところは注意していただきたいなというふうに思ってます。

石川)それでは次の質問です。ビジョンの内容とこのエンブレムを変えたいという理由のつながりが弱いとそんな意見もあります。

社長)そうですね、動画の中ではなかなか伝えきれなかった部分もあったのかなというふうに思ってまして、そのようなご意見ももっともかなというふうに思ってます。ビジョンの中ではですねFC東京、これを東京全体にもしくはその世界に・アジアにというところにまあこういうFC東京を発展させていきたい、浸透させていきたい、そういう話をしているんですけれども、その時にやはりFC東京のやっぱり知名度とか認知度、もしくはそのブランドイメージとそういうものはすごく重要だろうというふうに思います。ビジョンにおいてこうFC東京イコール東京になるそういうところを訴えているわけです。まさにそのためにはブランドを強化していく必要があるんだと思います。エンブレムを変えたからといって何か突然ブランドが強化されるというふうに思っていないです。ただ一つの要素としてあるんだろうというふうには考えているところです。やはりこうエンブレムそのものはブランドを構成する一つの要素、重要な要素ですので、ビジョン達成においてはやはりエンブレムというものについても、何が良いのかということを考えていく必要があるんだろうとそういうふうに思ってます。

石川)それに関連してですね、エリアマーケティングについての質問もいただいています。東京全域を活動範囲にする必要があるのかどうかというような意見もあります

社長)これはですね、FC東京ですし、東京ホームタウンですから何かどこかにとどまっていてはいけないというふうには思います。もちろん今までの土台というのは、このホームタウン出資いただいている6市というところが中心になりますし京王沿線エリアというところが私たちとしても重要な足掛かりということは間違いないですけれども、東京という広大なマーケットということを考えた時に、そこにとどまらずに前に進めていくというのが必要じゃないかというふうに思います。もちろんですね東京全域に満遍なくすべてというのは難しいとは思いますけれども、そこにチャレンジしていくんだというところは皆さんと一緒に取り組んでいきたいと思います。

石川)続いてエンブレムのアップデートするよりもですね、優勝の方がブランディングにつながるのではないかという

社長)間違いないですね(笑)やっぱりクラブのイメージブランドを構成するものとして、やはりクラブのなんというか格というか、グレードっていうものはあるんだと思います。その時にそれを示すものとしてやはりクラブの今までの歴史もそうですけれども、やっぱ成績というものもあると思います。そういう意味でもですね、優勝するというのはこれは間違いなくそこにつながると思います。ですからまあなんか優勝するのと、エンブレムの話とどっちか取るんではなくて、これ両方ともやっていければいいとそういうふうに思ってます。

石川)選手にもそういったエンブレムの変更その辺りの部分を伝えてもらったりしてますけど、これ羽生さんがよく言うんですよ。あの会議でもいうんですけど、選手の経験とするとやっぱりこうじゃあ今ビジネス側に行って、ビジネススタッフだったりそのアクションっていうものが選手に必ず伝わる。僕らもやっぱ現役の時からそうでした。こんだけ熱意持ってやってる人たちがいてじゃあ最後結果を残すのは俺たちだよね、俺たちやんなきゃダメだよねみたいな、いかにそういう気持ちにさせることができるか。それはいろんな取り組みだったり熱量で選手に伝わる。選手がそういうような結果を出してくれればまた自分たちも刺激を受けると。その繰り返しの中で僕は優勝だったりタイトルだったりが生まれると思うんですよ。なのでそういったアクションとか熱意を持って起こし続けるということが選手の責任にもつながる。選手たちのプレーする責任が自分たちでもサポーターにも届くような流れが生まれると。

社長)はいこの間そういう羽生さんがそういった話をされていて、私も非常に感動したというかそうなんだなと思って、ますます頑張らなくちゃいけないなという気持ちにはなりました

石川)そうやって選手たち見てますから(笑)

石川)エンブレム変更のもっと正直な理由も聞きたいというような声も上がってます

社長)そうですね、正直な理由というかですね、まあ本当にクラブのビジョンのそのままというのが実際のところで、そのクラブのビジョンを達成するために何ができるのかっていうことを常に考えてきたというところが本当のところかなというふうに思います。その中でエンブレムの話もそうだし、FC東京というクラブのブランドみたいなものもどういう風に作っていくかというところもいろいろ考えたんです。で、そのクラブビジョン達成に向けて今のエンブレムでも大丈夫なのかなといけるんじゃないかとそんな気持ちも正直ありましたし。ただですね、ふとちょっとニューヨークヤンキースのことが思い浮かんだんですね。で、結構やっぱり日本でも街を歩いててニューヨークヤンキースのエンブレムロゴのグッズを見かけるんですけども、やはりそのニューヨークの一つの象徴というかニューヨークにニューヨークヤンキースがある、こんなイメージではありますし、何らかしらその例えばニューヨークに行った時にニューヨークヤンキースのエンブレムをつけたキーホルダーであるとかキャップ、もしくはそれその他のグッズなんかもですね、買って帰られるんだろうというふうに思います。あと例えばパリサンジェルマン。わかりやすくエッフェル塔のマークがあって、明らかにパリですよね。まあ我々そういう風になれるのかというところを非常に考えたというのが本当のところかなと思います。もちろんですね野球とサッカーでエンブレムの作り方は違いますし、東京タワーを入れればいいってそういう話でもないのを分かっていますので、ただクラブのビジョンでこうFC東京=東京というところを目指していこうと、そう思った時に一つの大きなきっかけになるんじゃないかと、そういう風に思っているというところであります。

