備忘録

書きたいことや思ったことの殴り書き。

アフリカ旅行記【準備・持ち物編】

さて、アフリカに向かっています。

カメルーンぶり、3ヶ月ぶりのアフリカ。

とりあえず3ヶ月ほどスケジュールを押さえて、がっつり長期旅行してきます。

働き始めたらしばらく旅行に行けないので、どこを旅行するか色々考えたのだけれど(と言っても中央アジアかアフリカの二択)、中央アジアに今行くのは少しリスキーかなあ、というのと、個人的には中国から陸路でキルギスに入るルートに憧れててそれが今回は不可能なので、アフリカに行くことに。アフリカもまだカメルーンしか行ってないですしね。

 

アフリカと言えど広し、なわけですが、アフリカは飛行機が高いため基本的には陸路がメイン。完全な縦断も考えたのですが、中部・西アフリカルートは治安的に論外、行くならエジプト→スーダンエチオピアからの東アフリカルートだけれども、外務省のページを見る限りスーダンエチオピア間の移動がかなり怪しげだったので、ケニアから入って南アフリカから出国するルートを選びました。

ちなみにオマケで南アフリカからの帰国途中カタールによってW杯を見る予定です。

 

【旅程】

ケニアから入るわけなんですが、ケニア南東部にあるモンバサ近くの村に用があって、そこからタンザニア国境までは目と鼻の先。なのでナイロビ→モンバサ→タンザニアと行けると非常に効率がいいのだけれど、ケニアの西にあるウガンダルワンダにも行きたく、モンバサに行ってからウガンダルワンダに行くのは著しく効率が悪いので、ナイロビに数日滞在した後ルワンダの首都キガリに飛び、キガリから陸路旅をスタートさせることにしました。

飛行機は

9月3日 ナイロビ着

11月21日 ヨハネスブルク

でとっているので、まあ80日弱でヨハネスブルクに着けばいいわけで、

グーグルマップで測ると3000キロ弱。

って考えると余裕な気がしてきます。が、しかし、ここに「あそこに行きたい、ここに行きたい」とかを入れていくと

8000キロ、、、なんと3倍近くも距離がかかるという。

単純計算でも1日100キロ、アフリカの道路は基本劣悪なので、これを全部陸路でやろうとするとおそらく過労死します。

まあこれは超欲張りプランなので、ここまではやらないと思いますが、ザンビアジンバブエを経由するのか否か(経由するとしてビクトリアの滝に行くのか否か)、レソトエスワティニの2国をどうするのか、あたりが時間によって変わってくるのかなぁと。

あとはザンジバル島に寄るのかとか、サファリにどれくらい割くのか、とかとか。

 

そもそも陸路国境がどれくらい空いているかも未知な部分もあるので、この辺は臨機応変に行こうと思ってます。

絶対に寄るのはルワンダウガンダケニアタンザニア、マラウィ、モザンビーク南アフリカ。これらを通る最短ルートは6000キロほどなので、まあ無理じゃあない、といった感じ。

自分史上1回の移動で一番距離が長かったのがモスクワーエカテリンブルクの1600キロ。これを考えるとなかなかな距離…

 

【持ち物】

3ヶ月分のアフリカ旅行に加えて、その後カタールW杯に行く盛りだくさんプラン。

とはいえそんな長旅でもリュック1つにまとめました。特に今回はかなり綿密に荷物の厳選を行ったので、書いていきます。

バックパック

Peak Design Travel Backpack 45L

旅行の肝とも言えるバックパック。今まではフェールラーベンのRaven 28Lを使っていたのですが、カメルーンでだいぶボロボロになったのと、やはり長期旅行にはかなり小さいので、買い換えました。

色んなバッグを検討しましたが、機能性の高さ、頑丈さ、カメラを持ち運ぶ上での相性の良さを考えた結果Peak Designに。

基本的に機内に持ち込めるのもグッド。

本体がそれなりの重さあるので、全部荷物を詰めた時の重さはまあかなり重いですが、それでもこれだけ荷物入るならオッケーでしょう。

買ってから既に旅行に何回か持って行ってますが、特に不満はなしです。

 

Matador Ongrid Packable backpack 16L

Peak Designのバックパックをいつも持ち歩くのはだいぶ大変なので(宿によってはそうせざるを得ない可能性もありますが)、折りたたみ可能なリュックを購入。

matadorのやつは防水性もあり、ショルダーの紐が比較的ちゃんとしててパソコンを入れる場所もついてる(とはいえこれはおまけのようなもの)のでこれで、ということに。日本でもヨーロッパでも品薄だったのですが、なぜかAmazonで定価以下で買えたのでラッキーだった。

The North Face ウェストバッグ

いつも使ってるウェストバッグ。リュックすら持ってくほどでもないような街歩き用。あとはバックパック背負ってる時にこれを前掛けで持って、中に出す頻度高いもの入れておくと何かと便利。

