基本的に自宅に毎日いるもんで暇なので(といいつつやることは割とあるのだけれど、やることが3つくらいでマンネリ化しているので)、訪れた海外のスタジアムでも書いていこうかと思います。基本的には試合を見たところ。
アジア
まずはアジアから。日本代表とACLがほとんどです。
北京工人体育場
自分が初めていった海外のスタジアム。なので感慨深いですね。ホテルからバス移動、添乗してる係員に「投石の可能性があるからカーテンを開けないでください」といわれ、2階のゴール裏に詰め込まれたというアウェイっぷりはなかなか刺激的でした。
南京オリンピックスポーツセンター
ACL江蘇蘇寧戦で訪れたスタジアム。くそでかい時間表示が印象的。ここもホテルに集合してバスで行くタイプのスタジアムでした。4月第1週でしかも南京だったので、200人くらいしかいなかった記憶。試合はというと理不尽なPKとかに苦しめられながらもキャプテン森重のセットプレー2発で、ACL中国アウェイ初勝利を収めた場所。中華鍋がデビューしたり、試合後はカラオケ大会が始まったり、試合に勝ったおかげで帰りのバスの台数が減らされたりと(真相は定かではないが)いろんなことがありましたね。
上海体育場
FC東京の試合のなかで悔しかった試合を3つ挙げなさいといわれたら入るであろう上海上港戦の会場。中国にしてはめずらしく、事前集合の必要性はなかったため、試合前からスタジアム近辺のビアホールで集まってどんちゃん騒ぎしたのはめちゃ楽しかった思い出。酒飲めないのに黒ビールを600mlも飲んだおかげでぶっちゃけ試合の細部は全然覚えていないのです。
全州ワールドカップ競技場
これも2016ACLの初戦。アクセスはめちゃくちゃ悪いとの前評判だったけど、乗った高速バスがスタジアムの真横に停車したおかげであまりその評判は実感せず。冬の全州はとにかく寒かったことが印象深いですね。
しかし韓国は見やすいスタジアムが多いですな。
天安スタジアム
2017のU-20ワールドカップイタリア戦で来場。たしか会場のなかで唯一の陸上競技場だったきがします。堂安すげーってのと初めて談合試合というものを目の当たりにしたのでわりかしいい思い出。
釜山アジア―ド競技場
去年の12月に行ったはずなのに全然おぼえていないというか、なんだろう、おもいだしたくないような。。。
ラジャマンガラスタジアム
日本代表最終予選@タイの試合会場で、大学同期と行きました。ブラジルから帰ってきて病気で即入院、退院した翌々日に福岡アウェイに行って、その後すぐタイに行ったの、今考えてみるとやばいですね。
試合は勝ったものの、タイ恒例のスコールにバカスカやられてびしょぬれになりながら応援した試合。タイサッカーって意外と盛り上がってんだな~って初めて実感しましたね。
レフウィヤ・スポーツ・クラブ
中島翔哉もプレーしたチームの本拠地。訪れたのは2016年のU-23アジア選手権でした。カタール市内から30分ほどバスに乗って、本当にこんなところにあんのか?っていう荒地にポツンとあるスタジアム。郊外なので周りには何にもなかったです。
ここで五輪出場決定、またアジア選手権優勝を見たことが大学生活を大きく変えたなぁって今振り返ると感じます。決勝の韓国戦は今見ても興奮しますね。
アル・アラビ・スポーツ・クラブ
同上。カタールのスタジアム。あんまりよく覚えてないけど、たぶんタイ戦かな?