石川)デザインについてもたくさんの意見をいただいたんですけど、東京ガスさんの色を薄くしたいのかと(笑)いうふうに思う方は当然あるかもしれません。そういった意見に対して

社長)いやそんなつもりは全くないんですよね(笑)メール等でもお伝えした通りなんですけど今回青赤のカラーは変えないという風に今言っているんです。で、青赤これは何なのかと思うとこれは東京ガスさんそのものの東京ガスさんのロゴも見ていただけるとそうなんですけど、そのものだろうと思っていて、ある意味では東京ガスさんが築き上げてきたものもしくはそのFC東京になってから築き上げてきたものはここは継承していこうというふうに思うんです。じゃあエンブレム今の形が東京ガスさんのイメージなのかというと、部分的には例えば炎の部分とかはそういう部分もあるかもしれないですけど、僕の理解としてもしくは皆さんも共感していただけるとありがたいんですけれども、エンブレムそのものデザインそのものは、何だろう東京ガスさんを象徴するものではないのかなというふうには思ってます。

石川)さらにですね昨今のトレンドであるシンプルすぎるデザイン、よく流行りではありますけどその辺りについてはどうかと思うという意見もあります

社長)どこかのクラブのエンブレムをイメージをしているのかもしれませんけれども、シンプルなエンブレムには多分意味があると思ってまして。例えば視認性を上げるとか他との違う明確にするという意味があるんだと思います。ヨーロッパのクラブもはじめとしてjリーグの各クラブもですね、比較的その複雑なデザインからシンプルなデザインに変わってきているというのが実態としてあるのかなというふうに思います。別に何かデザインについて何も決まってるものではないので、アンケートでも様々な意見いただきましたので、それを受け止めながら考えていきたいなというふうに思ってます。

石川)自分は小さい頃今思い出しました。エンブレムをノートに書いたりして。Jリーグのマークとか。Jリーグのマークって、結構シンプルじゃないですか。あれをこう書いてちょっと立体的にしてみたり、Jリーグってまだローマ字なんて全然わかんなかったですけど、jリーグって覚えて書いたりとか。なんかそういうようなシンプルがいいのかまあそういう風にするのかどうかわからないですけど、でもやっぱその身近にあるものでなんか自然にあるもの、なおかつそこがやっぱり自分のなんかこう生きがいになる。このデザインを考えていくっていうのは非常に難しいと思うんですけど、でもやっぱりその馴染みのある愛着のあるこれを見て勇気が湧くようにそんなデザイン。エンブレムを変更していくならそういうデザインしてもらいたいなとかそうです。

社長私としてもそれを期待してるところであります。

社長)最後に改めて前回の動画の動画においてもですね、強調させていただきましたけれども、クラブの発展に向けて大きなシフトチェンジをしていきたいと思ってます。エンブレムのアップデートについてはですね、賛同は半分には若干届かなかったというところでありますけれども、ビジョンビジョン2030については多くの方にご賛同をいただきました。2024年からのエンブレムのアップデートに向けてこのプロジェクトをまず一つ前進させていきたいという風に考えています。その際にこの進め方のところについても皆さんになるべく分かりやすいように進めていきたいというふうに思っていますのでどうぞよろしくお願いします。

石川)はい。前回の動画の配信もそうですし、皆さんのご意見もそれでいただいて先ほどの話ですけどSOCIOじゃなかったらファンサポーターをしたらいけないのかみたいな。もちろん進め方とかのそういった工夫だったりとか反省点っていうのはもちろんあると思います。ただやっぱり共通しているのは対話だと。やっぱりどういうタイミングでどういう対応していくかっていうところを議論っていうのが大事で、そこにエネルギーを持ってる人たちどれだけいて、そこでどう進んでいこうかっていう思いがあって決断があって、非常に大事だと思うので、本当に対話大事ですと。もうクラブコミュニケーターとしてこれはもう一番の仕事です。あのいろんな仕事今までやらせてもらいましたけど、やっぱりクラブの発信つなげていくことそういうこともそうですけど、このクラブの一体感をどう作るかっていうのは、自分の中で引退した直後の自分のこれから活動する一番の重要になるところだったと。まさにこのエンブレムのところはその一体感を今後どう生んでいくかどういう方向性に導いていけるかっていう自分の役割でもあると思うので、もうそれこそ川岸さんもそうですしチームクラブの人に言う前に僕がTwitterで自分の思いを伝えました。対話するタイミングさせてください、というかこれは対話でと。そこは対話をするっていうところはその時はまだ決まってなかった部分を正直あるので。でもそういう思いを持ってアクションを起こしてそれを巻き込んでみんなで対話する機会だったり。この対話の手段っていうのはいろいろありますけど、そのあたりはまた皆さんとコミュニケーションを図りながらですね、このタイミングだったりとか、あとのライブ配信であったりとか、対談企画ですかね、っていうのを進めていけたらなというふうに思います。その対話を通じてですけどシーズンは今積み重なって進んでます。選手たちもやっぱりピッチの上で責任存在を示してくれています。なのでやっぱり25周年、今シーズンにより良い結果が積み重なって出していけるようにそういった中で一緒に盛り上げていければいいなと思ってますし、盛り上げていってほしいなというふうに思っています。ということで動画は以上になります。ありがとうございます。

社長)ありがとうございました