【衣類】

洋服は大体シャツ5着、ズボン4着、上着1着、下着1週間分くらい、って感じ。

長年長期の旅行をしてて一番悩むのが洗濯。今まではなんとなーくありあわせの洋服とありあわせのもので洗濯をしていたのですが、今回は結構ちゃんと考えながら選びました。

こだわったのは乾きやすさと軽さ。まあこの辺を考えるとメリノウール素材のものを選ぶのがよかったとは思うものの、メリノウールは値段が張るので、ユニクロで乾きやすそう&軽そうなのを主に選びました。

ユニクロ 感動イージーパンツ

長ズボンでゆったり目かつすぐ乾きそうなやつということで。

ユニクロ ステテコ

軽めかつ乾きやすそうなやつ

ユニクロ エアリズム 半ズボン

これも乾きやすそうだったので。

Quechua 半ズボン

オランダのDecathlonで購入した半ズボン。乾きやすい生地で、なおかつポケットが多くジッパーも付いているので防犯的な観点でも◎

 

ユニクロ エアリズム 半袖Tシャツ

エアリズム、来てて涼しいのがとてもよい。

ユニクロ ウルトラストレッチフルジップパーカー

ナイロビとかはまだ冬で肌寒そうだったので、羽織りとして使う予定。

The North Face ジャケット

レインコート/ウィンドブレーカーとして活用。ノースフェイスの中では一番安い類のジャケットだけど、一応耐水性はあるとのこと(ただ豪雨だとあんまり効かなかった印象)。

 

あとはワールドカップとかを見据えてのユニフォーム類。

2007-2008 日本代表ユニフォーム 長袖

リオ五輪以降の日本代表の試合は全部このユニフォームで見に行ってる気がする。個人的にはデザインというよりかは、アディダスとエンブレムが刺繍なおかげで、旅行先で雑に洗っても問題ないってのがでかい。

2018年 FC東京アウェイオーセンティックユニフォーム

持ってくなら一番どうでもいいユニフォームだな、って思って、数年前に在庫処分5000円で買ったオーセンティックユニフォームを持ってきました。この年のオーセンティックはエンブレムが刺繍なので洗濯で剥がれるリスクも低いということで。

 

で、これらを収納するためにパッキングキューブを2つ持っていきます。

Peak Design Packing Cube M

ピークデザインのパッキングキューブ。収納力もそうだけど、バックパックにすっぽり収まるのがポイント高い。オランダでバックパック買ったらサービスでついてきました。日本で買うと結構高いのでラッキー。上にあげた下着以外の洋服類は全てこの中に突っ込みます。

無印良品 パッキングキューブS

下着類は無印の出しているたためるパッキングキューブへ。正直パッキングキューブはどこのやつでもいいとは思うけど、2つ入れられる場所があると洗濯物を分けられるから便利ですね。

 

【生活用品・機械類】

全部あげるとキリがないので、特筆する必要がなさそうなものは商品名とかは割愛。

Osprey Ultralight Zip Organizer

アウトドアブランドのOspreyの出しているウォッシュバッグ。これ系のポーチだと個人的にはかなり機能性が高いと思っているのですが、何故かあまり有名ではない。

この中には常備薬、クリーム系薬、化粧水、洗濯用品、糸ようじ、髭剃り、歯ブラシ、歯磨き粉、絆創膏、体温計、爪切り、とあらゆる化粧品が入ってます。

値段も4-5000円ほどでさほど高くないので個人的にはベストバイの一つ。

Sea to summit pocket laundry wash

アウトドアブランド、Sea to summitの出している洗濯用品。水に溶かすと衣料洗剤として使えるシートが50枚も入ってる優れもの。優れものと書いたものの、まだ使ったことがないので今回の旅が初めて。

Sea to summit Clothesline

大体どこにでも引っ掛けたりして使える洗濯紐。ミニマムな作りなのに簡易洗濯バサミのような機能もあって非常に優れている。

Sea to summitの製品のいいところは、価格帯がそこまで高くないから手が出しやすいところ。

折りたたみハンガー

どこのやつか忘れたけど、オランダのbeverというアウトドアストアで買いました。

Matador flatpak soap bar case

matadorの人気商品のひとつ。石鹸を持ち運べるケースってあるようで意外と少ないから、matadorのこの商品は結構助かる。スマートに旅行したいならmatador製品は重宝したいところだけど値段と米国外での品薄が難点。

牛乳石鹸 赤箱

石鹸は洗顔も問題なくできそうなもの、という基準で牛乳石鹸にしました。

Sea to summit Pocket Towel XL

早く乾くかつそれなりに大きめのタオルを探してて、Matadorのと迷ったけど結局入手のしやすさからSea to summitの方を選択。

 

エレコム ポーチ バッグインバッグSサイズ

エレコム、なんやかんやでポーチなどの品揃え豊富だし機能性はかなり高い。

このポーチは基本肌身離さず持ち歩くようにして、必要最低限のものをいつも入れて持ち歩いてます。具体的にはイヤホン、モバイルバッテリー、それらのケーブル、薬、ステッカー。ステッカーが必要最低限なのか、は置いておいて。