Qatar Sports Club
同上。カタールのスタジアムって大体1万人規模の収容人数で同じような感じなので、あんまり印象にない。
アル・サド・スポーツ・クラブ
同上のカタールでの大会で行ったスタジアムで、イラクがオリンピック出場を決めた試合。カタールのくせに寒すぎたからひたすら売店で甘い紅茶を買っては飲んで、早く終われよって思っていたら延長まで行った、そんな試合。
1万人規模でサッカー専用、空調もついてるような先進的なスタジアムでした。
Al Gharrafa Stadium
カタールのスタジアム。それなりにでっかい円形競技場で日本にありそうな形状のスタジアム。
カップ戦が2試合あったので行くもガラガラ、応援はサクラというか動員されている人たち、チケットはスタジアム前でばらまかれているという日本じゃあり得ない感じでした。こちらも寒すぎたので確か2試合目の途中で帰ったかな。
ヨーロッパ
スタディオ・ヨルギオス・カライスカキス
ギリシャはアテネを旅行しているときに「なんか試合やってんじゃん」ってなって行きました。オリンピアコスのスタジアムで、アテネというよりはピレウスという郊外の街にあるスタジアム。スタジアムでIDカードを発行して、それを提示しないとチケットが買えないというシステムのせいでスタジアムに入ったのが前半終了間際とか、そんな感じだった気がする。
ギリシャというと熱狂的なイメージがあるものの、この試合はカップ戦2回戦かなんかで、2部チームとの試合ということもあり、あまり熱さもなく50%くらいしか人が入っていなくてちょっと期待外れでした。
エスタディオ・ラモン・サンチェス・ピスフアン
初めてヨーロッパに行った時に、セビージャvsレスターを見に行こう!清武も岡崎もいるし!つってViagogoで2万円ちかく払ってCLのチケットを手に入れたものの、試合の前に清武はセレッソに移籍しちゃうし、岡崎はベンチだしでなんとも…って感じでした。スタジアムの見やすさ自体は100点満点。あとはCLのアンセムを生で聞くために2万円払ったといっても過言ではない。
あとここで人生で唯一スリに遭いました。5ユーロちょっとしか入っていない小銭入れだったのでノーダメージでしたが。
エスタディ・コルネリャ=エル・プラット
バルセロナに行って見たのはバルセロナではなくエスパニョールの試合。まあバルセロナの試合がやってなかったから、ってだけなんですけどね。エルプラットは空港寄りにある、バルセロナ郊外のスタジアム。大きいながらも傾斜もあり、当日券も安くていいスタジアムでした。吹田に似ているかも。
試合は、というと前半7分くらいにオサスナの選手が一発退場して、防戦一方のオサスナをタコ殴りにするというなんとも見ごたえのない試合。少年時代によくテレビで見ていたレジェスの雄姿を見れたのはラッキーだったなと。
スタディオ・オリンピコ
ヨーロッパ旅行中に訪れたスタジアム。ローマvsナポリという好カードにも関わらず前日に定価でチケットが手に入るというのは、うれしくもあり、イタリアサッカーの現状を表しているようですこし寂しくもあり。
スタジアムに入った瞬間のRoma Roma Romaのアンセムの声量の野太さ、デカさに覚えた衝撃は今でも鮮明に覚えていて、お気に入りのアンセムの一つです。
Curva Sudが応援ボイコット中だったのにこれだけの声量がでるのはすげぇなあって思いました。また行きたいスタジアムの一つ。
パルケン・スタジアム
われらがFCコペンハーゲンのホームスタジアム。はこ型のスタジアムで、ジムやオフィスルームなど併設の、近代多目的サッカースタジアムのお手本のようなスタジアム。
コペンハーゲンの中心から徒歩25分、とかだったものの今は地下鉄の駅ができたので、そこから歩いて5分ほど。留学中にまた行きたいなぁと思うばかりです。
Volksparkstadion
HSVのスタジアムで、最寄り駅で降りてから延々と森の中を歩かないとたどり着けないスタジアム。正直アクセスだけだったらザンクトパウリのほうがよっぽどいい。
ウルトラスというかサポーター団体は2階ゴール裏のコーナー付近に陣取るというなかなかユニークな感じでした。
よっちと高徳を見に行って二人とも見れたし、FC東京のフラッグによっちも反応してくれたからうれしかった思い出。
試合はというと、これでもかというほどHSVのペースだったのに勝ちきれず「こりゃあ2部に落ちるわ」という感じで、なんとも暗澹たる雰囲気でした。あとシベリア寒波が来ていたおかげで氷点下10度とかで死ぬほど寒かった。。
トルコ・テレコム・アリーナ
ガラタサライのスタジアム。トルコはチケッティングシステムがややこしすぎてもう行きたくないなというのが正直な感想。行くなら試合以外目当てで行って、行った時にたまたま試合があって当日ダフ屋でチケット買っていく、くらいだろうか。
チケットカウンターの人間と相当バトって疲弊したものの、スタジアムの熱気は今まで見てきたなかで5本の指に入るし、劇的な決勝点が長友のアシストだったというのも行ってよかったポイント。
スタッド・ピエール=モーロワ
リールのホームスタジアム。日本代表対ブラジル代表を見に行ったスタジアム。スタジアムはめちゃくちゃ見やすくて併設のでかいショップがあるといういかにもなヨーロッパのスタジアム。VARが試験的に導入された試合だったため結構なぐだりっぷりで、これならなかったほうがよかったなぁとか思ったりしました。あとはマルセロのゴールがすごすぎて記憶が全部そこに持っていかれた。
Jan Breydel Stadium
ブルージュのスタジアム。ブラジル戦に続き戦ったベルギーとの試合を見に行きました。アウェイ席は2階だったのだけれど、初めて網とかで隔離されてるタイプのスタジアム構造でちょっと興奮した(写真の通り見にくいけど)。雰囲気は至って牧歌的だったものの、後々テロの危険性があったと聞いて戦慄しました。
ルジニキ・スタジアム
ロシアワールドカップのメイン会場でとにかくバカでかかったスタジアム。ちょうどデンマークに留学中だったので、デンマーク対フランスを見に行き、非常に楽しみにしていたのにまさかの談合試合でちょっとガッカリ。貴重な体験とて2回も3回も見るものではない(しかもこの数日後にヴォルゴグラードで日本サッカー史に残る談合試合を目撃)
エカテリンブルク・アリーナ
異常な仮説スタンドで世界中を震撼させたエカテリンブルク・アリーナ。あの仮設スタンドの上のほうから写真を撮りたい!なんて思っていたものの、ゴール裏下層部と分断されていたため行けず。その代わり前から2列目だったのでめちゃくちゃいいポジションで試合を見れました。モスクワまでの帰りが30時間の寝台列車でもういいやってなりました(その後100時間ほど乗ってます)
ヴォルゴグラード中央スタジアム
例のポーランドとの談合試合の試合会場。酷暑のなか、負けてる段階で突如として攻めるのをやめる日本代表、試合中ビジョンに表示される順位表を見てすべてを察するサポーター、ブーイングする外野、事情を知らない日本人など、とにかく異様な雰囲気はたぶん忘れないだろうなあと。ビザの期限とか留学先から日本への帰国日を考えて試合翌々日にデンマークに帰る予定だったものの、モスクワに戻る電車の中で「どうするよ、行っちゃう?」となり、ロストフまで残ることに。
ロストフ・アリーナ
ロストフでのベルギー戦は、人生で見た中で印象深い試合ベスト5に確実に入ってきますね。乾のゴールは、乾の放ったシュートの延長線上で見ていたのでゴールへの軌道がしっかり見えて、それ故に鮮明に覚えているし、チャドリの逆転ゴールもしっかり目に焼き付いています。いまだにハイライトとか見ると「うわああああ」ってなりますね。
ゲーフラを没収されたり、セキュリティからつまみ出されかけたりしたのも今となってはいい思い出。
Başakşehir Fatih Terim Stadium
国内外合わせて一番最近行ったイスタンブールバシャクシェヒルのスタジアム。コペンハーゲンの試合をわざわざ見に行ったわけですが、こういう状況になると、あの時無理して行ってよかったなぁって改めて思いますね。ちなみにこの試合を見に行ったおかげで現在貯蓄はほぼゼロです。
北アメリカ
Stevens Stadium
サンノゼ・アースクエイクスの試合を見に行ったスタジアム。今はサンノゼはAvaya Stadiumという立派なスタジアムを持っていますが、この時はそんなものはなかったのでサンタクララ大学の競技場を借りる形で試合をやっていました。チーム自体もぱっとせず(いまだにパッとしてない気がするけど)、唯一の有名プレーヤーのウォンドロフスキがこの日もゴールを決めていました。