ソニー WI-C310 ワイヤレスイヤホン

左右がケーブルで繋がってる系のワイヤレスイヤホン。そろそろ買い換えどきな気もするが惰性で使い続けて4年目。

Anker Powercore 10000mAh

これも定番。特に文句なし。

Incharge X

USB typeC/A とLightning/micro USB端子を繋げられるミニマムなやつ。

一見めちゃくちゃ便利に見えるけど、外したキャップをどうするかに困るのと、ケーブルがいかんせん短すぎるので使い所は意外と限られる。モバイルバッテリーからスマホを充電するときの相性はとてもよい。

Aer Slim pouch

PC周辺機器などを入れる目的で今回購入。テックポーチ系も星の数ほどあって、Peak Designとかも考えたのだけど、比較的小さい(薄い)ほうが普段使いもしやすそうだな、ということでAerのやつにしました。中身はコンセントのアダプタ2つ、USB typeC-Lightningケーブル、USB typeC - USB typeCケーブル、iPhone用SDカードリーダー、USBハブ、マウス、ACアダプタ。

Anker Powerport III 65W

USB typeCの端子が2つついてる、合計65WのACアダプタ。これで一応パソコンとスマホを充電できるはず。

Apple純正 SDカードリーダー

SDカードをつないでLightning端子で接続したらすぐに写真が読み込める優れもの。取って出しに最適。

HP Spectre x360

普段使っているノートパソコン。3年間がっつり使ってそろそろバッテリーの減りが早くなってきたものの、まだまだ現役。iPadを持ってくるかパソコンを持ってくるかで迷ったけれど、結構パソコンを使わないとできない作業が多そうだったので今回はパソコンのみ持参。

 

Peak Design カメラキューブS

カメラを運ぶ上で大事なのがカメラキューブ。というかピークデザインのバックパックを買ってカメラキューブを買わないなんて非常にもったいないので、バックパックと合わせて購入。Sサイズでもフルサイズの一眼+レンズ2つとか余裕で入るので、かなり便利です。今回はフルサイズの一眼レフカメラ、望遠レンズ、コンパクトなミラーレス一眼を持ってきました。それに加えて予備のバッテリーと充電器も入るので、やっぱりカメラキューブは優れもの。

Nikon D500 + Tamron 17-400mmレンズ

アフリカ旅行、長丁場かつ結構タフな旅行になりそうだったので重たい+貴重品のカメラを持っていくかは結構迷ったのだけれど、やっぱりサファリとかに行くなら望遠レンズは欲しいよなあってことで持っていくことに。盗まれないことを祈るのみ。

Nikon V1 + 50mm/F1.8 レンズ

とはいえフルサイズを街中とかでいつも出してたらかなり目立つので、コンパクトなミラーレスをじゃんぱらにて中古で購入。

 

本当はVlog用にOsmo pocket 2を持っていく予定だったのですが、購入したものがまさかの不良品でうまく動かず、結局返品。新しいものを届けてもらうには時間が足りなかったので、あきらめました。

 

Sea to summit ドライサック

あんまり使用例は想定していないけれど、汚れたものとかを入れておけるということで購入。洗濯とかにも使えそうではある。かさばらないので、リュックに巻き付けてある。

 

フェールラーベン Gear Pocket Bag

薄いものを入れられるポーチ。Simカード、Simピン、ペン、ノートなどを突っ込んでます。

 

【その他】

Heroclip Large

カラビナとしても、荷物の吊り下げにも使える優れもの。カラビナはあるに越したことはないのでとりあえず持参。

Niteize S-Biner

これもロックが出来るカラビナで、鍵等の保管とかに便利。いろんな使い方が出来るのでとりあえず5つほど持参

ビーサン

長期旅行かつバックパッカーにおいてビーサンは必須アイテム。今回はワールドカップもあるので、前回のロシアW杯で買ったものを持ってきました(失くしそう…)

ステッカーセット

サッカー好きとの交流には必須アイテムことステッカー。新作含めかなり持ってきました。

FC東京Lフラッグ

これも遠征とかのときはいつも持ってきてるので、とりあえず惰性で持ってきた。

 

てなかんじで持ち物は多いです。が、極力小分けしてポーチなどに入れているので、あまりリュックの中がとっ散らかることもないかなぁと思っています。ちなみにかなり重いので、腰とかに負担はかかりそう。

パッキングキューブ2つ、カメラキューブ、OspreyのToiletry bag、Aer Slim Pouchに手荷物の8割は入っていて、これらをリュックのメインのコンパートメントに突っ込んで、あとの小物はリュックのポケットとかに入れておけば基本的には問題なく持ち運べそう、といった感じです。虫よけとかは日本で買ったものの威力はたかが知れてる(規制によって海外製のものよりDEET濃度が低い)ので、現地調達の予定。

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これが
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こう

【まとめ】

アフリカで何をやるか、とかは具体的には決めてません。というか、基本的には人に会ったり、日本とは異なる世界に身を置いていろんな人とコミュニケーションをとりたいなぁって感じで。いつも以上にのんびりした旅に出来たらな、と思っています。

で、旅においての些細なストレスを感じないためにも、出来る限り荷物に工夫をしたつもり。

これが上手くいくかどうかは、まあまた旅行の途中なり終わりに検討出来たら、と思っています。