ヤンキー・スタジアム
リオ五輪を見に行く途中で寄ったニューヨークで、たまたまサッカーやってんじゃんってなって行ったスタジアム(そのパターン多い)。名前の通りヤンキースの野球場と併用ですね。札幌ドームより幾分か無理やり感が強い。
sランパード・ビジャ・ピルロなど錚々たるメンツを見て「おおっ!」となったものの、後半突然の雷雨で試合が中断。始まる気配もなく出発のフライトも近かったので後半途中で帰ることに。
南アメリカ
マラカナン競技場
ブラジルサッカーの聖地としても名高いマラカナン。2016年のリオ五輪の決勝と、2019年のコパアメリカで計2回行きましたが、まあとにかくでかいスタジアムですね。リオの決勝での勝利後、周りのブラジル人が号泣していたのが印象的で、やっぱり王国の情熱半端ないなぁって思いました。
3年ぶりに行ったらゴール裏は1割くらいの椅子が壊れてるかはがされていて、そのままにされているのもまたブラジルらしいなぁと。
Arena Corinthians
リオ五輪の際に、コリンチャンスの試合を見に行きました(リオの時はリーグ戦が普通にやってた)。イタケラというサンパウロの郊外のあまり治安のよくない場所にあるものの、試合日は人も多いのでそんなに危険な感じはせず。この年はコリンチャンスの調子がめちゃくちゃ悪く、平日夜のこの試合はその年の最低観客数だったらしく、盛り上がりには欠けていたらしいものの、ブラジルセリエAを見れたので十分満足。
エスタジオ・ド・パカエンブー
この例のなかで唯一サッカーを見ていないスタジアム。ゴール裏にはサッカーミュージアムがついていて、そこからピッチ上につながる地下通路みたいなのがあって、ピッチ目線で写真を撮れたりするので総じて満足度が高く、スタジアムの客席もボロボロで、もう現役競技場として使われていないのかと思いきや、いまだに現役のスタジアムだというのが一番ビビる。一度でいいので試合を見てみたいスタジアムの一つです。現在はなんとコロナの影響で臨時医療施設になっているそう。
Amazônia Arena
思い出のスタジアムの一つ。ナイジェリア代表は前日まで給料の問題で到着するか分からない、みたいな状態だったこともあってスタジアムは異様な雰囲気。親日なブラジル人は当然日本を応援するかと思いきやほとんどがナイジェリアを応援していてアウェイな感じに。でっけぇ蛾が上からうじゃうじゃ落ちてくるのも、ナイジェリアがめちゃめちゃ強いのも、想像以上だった。でも多分、この瞬間が大学5年間で一番楽しかった瞬間なんじゃないかなぁとも。言葉じゃ表しがたい経験だったなぁと思います。
Fonte Nova Arena
リオ五輪、グループリーグ3戦目を戦ったスタジアム。ゴール裏の片方がオープンスペースのような感じになっていて、片側にはスタンドがないという珍しい形のスタジアム。スタジアムのすぐ横がファベーラになっていて、チケットを買えなくてファベーラに突入してチケットをゲットした日本人サポーターもいたり笑
この試合で勝ったとしても裏の試合の結果次第、みたいな非常に厳しい条件の中日本代表は勝ったもののあえなく予選敗退。勝っても予選敗退は敗退だし、そういうことをはっきりと突き付けられたからこそ、ポーランド戦やイタリア戦での予選突破に胸を張れたような気がします。
モルンビー
コパアメリカ予選初戦。チリ人が9割を占めるような圧倒的アウェイで圧倒的敗北。
スタジアム自体は、旧国立競技場を思い出すような外見でノスタルジックな気分になりました(外観の写真がない)
アレーナ・ド・グレミオ
ポルトアレグレにあるグレミオの本拠地。日本代表サポーターは2階ゴール裏に固められていましたが、2階といえども傾斜がめちゃくちゃあったので、それなりに見やすかった記憶。
ジャエルのゲーフラ持っていってグレミオファンと騒いだのもいい思い出ですね。
そんな感じで、国や大陸に偏りはあるもののだいぶ行ったなぁ、あの時楽しかったなぁと書いてて懐かしくなりました。今スタジアムに行けないのが非常にもどかしいけど、行けるようになった時のためにエネルギーをためておこうと思います。